続・なぜ日本は海上護衛に失敗したか

ない袖は振れなかった…… タイトルを『日本海軍も海上護衛の重要性に一部が気づいていたけど……』から変更しました(2015/5/28
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扶桑委員会 @fussoo_moe

アメリカ相手だと必要な戦力が文字通り桁一つ違う。短期的に勝利して一時的に優勢することはできても長期的にはそれ以上の数をぶちこんでこられる。で、通商破壊も海上護衛も短期決戦なら必要ないんよね。。

2015-05-27 15:54:22

日本が想定していた海上護衛は日本-中国航路だったのでは、という話

えいち・えむ・えす・ゆりしーず @hms_ulysses

この両日「日本海軍は海上護衛軽視していたか」みたいな話をちらほら見るんだけど、帝国国防方針見ると別に会場護衛を軽視していたわけじゃなくて、ただそのシーレーンを日支航路に想定し、主脅威をソ連太平洋艦隊としていたという話、福井静夫さんの本か、世界の艦船の昔の海防艦特集号に載ってた記憶

2015-05-27 23:57:21
えいち・えむ・えす・ゆりしーず @hms_ulysses

だから対潜艦艇として駆潜艇が期待されてたという話の流れだった気がする。

2015-05-27 23:58:18
えいち・えむ・えす・ゆりしーず @hms_ulysses

そもそも南方から資源を還流させて持久体制を取るという戦略そのものが無理な選択肢とされていて、軍事史学139号の荒川憲一「戦間期の戦争経済研究について」にその辺紹介されてます

2015-05-28 00:01:01
えいち・えむ・えす・ゆりしーず @hms_ulysses

脚注で引かれてるの孫引きしてしまいますが「南方より軍需物資を内地に還送して持久戦を策することは彼我の国力、軍備上からも成算立たず したがって南方資源地帯より内地までの海上交通線確保の能否の検討は実施せず」とのこと(中沢佑「帝国海軍と内南洋回想」)

2015-05-28 00:06:06
えいち・えむ・えす・ゆりしーず @hms_ulysses

あーあと昨日の話の補足ですけど、WW2時のソ連太平洋艦隊、潜水艦80隻前後保有してて、太平洋戦争開戦時のアメリカ太平洋艦隊の潜水艦が真珠湾とフィリピン合わせて50隻強だったというのは、紙の上での戦力見積もりとしては意識されてたはず。

2015-05-28 10:35:19
SUDO @sudo_simoigusa

対潜航路護衛が対ソ連なのは単純な話で、最初から制海権で圧勝してて問題にならないからである

2015-05-28 00:09:35
SUDO @sudo_simoigusa

制海権を持ってない側が嫌がらせ的にゲリラ戦しかけるというのが通商破壊の一面であるというだけの話。

2015-05-28 00:10:23
SUDO @sudo_simoigusa

これで仮にソ連太平洋艦隊がすっごく強力だったら、対戦護衛だの以外も考えないといけなくなる。高速艦による船団襲撃とかねw

2015-05-28 00:13:40
SUDO @sudo_simoigusa

それどころか決戦に負けて主力部隊が以下略とかも考えないといけないわな。日本海海戦で負けたらとかがこのパターン

2015-05-28 00:14:51
SUDO @sudo_simoigusa

まあつまりは決戦に勝ったとしても潜水艦等によって手出しはされ続ける。でも決戦に負けたら全部失う。そういう条件で決戦を優先しないという考えは中々難しいよねというのが海洋国であると

2015-05-28 00:16:53

日本の造船能力も関係してるっぽい?

まとめ なぜ太平洋戦争日本の造船はしょぼかったのか~平時の需要と戦時の需要~ アメリカと比較してしょぼいといわれがちな戦中日本の造船能力だが、なぜそんな規模だったのか。 結論:アメリカと戦争してはいけない 55328 pv 424 45 users 21