東京大学のサークル「行政機構研究会」が研究者のつくる生命倫理学系の研究団体に対して「オモチャ」「ヤバイ団体」などと揶揄

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

これまで私の中に留めて黙っていましたが、周囲に話したところ、きちんと批判すべきだという意見がありましたので、5月17日の野田聖子の講演会を巡り東京大学行政機構研究会との間であったやりとりを紹介します。@asr31st　gogatsusai.jp/88/visitor/eve…

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

これから紹介する内容は、私はもちろん、全ての人々に見える形で行われたものですので、このような形で公に説明するに何ら問題はないと思います。また本件について、講演会の後に司会者を含め現場にいた男子学生3名と話をしました。その時に、彼らは自分たちの行為を認めています。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

問題は、私が最初に先方のアカウントの情報をリツイートし、そして野田聖子の議論に関する問題を指摘したことにさかのぼります。その時、最初に先方の関係者から私に返されたツイートが、（彼らの）「オモチャ発見」というものでした。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

その後、先方は私のツイートをリツイートし、やはり私はもちろん、誰にでも公開された形でツイートされたのが「ヤバイ人がくるらしい」という内容でした。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

それに続けて「ヤバイ団体が来るらしい」といったツイートも、やはり公開の形で行われました。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

私の研究会は死生学に携わる研究者による団体です。設立した当時、私たちは東大の研究員でしたので、当時の上司であった島薗進先生にアドヴァイスを頂きつつこの研究会を立ち上げました。そして研究会のメンバーが企画し東大で学術シンポジウムやワークショップを行ってきました。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

私も含めて設立メンバーは皆、大学教員として働いていますし、第三者の関わる生殖技術の問題を指摘しているとはいえ、これまでの活動は、学術的な活動のみで、穏やかなものであれ過激なものであれ、政治的な抗議活動を行ったことさえありません。。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

そして言うまでも無く、私はこのツイッターで実名と所属を明かしています。その様な形でツイートをしている相手を、東京大学行政機構研究会の学生は「オモチャ」として公けの場で揶揄し、私を「ヤバイ人物」と位置づけ、研究会を「ヤバイ団体」と位置づけました。。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

恐らく、その時点では、私が研究者であること、この会が研究者による団体であることを確認していなかったのだと思いますが、これらの発言は、それらを共有している東京大学行政機構研究会野田聖子講演会の関係者たち@asr31stの自意識を、端的に示しているものでしょう。

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

そこにあったのは、敢えて砕けた言い方をすれば「東大の政治サークルのオレ様にいちゃもんつけやがって、おらおら、オレ様たちでいたぶってやるぜ」という意識です。相手が、そのように返せば怯む人間だと思ったのでしょう。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

その感覚が、私にとっては不思議でなりません。彼らは、自分が東大のサークル関係者であることを示せば、相手が黙ると思い込んでいるのです。（もし私の立場を知ってそのような返答をしてきたのであれば、そう反論なさって下さい。その場合、別の視点からの意見をお伝えします）。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

行政について興味があるーーつまり市民の生活のあり方について興味があるというスタンスを示しておきながら、彼らの根底にあるのは、日本の多くの人々が、東大のオレ様にひれすだろう、という自己陶酔からもたらされる、他者への侮蔑的なまなざしなのです。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

このツイートは比較的早い段階で削除されましたが、次にツイートされたのが、先ほど言った、私個人に対する「ヤバイ人間」という表現と、私の研究会に対する「ヤバイ団体」という表現です。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

このツイートはかなり長い間公開されていましたし、リツイートされていました。ツイートをした本人だけでなく東京大学行政機構研究会の複数の関係者が知っていたはずです。特定の研究団体を「ヤバイ」と判断したのならばそれなりの理由があるはずです。それをきちんと説明して下さい。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

ましてや政治、行政に関心を持って活動しているサークルなのですから、ある団体を公に「ヤバイ」と発言するということが、いかなる責任が伴うかについては理解しているはずです。もしそのような責任も考えず軽々に発言したのなら、自分たちの認識の甘さを反省すべきです。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

この件はまだ続きがありますし、生命倫理学の専門家を中心に、多くの研究者から、この件の問題の深刻さについて指摘を受けており、関心が高まっているようですので、明日以降も引き続き説明します。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

先日の東京大学行政機構研究会との問題の続きをご報告します。その後の出来事を説明する前に、これまでの件の問題を整理しておきたいと思います。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

まず、私が問題だと考えているのは、次の2点です。関係者が、部外者からの意見に対し、その人物を、自分たちのサークル仲間の「オモチャ発見」と揶揄する返答をした事実です。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

先日述べた様に、これは彼らの優越感に基づいた自己陶酔の現れですが、そのような発想を、意見を述べた人物に直接告げる事実と、このサークルの関係者の間で、そのような発言が何ら違和感のないごく自然な、もしかしたら日常的な行為として認識されている事実が、私には驚愕でした。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

これは、彼ら東京大学行政機構研究会の関係者が（31期の方が中心のようです）、大学外の一般人の意見や存在そのものを軽視していると同時に、自分たちは、それら一般人への「暴力」が許される特権階級にいる、またその様な階級が存在すると信じている事実を示しています。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

いずれにせよ、社会である地位にいる事実は、その人が他者に対していかなる暴力的発言をしてもいいという根拠にはなりません。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

ちょうどいいツイートが回ってきたので紹介します。彼らが行ったのは、このような被害者意識によるものでしょう。@asr31st twitter.com/kinkuma0327/st…

じこぼう @kinkuma0327

言論の内容が批判されているのに、あたかも批判により、自分の言論の自由が脅かされたかのように被害者意識を語る論者をしばしば見かけるが、「言論の自由」とは誰からも批判されることなく、言いたいことを言いたいだけ放言できる自由とは違うってことは、何百編でも言い続けなければならないと思う。

2015-05-22 13:31:32

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

そしてもう一つの問題が、特定の研究者と特定の研究団体を、公で「ヤバイ」と位置づけたことです。これは私に限らず、様々な研究者や研究団体すべてに関わってくる問題なので、重要なことです。この社会には、様々な形で、意見を政治的な文脈で述べる人々がいます。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

臓器移植問題に反対または推進するために生命倫理学者が、また貧困にいる人々を救済するために社会学者や経済学者が、敢えて発言をする事があります。それらの人々を「ヤバイ」と批判することが、どのような意味を持つのか、政治に興味のある学生だからこそ、考えて欲しいと思います。@asr31st

「代理出産を問い直す会」代表者 @yanagiharay

さて、これらの発言とほぼ同時期に、私が、講演における問題について説明したツイートが、彼ら自身によってリツイートされました。それは、彼らが私の意見を東京大学行政機構研究会の関係者（以下、彼らが用いる「行機民」という言葉を用います）に周知するため行われました。@asr31st