思想地図〈vol.2〉ジェネレーション 「再帰的公共性と動物的公共性」

藤田直哉氏による、『思想地図〈vol.2〉ジェネレーション -再帰的公共性と動物的公共性-』のまとめと、東浩紀氏の返信。
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東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

ぼくは、ぼく自身は哲学や文学が好きですが、みながそうなるべきだと思いません。それは端的に不可能だと思うからです。この分裂を理解してくれないと、東は動物化を肯定しているとか、その逆に東は哲学で社会を変えようとしているとかなるのですが、どちらも誤解です。

2015-06-01 19:48:40
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma

ぼくがゲンロンをやっているのは、哲学や文学を愛するそういう少数派の人々が集まり、議論する場所を作りたかったからです。でもそれが社会を変えるとは思っていません。社会は「動物化した消費者たち」の論理で動くものだからです。これは別に悲観主義でも絶望でもなく、単にリアリズムです。

2015-06-01 19:50:40