音楽批評:歌詞からのアプローチ

まとめました。。。
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栗原裕一郎 @y_kurihara

「中島みゆきは中山みきである」ですね。あれも結局は、吉本のみゆき論がなければありなかったもので、吉本影響下の一つだと思います。収録された『中島みゆき ミラクルアイランド』からして、吉本―みゆき信者の人が編んだ本でしたし。 twitter.com/vitalibri/stat…

2015-06-05 08:48:43
猫飛ニャン助 @suga94491396

@y_kurihara 竹田や笠井は、少なくとも公には、反ニューアカを標榜していましたし、そのところからむしろ、吉本に接近していました。

2015-06-05 10:33:30
Kentaro_SUZUKI @suzuken2002

.@suga94491396 @y_kurihara 1990年代以降、国民思想家の吉本隆明は国民から忘れられ、中島みゆき自身が国民歌手化し(80年代には中島みゆきが嫌いと公言するタモリもいたのに)、かつ『暇と退屈の倫理学』と『理不尽な進化』という「思想書」にさえ、登場しました。

2015-06-05 18:53:17
finalvent @finalvent

吉本隆明は西洋音楽はわかんなかったんじゃないかなあ。

2015-06-05 08:57:03
finalvent @finalvent

小林秀雄は西洋音楽好きではあるけど、オペラとかはわかってないみたいだった。

2015-06-05 08:57:51
小谷野敦アンチTRA🦖 @tonton1965

@y_kurihara 呉さんは昔は吉本を評価してましたよ。

2015-06-05 09:23:44
栗原裕一郎 @y_kurihara

リスナーが歌詞に感動するのは当然なんですよ。おれもしょっちゅう「何これ、超いい詞じゃね?」とか思ってますし。ただ論評するとなったとき、音楽を構成する要素は数々あるのに、なぜ歌詞や精神性だけが特権的になってしまうのかという話ですよね。 twitter.com/zubapita/statu…

2015-06-05 09:28:07
根岸智幸 @zubapita

ロッキングオンも吉本隆明のポップス批評も知らんけど、僕はももクロやさくら学院の歌詞に胸打たれ、涙を流す。同じようなオッさんは多いらしい。 twitter.com/y_kurihara/sta…

2015-06-05 09:07:00

kentarotakahashi @kentarotakahash

マジか→中島みゆきだけを論じた本が30~40冊 twitter.com/y_kurihara/sta…

2015-06-05 08:42:34
栗原裕一郎 @y_kurihara

2000年前後くらいに、中島みゆき論をまとめるみたいな記事を書いたんだけど、その時点で中島みゆきだけを論じた本が30~40冊くらいあったのかな(原稿データがミッシング)、で、そのほぼすべてが歌詞論で、さらにはほぼすべてが吉本隆明影響下にあったという。

2015-06-05 07:47:05
kentarotakahashi @kentarotakahash

歌詞論による音楽批評というのも、やってみたい気はする。これまで避けて、避けて、やってきたが。

2015-06-05 08:48:36
kentarotakahashi @kentarotakahash

別に避けてきた訳ではないか。ただ、興味がサウンド&レコーディングに向いていて、音楽の感動よりも音響の快楽、などと言ってしまう人間ゆえに、あまり触れて来なかったというだけだな。

2015-06-05 08:53:32
kentarotakahashi @kentarotakahash

でも、ここぞという時に、歌詞に言及するというのはアリと思っている。

2015-06-05 08:56:49
kentarotakahashi @kentarotakahash

『スタジオの音〜』でも、一カ所だけ、曲のメッセージに言及したところありますよ。RT @wms: これは期待せざるを得ない。RT @kentarotakahash: でも、ここぞという時に、歌詞に言及するというのはアリと思っている。

2015-06-05 09:22:51
kentarotakahashi @kentarotakahash

歌詞も、当然ながら、サウンドを構成する一要素なので、その意味では、サンレコだって、「歌詞を考える」特集とかあっても、いいのかもしれない。

2015-06-05 09:26:32
kentarotakahashi @kentarotakahash

細馬さんの「うたのしくみ」は、ある意味、サウンドの一要素としての歌詞、ということにまで踏み込んだ論だよなあ。

2015-06-05 09:29:27
kentarotakahashi @kentarotakahash

歌詞は音節からなりますから、サウンドです。声は関係ないです。QT @benoitko なんでサウンドなんだよ、サウンドは音なんだから、そこはミュージックだろ。ほんと、ベノワ様をイライラさせることに関しては天下一品やな! というか、それ言いたいなら歌声だろ。歌詞とは別物。

2015-06-05 09:54:02
kentarotakahashi @kentarotakahash

歌詞のテキストだけ見て「うた」を語るのと、波形だけ見て「サウンド」を語るのと、似てる気がしないでもない。

2015-06-05 10:19:23
kentarotakahashi @kentarotakahash

いや、そんなに驚くことでも。こないだのナタリーのサザンの原稿だって、歌詞のこと書いてますし。RT @suzukisgr: !!!RT @kentarotakahash: 歌詞論による音楽批評というのも、やってみたい気はする。これまで避けて、避けて、やってきたが。

2015-06-05 13:03:20
kentarotakahashi @kentarotakahash

歌詞って、そんなもん重視してない風の人の方が、面白かったりもしますよね。青山陽一さんなんて、ふだんギターの話しかしてませんが、実は歌詞凄いですから。ベスト盤で、そのへん再確認したところ。

2015-06-05 13:08:23
高岡洋詞 TAKAOKA Hiroshi @tapiocahiroshi

(先RT)わかる。青山陽一さんの歌詞はすごい。僕もベスト盤で再確認したクチです。

2015-06-05 13:09:32

根岸智幸 @zubapita

歌詞や精神性に言及するのは、それが僕ら文系人間にとって唯一自信を持って歌に向かい合える手段だからかも。下手に音楽的要素に言及したら恥かき必至なのでw 論評を読む側にとってもね。 twitter.com/y_kurihara/sta…

2015-06-05 09:43:00
栗原裕一郎 @y_kurihara

そうそう、そうなんですよ! いま中島みゆき「歌姫」聴きながら書いてますけど、この曲とか歌詞だけ読んでも超ハイクオリティーな詩として成立していて、まあ、詞論はできてしまう。でもまず歌として聴いているので詞だけに限定するとこぼれ落ちるものがある。というよりそもそも詩として見ていない。

2015-06-05 09:57:41
栗原裕一郎 @y_kurihara

じゃあ、お前がいま聴いているそれは、言葉なのか音楽なのか、という。

2015-06-05 09:59:16