2015年度 第1回 新潟県 技術委員会 (菅波完さん バージョン)

T.Sugenami @SUGENAMI

ow.ly/i/b0cIe 仕上げなければならない原稿・書類を抱えて、今日は日帰り新潟です。 新潟県の技術委員会の傍聴です。 往復の新幹線は、貴重な作業時間。

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新潟県の技術委員会。新任委員の紹介として、佐藤暁さんが挨拶。「専門分野はありませんが、国際的な原子力技術、特にアメリカの状況に、多少、精通しております。・・・」という控えめなコメント。

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中嶌座長の進行で議題１：福島第一原発事故の検証について。 まず田中三彦さんがスライドを示しながら、4/28の「地震動による重要危機の影響」にかかわる課題別ディスカッションの報告。 最初のポイントは、「４階で水素爆発は起きているか？」資料の写真番号59を示しながら説明。

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新潟県技術委員会。田中三彦さんの説明。「5階の爆風で大物搬入口の蓋は開くのか？」 4/28の課題別ディスカッションで、爆発現象の専門家である緒方氏も、5階の爆発で、4階の天井＝5階の床にある大物搬入口の蓋が開くことは考えにくいとコメントしたことを田中さんが紹介。

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新潟県の技術委員会。田中三彦さんの説明。「空調ダクトはなぜつぶれているか？」現地調査の写真番号62，65を示しながら説明。

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新潟県の後術委員会。田中三彦さんの説明。「4階の「液だれ痕」状の模様は何か？」 現地調査の写真99、101。これについては、課題別ディスカッションでも検討されたが、結論が出ていない。

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新潟県の技術委員会。田中三彦さんの報告。「事故時「ＩＣ蒸気菅」ベント弁はどのように作動したか？」　昨年8月から東京電力側に質問していた問題。4/28の課題別ディスカッションで、東京電力から回答があり、その内容を田中さんが説明。田中さんが、国会事故調で調査した内容とは食い違う。

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新潟県の技術委員会。田中三彦さんの報告。「ＩＣ蒸気菅」ベント弁の動作条件について、国会事故調で調査した内容とは食い違う。重要な問題であり、東京電力側に、あらためて詳細の説明を求めたい。

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新潟県の技術委員会。田中三彦さんから、4/28の課題別ディスカッションをふまえてまとめた、東京電力に対する質問状（本日の資料として配付済み)について説明。東京電力には、早めの回答をお願いしたい。

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新潟県の技術委員会。田中三彦さんの説明を受けて議論。東京電力増井氏から回答。ＩＣ蒸気菅ベント弁の動作について、証拠としては、当社の設備図書となる。後悔の方法は社内で検討している。4/28の説明には誤りがない。次回ディスカッションであらためて説明する。

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新潟県の技術委員会。田中さんの説明の後のディスカッション。立石さんから発言。事務局がまとめた配付資料1－1－1：「課題別ディスカッションの課題と議論の整理」について。この資料のまとめは、委員の了解を取っているか。今後の扱いなどについて重要なことが書き込まれている。

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新潟県の技術委員会。立石委員からの質問に県の事務局が回答。これまでの整理表が膨大になったので、事務局でまとめ直した。立石委員としては、すでに委員会で方向性が出たようなこと（例えば津波の到達時間問題）についても、まだ未決着のように書いてあることに違和感がある。

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新潟県の技術委員会。田中委員から、整理票の１の小項目⑥。ＩＣについて、課題別ディスカッション２で検討するとかかれると、今後関われなくなる。今後も連携してやっていくようなかたちにして欲しい。→　事務局が回答。書き方が良くなかった。そのように修正する。

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新潟県の技術委員会。田中さんの報告を受けて、佐藤暁委員がコメント。白い「液だれ」は、爆発時に保温材が粉末化したものが付着したのではないか。→　田中委員。そうも思える。ケイ酸マグネシウム系か。ただ、日常的なホコリなどでも白くなることもあると思っている。

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新潟県の技術委員会。液だれの分析について、東京電力の回答。液だれの組成は分析していない。考えられるのは保温材、あるいは建屋が爆発しているのでコンクリートなど。ただし、この組成を確認することが、全体の検証に役立つのか不明。→田中委員。白さではなく、水蒸気かどうかが問題。

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新潟県の技術委員会。東京電力から佐藤暁委員に回答。電磁弁の設定などについて詳細を確認の上であらためて回答する。また、爆発が4階か5階かについて、東京電力としては、4階での爆発を否定するほどの根拠はない。どちらかといえば5階だと考えている。

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新潟県の技術委員会。田中委員から、課題別ディスカッションでは議事録はつくらないことにしてきたが、重要な点については、部分的でよいので、議事録をまとめて欲しい。中島座長からも、お互いの確認ができるものをつくるように事務局で検討して欲しい。

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新潟県の技術委員会。立石委員から、課題２（資料1-2）、３（同1-3）、４（同104）のまどめについての報告。これまでの論点の整理ではわかりにくかった。改善の具体例として、配付資料1-7　「メルトダウンの公表（案）」を用意した。引きつづき、それらの資料について事務局が説明。

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新潟県の技術委員会。事務局が配付資料1-7について説明。メルトダウンの公表について、時系列で原子炉の状態／東京電力／経産省、原子力安全・保安院／官邸、の動きを整理したもの。これは今後の各課題の検証のモデルとして示した。・・・ただ、配付された資料は文字が細かくて読めない･･･。

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新潟県の技術委員会。資料1-7をもとに、整理の方法について、鈴木元衛委員から、新しい整理表では、これまでの整理でまとめられたことがかえって漏れてしまうのではないか。　 →　立石委員からコメント。課題毎に整理の仕方が工夫していく必要あり。

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新潟県の技術委員会。鈴木元衛委員から資料1-6について。 課題6のシビアアクシデント対策については、資料1-4（メルトダウンの公表）のような、時系列の整理にはなじまない。課題毎の担当委員が、まとめ方についての意見をあらめていうべきか。→　事務局：課題6は、当面、従来のかたち。

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新潟県の技術委員会。10分休憩。 ついついリアルタイム中継をはじめてしまいましたが、どこまでフォローできるかわかりません。

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新潟県の技術委員会。議題2、フィルタベント設備の検証について。原子力安全対策課の須貝課長から、住民の被ばく線量評価に影響がある設備であるという理由でフィルタベント設備は、安全協定に基づく事前了解が必要。新潟県は、東電が規制委員会にフィルタベト申請することを条件付きで承認した。

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新潟県の技術委員会。須貝課長。東京電力が規制委員会にフィルタベント申請をすることを承認した際の条件を説明。ベント操作による住民の被ばくが許容できないと明らかになったとき、または安全協定3条による東電との協議が整わなかったときは、フィルタベント申請への承認は無効とする。

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新潟県の技術委員会。須貝課長から東京電力のフィルタベント申請を承認した際の条件の説明。新潟県との安全協定に基づく協議後に修正申請を行うこと、安全協定に基づく地元了解が得られなければ、フィルタベント設備は使用できないこと、の2点をを、規制委員会への申請書に明記すること。