20150606「立憲主義の危機」講演会 東大法学部25番教室 立憲デモクラシーの会主催

つぶやきをまとめさせて頂きました、問題ございましたら、対応させていただきますので、お手数ですがご連絡いただけますよう、お願い申し上げます。 IWJアーカイブ 前編 佐藤幸治先生基調講演会 http://www.ustream.tv/recorded/63165296 後編 テーブルセッション 続きを読む
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山口二郎 @260yamaguchi

本日の立憲デモクラシーの会主催の、佐藤幸治先生講演会、シンポジウム。おかげさまで1400人もの方々に集まっていただき、大盛況でした。80年前に権力と憲法学が戦った教室で、あらためて立憲主義の意義について、佐藤先生、樋口陽一先生、石川健治先生に語っていただきました。

2015-06-06 23:33:07
山口二郎 @260yamaguchi

佐藤先生の話で最も印象深かったのは、日本国憲法ももはや歴史となったという指摘でした。戦後70年、日本国民がこの憲法のもとで行き、人類の達成ともいうべき立憲主義、基本的人権を守り、定着させたということ。これを根底から覆すことは、人間の知性に対する挑戦だということ。

2015-06-06 23:34:36
山口二郎 @260yamaguchi

安倍政権の進める安保法制に対する市民の危機感が、ひしひしと伝わってきました。今日おいでになった皆様に改めてお礼申し上げます。また、不手際で、直接講演、シンポに接することのできなかった方ががたには、お詫び申し上げます。

2015-06-06 23:36:09
山口二郎 @260yamaguchi

佐藤幸治先生は、橋本政権以来行政・司法制度改革のブレーンとして活動された。いわば、統治エリートの知恵袋だった。その先生が憲法体制の危機を強い言葉で語っている現状は、統治エリートの劣化の反映である。自民党と官界の心ある人々に訴えたい。そろそろ自分の言葉で現状を語りませんかと。

2015-06-06 23:55:06
山口二郎 @260yamaguchi

学者という職業が社会的分業の中に場所をもらえているのはなぜか。それは、頭の良さを誇るためではない。世の中の権勢や富と無縁の立場から自分の信念を語ることが、タイムラグを置いて世の中の役に立つということを人間が経験的に知っていたからだと思う。

2015-06-06 23:58:58
山口二郎 @260yamaguchi

今日の立憲デモクラシーの会のシンポジウムでは、佐藤、樋口両先生に、まさに社会的分業の中の学者の役割を果たすことを、具体的に実践していただけたと喜んでいます。

2015-06-07 00:00:15
🇯🇵🌸弁護士落合洋司🌸 おもしろきこともなき世をおもしろく@皇紀2683年 @yjochi

憲法は、歴史的に、その憲法を圧倒する、巨大な力によって無力化されやすい。ワイマール憲法もそうだったし、大日本帝国憲法もポツダム宣言受諾により無力化された。そういったダイナミックさが正当化されるかどうかは、国民主権の下で、そこに淵源を有する憲法制定権力を基盤としているかだろう。

2015-06-07 00:59:28
🇯🇵🌸弁護士落合洋司🌸 おもしろきこともなき世をおもしろく@皇紀2683年 @yjochi

日本国憲法は、外形的には、ポツダム宣言受諾後、占領下で制定されて、押し付けられたように見えるが、なぜ強固な正当性を維持しつつ今に至っているかを考えると、ポツダム宣言自体が日本国民の主権に基づく国体選択を委ね、GHQにリードされつつもその内容が国民によって強く支持されたからだろう。

2015-06-07 01:03:35
🇯🇵🌸弁護士落合洋司🌸 おもしろきこともなき世をおもしろく@皇紀2683年 @yjochi

日本国憲法自体が、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義といった、20世紀の現代立憲主義が到達した最高レベルの内容を備えた、その時点として優れたものであったことも、正当性を強めたと思う。

2015-06-07 01:06:59
🇯🇵🌸弁護士落合洋司🌸 おもしろきこともなき世をおもしろく@皇紀2683年 @yjochi

歴史的に、繁栄し国力をつけた国は軍事大国化しやすい。そういう宿命を持つ。しかし、日本国憲法は、憲法制定権力の意思として、日本の軍事力を、自衛という枠内に封じ込め軍事大国化の道を閉ざした。経済立国、軽武装路線は、日本をアジアでの軍事的脅威にせず、日本の経済大国化を促進した。

2015-06-07 01:11:37
🇯🇵🌸弁護士落合洋司🌸 おもしろきこともなき世をおもしろく@皇紀2683年 @yjochi

日本を取り巻く環境が変化してきている、新たな軍事的脅威が出てきている、米国の軍事力も、かつてよりは対処すべき自体も増えて相対的に低下してきている面もある、そういったことは真剣に考えなければならない。

2015-06-07 01:19:44
🇯🇵🌸弁護士落合洋司🌸 おもしろきこともなき世をおもしろく@皇紀2683年 @yjochi

ただ、だから前のめりになって、戦後の70年間に日本が積み上げてきたものを、積み木を崩すように崩してしまって良いのか、そうすることしか進むべき道はないのか、そうすることで、日本自体が軍事的脅威と他国に映り、緊張が増し、さらには米国の軍需戦略に日本が深入りせざるを得なくならないか。

2015-06-07 01:24:30
🇯🇵🌸弁護士落合洋司🌸 おもしろきこともなき世をおもしろく@皇紀2683年 @yjochi

そこは慎重の上にも慎重に検討される必要があるだろう。自分は、前のめりでやみくもに踏み出すことには賛成できない。

2015-06-07 01:26:02
🇯🇵🌸弁護士落合洋司🌸 おもしろきこともなき世をおもしろく@皇紀2683年 @yjochi

軍事面での肥大化は一旦歯止めがはずれると抑止が難しくなる。歯止めがはずれることで軍事費も増える。226事件で倒れた高橋蔵相は増加一方の軍事費を抑えようと努め、軍部、特に陸軍に反感を持たれその命を絶たれた。現在の集団的自衛権肯定、安保法制の方向性は日本の財政に深刻に影響しかねない。

2015-06-07 01:53:43
IWJウェブ速報 @IWJ_sokuhou

連投1【立憲デモクラシーの会】シンポジウム「立憲主義の危機」が6/6東京大学本郷キャンパスで開催されました。立教大学特任教授・西谷修氏からお声掛けを頂いたIWJは、その中継をするために、現場で設営作業を行なっていました @iwakamiyasumi

2015-06-07 01:57:05
IWJウェブ速報 @IWJ_sokuhou

連投2【立憲デモクラシーの会】京都大学名誉教授・佐藤幸治氏の基調講演に続き、東京大学名誉教授・樋口陽一氏、東京大学教授・石川健治氏、そして法政大学教授・杉田敦氏によるパネルディスカッションという2時間半の内容。ところが― @iwakamiyasumi

2015-06-07 01:57:36
IWJウェブ速報 @IWJ_sokuhou

連投3【立憲デモクラシーの会】定員約700名の会場は、開演前に既に満席。さらに立ち見の方々で会場が溢れかえり、それでも入場できない来場者が入り口付近に多数 @iwakamiyasumi

2015-06-07 01:58:45
IWJウェブ速報 @IWJ_sokuhou

連投4【立憲デモクラシーの会】対応に走り回る主催者事務局に、IWJスタッフは声をかけられました。「すみません。IWJさんのその映像を別の会場に飛ばしていただくことは?」「もちろん可能です。ネットに繋がるパソコンがあれば」 @iwakamiyasumi

2015-06-07 01:59:20
IWJウェブ速報 @IWJ_sokuhou

連投5【立憲デモクラシーの会】急遽一階下に、IWJのネット中継が視聴できる部屋が用意されたのです。二つのスクーンにシンポジウムの様子が投影。約200名の会場でしたが、なんとそちらもすぐに満席に @iwakamiyasumi pic.twitter.com/r6QvNkx2s5

2015-06-07 02:04:26
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IWJウェブ速報 @IWJ_sokuhou

連投6【立憲デモクラシーの会】すると、今度は演台から石川教授が、来場者の方々に感謝の言葉とお席がないことのお詫びをされながら、「音声だけになりますが、さらにもう一部屋用意しました」もちろん、こちらもIWJ中継の音声です @iwakamiyasumi

2015-06-07 02:05:45
IWJウェブ速報 @IWJ_sokuhou

連投7【立憲デモクラシーの会】人で溢れかえる会場の横に、急遽IWJ中継の視聴部屋が二つ。「IWJがお役に立ててよかった」という感謝の気持ちと、「立憲主義の危機」を憂う人々が、うねりのように押し寄せて来るのを感じた、中継現場からのご報告でした @iwakamiyasumi

2015-06-07 02:06:41
ただの |ωΦ)ฅです🐾 @emacat_bot

憲法改正:「いつまでぐだぐだ言い続けるのか」 佐藤幸治・京大名誉教授が強く批判 mainichi.jp/feature/news/2… 安保法制:憲法学者が不信感 シンポに1400人:毎日新聞 mainichi.jp/select/news/20… pic.twitter.com/5Du8TbOiH0

2015-06-07 08:25:29
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リンク NAVER まとめ 東大ポポロ事件とは - NAVER まとめ ポポロ劇団という東大の公認学生団体が政治的な内容を含む演劇発表会を行った際に、会場に忍び込んでいた私服警官に暴行を加えた事件のこと。