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ナレーション（能州記者）「水俣病に関する考えを変えていきたいと声を上げた始めた人がいます」新潟大学で学生の前で話をする山﨑（山ざき）昭正さん。 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 23:41:02
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ナレーション「山ざき昭正さんです。自らも水俣病であることを公言し、去年から学校などで経験を伝える活動をしています。山ざきさんは、これまで自身に向けられてきた言葉を、ありのまま語りました」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 23:43:21
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学生の前で語る山ざきさん「水俣病でない皆さんが、"あの人なんともないのにどこが水俣病なんだろう" と言われるんですよね。”仕事もやるし、一緒に畑を作ったり田んぼを作ったりしてるじゃないか、どこが悪い、どこが水俣病なんだ” って言われるんですよね」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 23:46:21
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山ざきさん「 ”金のためにやっているんだろ” って言われるのが辛かったんですよね」特報首都圏 新潟水俣病50年 nhk.or.jp/tokuho/program…
2015-06-06 23:48:27
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山﨑さんの話を聞いた学生さんにインタビュー。 学生「お話を聞く前は、普通に見て水俣病ってわかる感じだと思ってたんですけど、今、山ざきさんに会って、見た目からは全然わからなくて、私たちも理解しなきゃいけないなって思いました」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 23:50:54
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ナレーション「やまざきさんは、被害者自らが声を上げることが理解への一歩につながると考えています」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 23:53:20
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水俣病患者として、皆に伝えていこうと声を上げ始めた山﨑（やまざき）昭正さん「偏見・差別はいつまでたってもなくならないと思いますけどね、どうしたら少なくできるのかなって。聞いてくれる子供さえいれば何とかやっていこうかと思ってね」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 23:55:46
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ナレーション（能州記者）「アンケートに寄せられた水俣病患者216人の声。そこには、これからの社会に込めた強い想いが記されていました」 アンケート読み上げ「この苦しみは孫、子に味あわせたくない」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:00:13
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【画面に写った回答用紙】「水俣病はこじんさはあるかもしれないがこのくるしみは孫子に味あわせたくない。いま次々と公害のはなしはあるけど本当公害はなくなるでしょか。國県環境所の皆様大変しょが公害のない國に宜しくおねがいします」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:06:15
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アンケート読み上げ「これからの子供達に公害のない自然豊かな故郷を私達は残して作っていかなければならないと思います」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:07:50
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【画面に写った回答。この部分の前の記述】「過去の裁判においてもその場しのぎ」「行ってきた国の態度には失望し」「あるのかと思うと本当に腹が立ち」「残念というしかない」これ以降は全部読める「今熊本では1000人の原告が裁判を起こし闘っている。」続く 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:15:57
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【画面に写った回答】続き「第2の水俣病と言われる新潟では現在76名原告が国と企業を相手に訴訟を起こしている。やがてこの人数は100名を越すものと思われる。この患者の数を国と企業はどう考えているのか？」続く 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:16:48
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【画面に写った回答】続き「その場しのぎの救済ではなく恒久的な法律を作りすべての患者が裁判など起こさなくても救われる。それがなければ私たちの闘いは終わらない。一日でも早く患者にとって良い解決法を見出し国と企業は謝罪すべきである」 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:18:12
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寺澤キャスター「関さん、なかなか声を上げることのできない人たちが声を上げやすい環境を作っていこう、という試み、どう思われましたか？」特報首都圏 新潟水俣病50年 nhk.or.jp/tokuho/program…
2015-06-07 00:24:19
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関礼子さん「はい。潜在感謝の掘り起しは、本来ならば行政の役割であるというふうな意見を持つ人もいるかもしれません。しかしながら、行政の呼びかけだけでは、なかなか、今まで黙っていた人が声を上げるという所まで行きつかないという現状があるのも事実です」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:26:53
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関礼子さん「阿賀野患者会の活動というのは、患者さんと医療関係者とが一緒に、同じような被害者を掘り起こしていくというそういう試みです 」特報首都圏 新潟水俣病50年 nhk.or.jp/tokuho/program…
2015-06-07 00:31:39
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関礼子さん「水俣病を語れる場所であるということ、それから、患者に寄り添ってくれるそういう場所であること、そういう安心感から、今まで語ることができなかった患者さんたちがようやく語ることができた、そういうような効果があったと思います」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:33:03
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関礼子さん「そういう意味で患者会の活動っていうのは、非常に重要な、患者さん自身が自分の被害を訴え、自分が患者であると確かに語れるようになっていく、1つのきっかけだと思います」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:35:22
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寺澤キャスター「50年、家族にも声を上げずにこられた患者のかたもまだ沢山いると思うんですけど、勇気をもって声を上げる、患者が声を出すということの意義はどう思われますか？」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:36:49
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関礼子さん「自分が患者であるということを知らない方々っていうのも、まだたくさんいらっしゃいますけれども、誰かが声を上げることによって、そういう人たちも自分が水俣病であることに気づいていく」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:39:48
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子宮頸がんワクチンの副作用に突然見舞われてしまった女の子や親御さんにも、こういう気持ちで名乗り出て、なんだかわからずに苦しんでる人に気が付いてほしいと症状を公開している人たちがたくさんいる。毎日過ごすのも大変な人も多い（しかもまだ本当に病気としての治療法とかを調べ始めた段階）
2015-06-07 00:42:39
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関さん「差別・偏見をおそれて名乗り出れないということで、親が言わなかったがゆえに、自分も水俣病だと知らずに苦しんできた、だけれどもまた子供にいえないという、水俣病を語らないことによる負の連鎖というものを断ち切ることも可能になるのではないかと感じます」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:46:58
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寺澤キャスター「（アンケートで）自分で抱え込んでしまって声を上げないというかたの意見が非常に心に響くんですけれども、そういう患者の人達、あるいは患者である事に気付いていない人達に私たちはどう向き合っていけばよいでしょうか」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-07 00:50:20