一刀両断について

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我乱堂 @SagamiNoriaki

@maximam357 よくるパターンなのですが… こうした方がいい→こうしないとダメ→これ以外だと全然使えない みたいな転化というか転訛?が武道、軍事関係の話ではまま起こりえるみたいですねる。

2015-06-09 12:28:34
maximam357@白一色 @maximam357

@SagamiNoriaki あ、それありますね(汗)一種の「教範原理主義」みたいな感じでそれに固定化されて応用利かなくなるという(汗

2015-06-09 12:29:43
maximam357@白一色 @maximam357

@SagamiNoriaki 冷静に考えれば「んな訳ないでしょう、合理的に考えて…」って話が殆どなんですけど(汗

2015-06-09 12:30:32
みんみんぜみ @inuchochin

@kohokuya 江戸時代の試し物の絵伝書だと、完全に背中まで振りかぶって、まっすぐ上に伸び上がって、そこから四股踏んだ時みたいに腰を落としてまっすぐ切ってました。あれは剣術なら簡単にかわせる超テレフォン斬撃です(笑) 威力は凄そうでしたが。

2015-06-09 12:30:50
我乱堂 @SagamiNoriaki

五輪書に刀は片手持ちが本来、だけど両手の方がいい時は持ち替えろ…とか書いてるのは、武蔵先生も融通が効かない弟子に悩まされたからではないかと思ってます…@maximam357 あ、それありますね(汗)一種の「教範原理主義」みたいな感じでそれに固定化されて応用利かなくなるという(汗

2015-06-09 12:31:30
我乱堂 @SagamiNoriaki

@maximam357 冷静に考えてないんでしょうね…

2015-06-09 12:36:48
湖北屋 満造 @kohokuya

@inuchochin なるほど、所謂二ツ胴とか、三ツ胴などと記されるすえもの、土壇切りの例ですね。 これらはやはり、剣術ではないですよね。

2015-06-09 12:39:09
みんみんぜみ @inuchochin

@kohokuya 剣術ではないですよね。巻藁切りになると、剣術よりになるのでしょうけど、切れ味や切った本数に拘ると剣術から離れていくような気がします。

2015-06-09 12:43:41
はちもんじ @8koudegozaru

@inuchochin  だいたいどの流派も片手抜付け→残心→二太刀目で斬り下げ→残心という温情有るバトル法っすよ(笑) 片手で強引に巻き藁斬ると体内の規矩と残心が狂うでしょ。そっちの方が問題ですね。

2015-06-09 12:47:13
はちもんじ @8koudegozaru

@inuchochin 現代剣道は知らんですけど本来は真剣、甲冑戦の模擬稽古なので剣道形にあるように大振り強打ですね。 香取の大竹師範が「技は大きくないと斬れない。だから前立を避けて巻き打ちを使う」と言ってるようにガードの上から引っ叩いてぶっ倒すのが打撃の基本ですね。

2015-06-09 12:56:10
福冨諭 /(' - ' ;)\ @fuktommy

@inuchochin 剣道やってたときは、便宜上防具に軽く当てるだけだけど、本来はバッサリ斬るのだ、という理解でした(例によって誤解かも)。基本の素振りもお尻まで振りかぶって、膝まで切り下ろしますし。「その手の内では斬れないよ」みたいな表現もありますし。

2015-06-09 13:06:27
はちもんじ @8koudegozaru

@inuchochin 師匠の話では昔は防具の構造が違うので強打で胴の竹が折れたっていいますね。 山岡鉄舟が浅利に左右に飛ばされたのに腹を立て組討で倒したら、倒れながら胴を打たれて竹が折れたとかいうくらいの強打です。 つまり繰り付けや強打、柔剛両方使いました。

2015-06-09 13:08:42
ヌヌオ安@たますぃ〜丙提督都落ち生活中 @myroad38

@inuchochin 物影から奇襲とかなら大技行けそうくらいですかね

2015-06-09 13:18:10
みんみんぜみ @inuchochin

@8koudegozaru そうですよね。型がそうなってるのに、なぜか抜き付けや初太刀の切れ味に必要以上に拘る人をたまに見かけます

2015-06-09 13:23:57
みんみんぜみ @inuchochin

@8koudegozaru 防具が頑丈な流派試合流派は強打みたいですね。切れ味というか威力の意味で。示現流に代表されるような強打を重視する逸話は結構ありますね。あとは榊原門弟の直心影流の柱への頭突きの逸話とかも(笑)

2015-06-09 13:33:02
みんみんぜみ @inuchochin

@fuktommy そりゃコテでも面でも切れないと困りますよね。古流でも大きな打ち込みはやはり基本でやる例が多いようですし

2015-06-09 13:34:31
はちもんじ @8koudegozaru

@inuchochin たまに表情まで変えてる人居ますねww まぁ空き無く斬れるならそれはそれで良いです。また斬れなくても全く問題無いです。 そのへんのパワーのバランスはその流儀の抜き付けから二太刀目にどう繋がってるかでその流儀のテーマがわかります。

2015-06-09 13:41:44
我乱堂 @SagamiNoriaki

豚の肉を日本刀で切断する実験があったけど、肋骨とか胸骨は確か抵抗なく切れてたような記憶がある。背骨とか腰骨がキツいらしいとかなんとか。

2015-06-09 13:42:42
みんみんぜみ @inuchochin

古流剣術や居合の伝書や記録を見ると、実際に切る稽古はほとんどない。物を打つ稽古や稽古法の話はよく出てくる。居合でも稽古刀や木刀、シナイで打ち込み台のようなものに抜き付けをする稽古は多数の流派で行われてたし、ジゲン流で有名な立木打も実際はいろいろな流派で同様の稽古があった記録がある

2015-06-09 13:49:18
湖北屋 満造 @kohokuya

@inuchochin 岩国藩の片山流では袋竹刀、木刀、居合台が稽古の道具として登場しますが、真剣はないですね。真剣を使うときは戦争で、というのが思想にあったそうです。 逆に片山から派生した星野派伯耆流は真剣を用いた形稽古が中心です。 面白いですね。

2015-06-09 13:54:55
みんみんぜみ @inuchochin

本物の武士がそういった平和思想(?)を持っていた例があるのに、平成の武士かぶれの刀大好きな人たちが「真剣を使わないのは真の剣術居合ではない!」と主張するのは少し滑稽ですね twitter.com/kohokuya/statu…

2015-06-09 14:01:32
御巫 楓 @Lycoris_94

こういうの見てると、江戸も現代も稽古様式的にはあまり変わらなかったんじゃないかなーとか思ったりする。何方も平和な世であったことに変わりは無いし、その状況で真剣とかガンガン使う稽古というのも少し考えにくい気はする。熟練者なら良いけれど真剣常用、危なくない?

2015-06-09 14:04:51
湖北屋 満造 @kohokuya

@inuchochin 剣術や居合の流派の流祖や中興の祖と呼ばれる方々はほとんど戦国時代を体験してきた人たちですから。 戦国のような悲惨な時代を繰り返さないように、との思いから片山の居合剣術の思想は組み立てられているといわれています。

2015-06-09 14:05:16
はちもんじ @8koudegozaru

@inuchochin 五輪書に有るように「試し物斬る手も兵法にて斬る手も変わりなし、居付くという事を嫌うなり」と有りますが、居付く手は心に有ります。つまり「執着」ですね。 斬るに拘るも執着、拘らぬも執着。 兵法ではいずれも病のもとですぬ。

2015-06-09 14:17:32
御巫 楓 @Lycoris_94

確かに物ぶった斬るのは派手で見栄えするけど、昔から全体でそれをやってるかというと疑問は出る。ウチの流派に試し斬りのカリキュラムが無い以上、元から試し斬りやってる流派が多いとは思いにくい。何方かというと試し斬りって独学や特定流派の稽古法でやってる人が大多数なんじゃないかな?

2015-06-09 14:17:43