LegendaryRice先生の俺得銃講義(SPIW)

LegendaryRice先生によるてっぽうのお話2
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HEK @LegendaryRice

うーん...(血を吹き出して死ぬ) pic.twitter.com/eawKsf7wuy

2015-06-19 23:39:59
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HEK @LegendaryRice

SPIWって色々あったんか。これ以上はカンベンしてくれ~w pic.twitter.com/kmKeGJ8v9p

2015-06-19 23:43:25
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HEK @LegendaryRice

SPIWは50年代を発端とした米陸軍内での武器計画で、さっきの画像に含まれる試作品達は~70年代までのSPIWに含まれるもの。

2015-06-19 23:45:36
HEK @LegendaryRice

ただこのSPIWという呼び方は「米陸軍の小火器計画」そのものを指すので、これらのうちにはACR計画なんかも含まれてます。SPIWの中のACR計画やSALVO計画、NIBLICK計画のこと。NIBLICKというのはまああの頃流行った複合武器シリーズの事。

2015-06-19 23:47:28
HEK @LegendaryRice

おそらく最も有名なNIBLICK参加品はスプリングフィールドが1964年に作ったやつかなぁ。他にもAAIがXM19の名称で70年ごろに作ったものは知ってた。 pic.twitter.com/GVcgm6Tatt

2015-06-19 23:50:14
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HEK @LegendaryRice

ははあ、で、あれには他にもいろ~~んな試作品が提出されてたのね。主に参加したのはスプリングフィールド、AAI以外にもウィンチェスターがあるようだ。例えば1枚目から順にウィンチェスターの1964年型、AAIの1966年型等々 pic.twitter.com/3o7eKorvbm

2015-06-19 23:53:36
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HEK @LegendaryRice

そしてNIBLICKで最も知られてそうなスプリングフィールド1964年型の前身となった1963年モデル。 pic.twitter.com/sUqw8NYrrE

2015-06-19 23:55:23
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HEK @LegendaryRice

@hardboiledski45 これの参加品の殆どに共通するのは「連発式の擲弾筒」なんですよね。例えばSFの1964年型では3連発のボックスマガジンを使える擲弾筒、ウィンチェスターの1964年型ではセミオートの擲弾筒(!)、AAIの1966年型でも3連発の擲弾筒です。

2015-06-19 23:57:02
HEK @LegendaryRice

@hardboiledski45 口径は30mm~40mmでまばらですし、普通のライフル弾を使うほうもドラムマガジンになったりしてかなりぶっ飛んだ計画である事がわかります。もちろんそっちのほうの使用弾薬も各社好き勝手してますね。

2015-06-19 23:58:49
HEK @LegendaryRice

そしてこれはH&Rが唯一提出した1964年モデル。正直これが一番まともに見えてくるぐらいにはぶっ飛んだ計画だった。3連発の擲弾筒と40連装?のドラムマガジンを装備。 pic.twitter.com/1PPGhLbtAn

2015-06-20 00:00:32
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HEK @LegendaryRice

@hardboiledski45 もしかすると機関銃手みたいなノリで専用の分担を設けるつもりだったのかも。いまいち計画の全容が掴めんのですが、軍からの要求はかなりフリーだったようです。

2015-06-20 00:01:16
HEK @LegendaryRice

こんなのが実用化されて配備された世界は見たくないね。自由すぎる。

2015-06-20 00:03:12
HEK @LegendaryRice

@hardboiledski45 複合小銃というのは次世代すぎるので軍部のほうでもどう指示すればいいのかイマイチわからなかった可能性もww 銃弾のほうもやりたい放題で、70年代前半までにSPIW向けの銃弾まで開発されてるそうな。 pic.twitter.com/j7wrUHW51x

2015-06-20 00:05:32
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HEK @LegendaryRice

@hardboiledski45 未練タラタラのままベトナムに突入するとNIBLICKの影響か「ヘンなM16」が生まれてしまいます。 pic.twitter.com/nZ6UfGzEHI

2015-06-20 00:08:56
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HEK @LegendaryRice

@hardboiledski45 NIBLICKとダイレクトな関係があるわけではないようですが、やっぱり「小銃と一緒に擲弾筒つけたほうがいいじゃん」というのはM203がうまく配備できるまでず~っと続いていたようですね。だが実際その目論見は正しかった。

2015-06-20 00:11:39
HEK @LegendaryRice

@hardboiledski45 当時はアメリカ以外にも主力火器+擲弾筒の組み合わせに取り憑かれていた国は沢山居たんですが、NIBLICKのお陰か試作品の数はアメリカが突き抜けて多く見えますね。強国はスケールが違うなぁ... pic.twitter.com/81yPlNDTEw

2015-06-20 00:14:26
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HEK @LegendaryRice

オーストラリアSASは狭きジャングルを戦い抜くために長寿なセミオートショットガン、ブローニングオート5を投入します。散弾銃大好きマンだからこっちの話もできたらいいなあって思ってるけど、SPIWでお腹いっぱいなのでまた明日 pic.twitter.com/xQIOyfPEn7

2015-06-20 00:19:33
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HEK @LegendaryRice

Auto-5はなんと1900年代に生まれたチョー古い散弾銃。しかもついにやったぞセミオートだ!

2015-06-20 00:21:25
HEK @LegendaryRice

@hardboiledski45 LMRはぶっ飛んでるというか、戦時急増兵器めいたコンセプトですね。LMRとは「Low Maintenance Rifle」、これで前線の兵士達の負担も減らせるぜ! だが第二次大戦はもう終わったんだ、起きろアメリカ

2015-06-20 00:22:56
HEK @LegendaryRice

@hardboiledski45 ベトナムでのM16の反動ですね。この通り部品点数がめちゃくちゃ点数が少ないのです。性能はどうなんでしょうねえ...(遠い目) pic.twitter.com/xGlPU6MzNt

2015-06-20 00:24:54
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HEK @LegendaryRice

じゃあSPIWのおはなしはこのへんで。ACR計画とかもSPIWには含まれてるので、気が向いたらこれの事も調べながら話せるといいなぁ pic.twitter.com/D6Z3ohp3gB

2015-06-20 00:29:03
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