日本の音階とか東方Projectの音階とかどうのこうの
@ksxb 必ずしもそうとは言えないと思います。江戸は一応鎖国しており一部外国の交流はありましたが、やはり西洋音楽の波が押し寄せてきたのは明治以降で、明治維新後に唱歌教育の為日本人に西洋音楽を教えるにもドレミファソラシドのファとシがちゃんと歌えないとも言われてるそうですから。
2015-04-17 00:29:53@yuki_02010 リプありがとうございます、西洋音楽理論の体系からの直接的な影響を受けた結果ではなく、日本音楽内部で半音を取り入れる動きがあったという事ですね、所謂属音の機能に支配されない三全音や半音関係をもつ陰旋法に聞き慣れ、ファとシ→ミとドに馴染めなかったのでしょうか
2015-04-17 00:53:24@ksxb 僕も詳しくはないのですがそうだと思われます。たまたま陽旋法の特定の音を低くとるとなんかカッコいい!ぐらいの認識だったのでしょう。日本音楽では和声に発展するまでの時間はありませんでしたが、例えば洋楽の導音に近いような単音の機能性はいくらかあります。
2015-04-17 00:57:12@ksxb 曲中でドミナント7th→トニックへの解決のファ→ミという音を歌うのは、唱歌教育初頭の子供達には難しかったと思いますが、陰旋法でもシドミファラシの音階中なら、ファの音はミに行きたがる性質がありますし、ファ→ミという音の流れ単体は今までの感覚で歌うことは可能かと。
2015-04-17 00:59:33@yuki_02010 参考文献は謎なのですが、このサイトの陰旋法の欄を見ると、E,F,A,H,Cの構成音の中で、終止音がE,H,Aという形で用いられると書かれていますね、E,Hに直接接する半音は上のF,Cという所が謎ですね… www11.ocn.ne.jp/~messiaen/musi…
2015-04-17 01:08:19@yuki_02010 文献とかを詳しく調べていないので僕の完全な推測論なのですが・・・中心音に接する半音が下に位置する(上行導音)西洋音楽の調の組織とは逆に、陰旋法は中心音から半音上に構成音が位置している(下行導音にあたるのでしょうか?)というのが不思議で面白いと思っています…
2015-04-17 01:15:24@yuki_02010 当時の日本人の耳には、和声(タテの構造同士の機能的な関係)に対する感覚が疎かったのでしょうか?文化と耳の関係はすごく興味深いと思います、帰結感の見出し方や音の集合に如何に”波”を作り出すかの知恵は、文化によって多種多様ですよね
2015-04-17 01:31:40@ksxb 僕の読んだ本では、さっきも書いた通り、日本の音楽はメロディに対する重みが一層強く、旋律美をとことん追求しており、その分和声的に音を縦方向に増やすということにはまだ関心が行かなかったとされるそうです。
2015-04-17 01:48:20@ksxb 日本和声が成立する前に和声法が充分発達した西洋音楽が日本で広まったのも、邦楽が洋楽に並べられない理由の1つですね。
2015-04-17 01:48:48@yuki_02010 やはりそうなんですね!メロディーは今の日本のポピュラー音楽においても、主役クラスのウェイトを占めていますよね、和声的な楽曲が殆んどを占める今の時代から見ると、旋律美の追求とミニマリズムや見えない部分を想像するような内面的な世界がついつい結びついてしまいます
2015-04-17 02:01:48@yuki_02010 科学的に音楽を紐解くには、西洋の理論をいずれ一部使わざるを得なくなる部分はあると思いますが、西洋的な形式美までも輸入する必要はなかったですよね、日本文化的な美の系譜を引き継いでそれを日本の音楽、日本の理論という形で残していくのは、大事な事だと思います
2015-04-17 02:21:37@ksxb 日本独自の和声が仮に発展したところで幾らかは西洋のセオリーと被るところもあるかと思います。今でも勿論和洋折衷というのは試みられてますが、日本音楽独自の和声を築くためには旋法に対する理解なくしては不可能なんですね。
2015-04-17 02:29:43@yuki_02010 西洋音楽も縦の重なり合いを意識し長調と短調に収斂するまでは、あらゆる旋法が混在していましたし、日本音楽は勿論ですが日本音楽に限らず旋法への理解は、本質的に音楽を究めて独自性や新しい理論を作り出すには必要不可欠ですよね、仰る通りだと思います
2015-04-17 02:41:05@ksxb 日本の旋法の正しい理解とその理論的な受容にはまだ時間がかかると思いますが、これからの時代がそれを必要とするでしょう。
2015-04-17 02:31:31@yuki_02010 このままずっと聴衆側が手垢のついた厳密な西洋の機能和声ばかりに満足するとは思えませんし、時間はかかったとしても、より自由度のある複雑な旋法的な和声、新しい響きに興味を示していくのは必然だと思います
2015-04-17 02:48:10その2
@Showers1367 新世界のアレは単純に五音音階やからスコットランドの蛍の光やホルストの木星の中間部とかと同類で、同じく五音音階で育ってきた民族には聴きやすく覚えやすく分かりやすいってやつやで多分。
2015-04-17 01:00:51@yuki_02010 新世界に限った話だったか覚えてないけど昔ドヴォルザークのなんかのフルートの曲やったとき「日本人受けしそうだなぁ」と思ったことがあるので日本人の意識になんかしらそういう受け入れやすい音階は刻まれているのかもしれない。
2015-04-17 01:04:59おしり