表象文化論学会企画パネル「『重力の虹』を読む」
トマス・ピンチョンの代表作にして最も難解な大作と呼ばれている『重力の虹』について、新訳の訳者である佐藤良明先生をジョナサン・スウィフト研究の武田将明先生、マクルーハン研究の門林岳史先生、ピンチョン研究の麻生享志先生で囲んで議論をしたセッションです。表象文化論学会大会にて2015/7/5に実施されました。
- Cristoforou
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saebou
@Cristoforou
#repre10 専門家から「わかりにくい作家の一番わかりにくい作品。私もよくわからない」と言われてほっとする聴衆一同(推定)
2015-07-05 18:11:15
saebou
@Cristoforou
#repre10 ポストモダンの作家は「覚えてること」を書くのが得意だが、ピンチョンはこれだけは頑張って現在形で書いているそうだ。
2015-07-05 18:17:29
saebou
@Cristoforou
#repre10 『重力の虹』はモチーフから何からすごくマスキュリンである。再バネティックな世界観じたいが男性的か?→たしかに読んだ時にすごくマスキュリンな世界観だと思ったし、後者もそういうのあるかもしれないと思う。サイボーグフェミニズム的との関連は微妙だけど私けっこう悲観的で
2015-07-05 18:23:49
saebou
@Cristoforou
#repre10 これがそのすげえ本か。/Zak Smith, Pictures Showing What Happens on Each Page of Thomas Pynchon's Gravity's Rainbow amzn.to/1dFyNNK
2015-07-05 18:28:54
saebou
@Cristoforou
#repre10 スウィフトはフウイヌムの住んでるところを「国」と言わないらしい(スウィフトはとても周到)。フウイヌムのひとりひとり(一頭一頭)にも名前が明示されていないし、フウイヌムたちもガリバーのことを名前で呼ばない。
2015-07-05 18:30:39
saebou
@Cristoforou
#repre10 フウイヌムの社会は全体主義社会か?名前もないし、皆同じような文化を持っていて、自発的にそうしていると思っている。
2015-07-05 18:31:42