メモ「ヒトパピローマウィルス・ワクチン関連 神経免疫異常症候群 (HANS) の臨床的総括と病態の考察」

seki_yo @seki_yo

「日本医事新報」7月 4日号 掲載の 投稿論文「ヒトパピローマウィルスワクチン関連神経免疫異常症候群の臨床的送達と病態の考察」(横田俊平他 5名) を 読んで、少しだけ 紹介 (特に 専門用語は 使われてないので、理解しやすいし ... )。

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その前に、戦前の ドイツでも ワクチン禍が 起きていたことを 見つけたので、そちらを 先に。 ワクチンスキャンダルレポート Julius Moses "Der Totentanz von Lubeck" (1930)。

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著者の ユゥーリウス・モーゼスは 開業医、ナチス支配下の ドイツから 亡命せず、1942年 強制収容所で 死去。 前書きから 引用してみます。

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「リューベックの 実験 (BCG ワクチン接種) で、これまで 73人の 子どもが 死亡している。 これは 医師にとって、医療機関にとって、また 公衆にとって 途方もない 凶事の 前触れである」(モーゼス)

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「科学の 偽名を 借りて、病人と 健康者に 行なわれた いかさま医療、「科学」の 名を 汚し、医療の 社会的・倫理的使命を サボタージュする ヤブ医者の 実験に 反対して 闘おうとする、善意をもつ すべての 人々に 私は 訴えたい」(モーゼス)

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「もともと 私は リューベックの 児童に 対し 行なわれた、痛ましい 医学実験に 関する 刑事的・科学的調査が 済むまでは、この本を 発表しないでおこうと 思っていた。 しかし 私は もう これ以上 待っていることが できない」(モーゼス)

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「実験は 続けられており、この 実験に 関する『慈善的な』蒙昧が さらに 広まる 危険がある。 断じて そのようなことが あってはならない」(モーゼス)

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「私は この 書物によって、リューベックの 事件と その 原因を 隠蔽することに 最大の 利益を 受ける、怪しげな 連中の 意図が 達成されるのを 阻止したいと 思う」(モーゼス)

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リューベックでは、医師たちによる BCG ワクチンの 実験的接種によって、75人の 子どもたちが 亡くなっています。

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HANS (HPVV 関連免疫異常症候群) 論文 厚労省 HPV ワクチン 副反応報告を 再検討、2475例中 1231例が 重篤な 症状、1人で 62件の 症状を 呈する 例も。 厚労省の 集計は 接種後 28日以内の 症例が 中心。

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HANS 論文 難病財団調査研究班による 解析、104症例中 193例を 検討、急性期症状とは 異なる 様相 (平均 9.5ヶ月後)。 頭痛、だるさ・倦怠感、疲労感、睡眠障害、四肢のしびれ、脱力、記憶障害、筋力低下、学力低下、月経異常など。

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HANS 論文 横浜市大小児科 10症例、ワクチン接種後 6ヶ月間に 症状の 重層化が 起き、やはり 接種後 28日以内の 症状と 異なる。

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HANS 論文 静岡てんかんセンター 14症例、髄液 15検体を 検討、脳内免疫異常の 病態を 示唆。 他の 症候群より 広範囲な 症例を 観察。

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HANS 論文 デンマーク、英国、オーストラリアの 症例報告、神経系症状が 日本の 症例に きわめて 近似。 サーバリックス、ガーダシル ともに 副反応の 違いは 認められず。

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HANS 論文 HPV ワクチンによる 副反応症例、1949年以来 接種されてきた どの ワクチンにも みられない 特異なもの。

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HANS論文 説明可能な 病態仮説、視床下部の 病変を 核とした、神経ネットワーク障害の 可能性。

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HANS 論文 デンマークや 英国の 症例把握数から 推測、報告されている 2475例より かなり 多くなる 可能性。

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HANS 論文 視床下部 病変は ワクチン成分 そのものが 形成するのか、あるいは 成分と HLA class II 分子の 関わる 免疫学的な 機序が 誘導するのか、研究が 進行中。

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HANS 論文 概要は 2014年 12月 10日 日本医師会・日本医学会 合同シンポジウム「子宮頸がんワクチンについて考える」にて 講演発表。

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HANS 論文 HPV ワクチン副反応による 病態、運動系障害、感覚系障害、自律神経・内分泌系障害、認知・情動系障害の 4分類。 臨床症状は この 4分類の いずれかに 属する。

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HANS論文 運動系障害 : 姿勢保持・起立・歩行障害、不随意運動、痙攣

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HANS 論文 感覚系障害 : 四肢・全身の疼痛、光過敏・音過敏・嗅覚過敏、激しい生理痛

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HANS 論文 自律神経・内分泌系障害 : 過敏性腸症候群、過食、過呼吸、喘息、発熱、低体温、発汗過多、サーカディアンリズム障害 (睡眠障害)、立ち眩み、生理不順、ナルコレプシー、尿崩症

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HANS 論文 認知・情動系障害 : 無気力、だるさ、焦燥感、幻視、妄想、暴言、登校拒否、パニック発作、相貌認知障害、計算障害、集中力低下、学習能力低下

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(短い 論文ですので ぜひ 手に とって 読んでください)