【ネタばれあり】映画「シークレット・サンシャイン」レビュー
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監督は、フィルメックスでの上映の際に、キリスト教批判をしようとしたわけではないという趣旨のことを仰っていて、キリスト教には限らない、罪と赦し、救いを描いているのだとは思います。RT @KazuhiroSoda むしろ「共通に与えられる救い」がキリスト教(とい @RIKO1859
2010-12-30 14:03:37キリスト教を批判するために作ったとは僕も思いませんが、批判的な視線は確実にあったと思います。@saruKmovie 監督は、フィルメックスでの上映の際に、キリスト教批判をしようとしたわけではないという趣旨のことを仰っていて、…@KazuhiroSoda@RIKO1859
2010-12-30 14:11:29韓国の現世利益的、そして時にはカルト的な色彩もあるキリスト教という現実にあって、確かに批判的視線はあると思います。RT @KazuhiroSoda キリスト教を批判するために作ったとは僕も思いませんが、批判的な視線は確実にあったと思います。
2010-12-30 14:25:54いや、彼の目線は韓国に限らぬキリスト教全般に対する根本的な批判になってると思いますよ。@saruKmovie 韓国の現世利益的、そして時にはカルト的な色彩もあるキリスト教という現実にあって、確かに批判的視線はあると思います。@KazuhiroSoda キリスト教を批判するため
2010-12-30 14:30:10続き)あっ、ひとつだけ『シークレット・サンシャイン』に救いがあるとすれば、それはシネと犯人の娘の関係だ。ラスト近く、美容院でシネは唐突にその場を去ったが、娘に対する気持ちは憎しみばかりではなかったはずだ。うーん、深いなあ、この映画は。
2010-12-30 14:47:12「シークレットサンシャイン」の優れたレビューだと思う。ちと主人公に厳しすぎ賀茂しれないけど。 / 女が壊れる時と、癒される時……『シークレット・サンシャイン』(2007年、韓国) - Kaiのネタバレ映画館 http://htn.to/evsGSq
2010-12-29 04:41:59@KazuhiroSoda 僕も一昨日この映画を見て、打ちのめされました。あの物語は、人物描写にとことん容赦がないなあ、と思いました(「俗物」という点では、主人公のシネと、つきまとう社長も実は同等だったり、おっしゃるように善意の人間が彼女を追い詰めたりと)。
2010-12-30 14:57:04同感@t_kawase @KazuhiroSoda僕も一昨日この映画を見て、打ちのめされました。あの物語は、人物描写にとことん容赦がないなあ、と思いました(「俗物」という点では、主人公のシネと、つきまとう社長も実は同等だったり、おっしゃるように善意の人間が彼女を追い詰めたりと)。
2010-12-30 15:06:26@KazuhiroSoda シークレット・サンシャイン観てみたいです。私は牧師の娘なんですが自分の中の宗教感に対して長年考えてきたので。
2010-12-30 14:53:56ぜひ感想教えて下さい。@noricchos @KazuhiroSoda シークレット・サンシャイン観てみたいです。私は牧師の娘なんですが自分の中の宗教感に対して長年考えてきたので。
2010-12-30 15:06:48それは多神教では? RT @KazuhiroSoda 続き)神という概念の危うさ。それは神が沈黙しているが故に、神の意思=人間の意思に結局はならざるを得ないことだ。そして人間は不完全であるが故に、大抵は恣意的でろくでもない意思ばかりを神に担わせる。そのことを『シークレット・サンシ
2010-12-30 15:22:02いえ、一神教でもそうでしょう。@yhosok それは多神教では? @KazuhiroSoda 続き)神という概念の危うさ。それは神が沈黙しているが故に、神の意思=人間の意思に結局はならざるを得ないことだ。そして人間は不完全であるが故に、大抵は恣意的でろくでもない意思ばかりを神に
2010-12-30 15:30:01ユダヤ教系は違いますよね。啓示宗教なので。 RT @KazuhiroSoda いえ、一神教でもそうでしょう。@yhosok それは多神教では? @KazuhiroSoda 続き)神という概念の危うさ。それは神が沈黙しているが故に、神の意思=人間の意思に結局はならざるを得ないことだ
2010-12-30 15:34:27概念的には神からの啓示が教義の根本にありますが、信者にとって神は常に沈黙しているでしょう。@yhosok ユダヤ教系は違いますよね。啓示宗教なので。 @KazuhiroSoda いえ、一神教でもそうでしょう。@yhosok それは多神教では? @KazuhiroSoda 神という
2010-12-30 23:28:08お願いします。かなり興奮状態で一連のツイートを書いたので思い違いもあるかもしれません。@octvtnng @KazuhiroSoda 僕は七年前から(受洗により)クリスチャンなので、観たら感想を必ずリプります。逆に観ない限り触れられません(当たり前ですね;)
2010-12-30 23:28:45トリアーの映画も僕は大好きなんですが、イにはかなりやられました。@mtmko79 @KazuhiroSoda トリアーは神の目線って感じですが、イ・チャンドンは人物に寄り添っているような低い目線を感じます。だから容赦ない描写でも、血が通っているように感じます。
2010-12-30 23:31:23おお、確かに!密陽=社長かどうかは分かりませんが、タイトルには深い意味がありますね。@wenxxxdy @KazuhiroSoda 密陽の意味?考えた事もない、の会話からみえるものは多いかと。意味や理由が全て、かつ報いを求めるシネにとってただ愛するという社長のような人の存在の大き
2010-12-30 23:35:14黙ってはいますけど、啓示は人間の意思への「否定」として働く力ですよね。 RT @KazuhiroSoda 概念的には神からの啓示が教義の根本にありますが、信者にとって神は常に沈黙しているでしょう。@yhosok ユダヤ教系は違いますよね。啓示宗教なので。
2010-12-30 23:51:42形式的にはそうですが、実際的には「否定」は神が直接伝えるわけではなく、預言者なり聖職者なり、人間が間に介在します。@yhosok 黙ってはいますけど、啓示は人間の意思への「否定」として働く力ですよね。 @KazuhiroSoda 信者にとって神は常に沈黙しているでし@yhosok
2010-12-31 00:00:31でもその言葉はある人間集団の意思を表象したものじゃないわけですよ。もしそうだとしたら、ユダヤ教系は世界宗教にならなかったはずですよね。 RT @KazuhiroSoda 形式的にはそうですが、実際的には「否定」は神が直接伝えるわけではなく、預言者なり聖職者なり、人間が間に介在しま
2010-12-31 00:03:57「啓示」を聞いたと宣言したのは人間でしょう。その点を問題にしているのです。僕は神の存在を前提とはしていないので。@yhosok でもその言葉はある人間集団の意思を表象したものじゃないわけですよ。@KazuhiroSoda 実際的には「否定」は神が直接伝えるわけではなく、預言者なり
2010-12-31 00:07:57人間でもいいですけど、それは「よそ者」なんですよ。よそ者の言葉を強制される、というのが啓示ですよ。 RT @KazuhiroSoda 「啓示」を聞いたと宣言したのは人間でしょう。その点を問題にしているのです。僕は神の存在を前提とはしていないので。
2010-12-31 00:12:04よそ者かどうかは僕は問題にしてません。「これが神の言葉だ。啓示だ」と宣言する人間の言葉に、その人の恣意や限界が混じることを問題にしています。@yhosok 人間でもいいですけど、それは「よそ者」なんですよ。よそ者の言葉を強制される、というのが啓示ですよ @KazuhiroSoda
2010-12-31 00:14:59最初に仰ってた人間の意思=神の意志という発想では世界宗教には成り得ないので、それはユダヤ教系の啓示宗教とは違う神ですよ、ということです。 RT @KazuhiroSoda …世界宗教になるかどうかはどうでもいいんです。僕は神という概念を持つことの根本的な危うさを指摘しているんで。
2010-12-31 00:29:48いや、よそ者かどうかが決定的に重要だと思いますよ(笑)。同じ共同体の誰かが神憑りになるだけだったら、世界宗教にならないはずなので。 RT @KazuhiroSoda よそ者かどうかは僕は問題にしてません。「これが神の言葉だ。啓示だ」と宣言する人間の言葉に、その人の恣意や限界が混じ
2010-12-31 00:19:11