東京工芸大学マンガ学科准教授、伊藤剛氏による、マンガ・キャラクターイラストと美術について

マンガ研究者である伊藤剛氏のまとめを作ったら他の方がすでにまとめていたので自分用に改造。
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@niseusa

とても興味深いので、まとめられて無かったら後でまとめておこう。なんというか、こういう方向から考えられるのではないか、とか、若輩者ながら、美術教育研究の方の立場から何か提案出来るのではないかと思ってしまうのだが、それはそうと美術教育系の学会入ってるのかなー。気になる。

2015-07-18 05:12:51
@niseusa

国立で教育学系の学部の先生なら確実に入ってるけど、多分そうじゃないよなぁ。むむ。入っていただけたら私がいつかお会いでき…ゲフンゲフン

2015-07-18 05:16:39
@niseusa

美術教育研究で漫画とかアニメとかそっち方面の研究していらしてる先生てそんなにいらっしゃらない覚えがあるので、そこはほら、増やさないとw

2015-07-18 05:20:15
@niseusa

私が唯一持ってる論文のテーマとドンピシャなんですが、立場というか土台変わるとまた違った見方になるんだなぁと本当に興味深いのです。

2015-07-18 05:22:58
@niseusa

自分のツイートまとめた、造形芸術協議会のシンポジウムのやつ、今見たら難しい話のところをさくっと飛ばしてて笑ったw 難しかったんだよ!!!すごく重要なこと言ってたのに!難しかったんだよ!!!!だって急にカントやアルキメデスが出てくるとは思わなかったんだもん。

2015-07-18 10:05:43
@niseusa

キャラクター絵云々に関しては、確か美術科教育学会に面白い論文が載っていたように記憶しているんだけど、確か幼児のアンパンマンとか描く子がーみたいな結構対象が年齢の低いものだったので、どうだったかしら、と思いつつ。

2015-07-18 10:16:43
@niseusa

個人的には、明治の最初に美術教育が発端した時は、技術を教える教育だったのを、フランツ・チゼックあたりの影響を受けた?山本鼎とかが自由画教育を提唱してから、じわりじわりと感性の教育に傾いていってるイメージなんですが、ええっと、リードとかの影響も結構あるよね、とか、なんとか。

2015-07-18 10:20:18
こむぎこの森 @kmgk_222

中学生になったらちょっと賢くなって提出しなくていい問題用紙にらくがきをするようになりました。 厚めの教科書や資料集の右下にパラパラ漫画を描いたり 教科書やノートの下にルーズリーフ置いて先生から見えないように描いたりしてた。

2015-07-18 10:22:55
@niseusa

学校現場を実際に1年ですが見た感じとしては、実はちゃんと技術を教えてるのだけど、教える技術が、たぶん、綺麗な丸を描く、とかじゃなくて、混色のコツだとか、対象をよく見る、とか、ちょっと高度でちょっと抽象的な内容になるんですよね。いい先生がしっかり教えると生徒ができるようになるけど、

2015-07-18 10:23:27
@niseusa

なんというか、時間数の少なさもあり、教えてもらって即すげー絵が描けるわ!みたいなのにはならないので、余計に技術を教えてもらった気にはならない。しかも実技優先から、鑑賞教育への流れが出来てしまったので、どうしても不満の残る内容になりがちではないかな、と。

2015-07-18 10:25:20
@niseusa

キャラクター絵が好まれないのも、そもそも「対象をよく見て描く」という、静物画系のお題が多いので、「記号」の組み合わせでもある漫画絵っていうのはあまり好まれない印象。どうしても、それは趣味でやれ、授業ではやめとけ、という流れになるよなぁ、と。

2015-07-18 10:27:54
---- @hymdn9

私の高校時代の美術の先生は、贔屓が激しい人で嫌われてたけど、私には良い方向で贔屓してくれたので大好きだったなぁ。その時初めて油絵やったけど、色塗り大嫌い葉山に色塗りのコツを親身になって教えてくれたのがこの先生。軽音部だったのに

2015-07-18 10:28:24
@niseusa

同時に、授業の中で漫画が扱いやすくなったのもここ十年ちょいほどで、教科書なんかにはしっかりどこを参照にすればいいのかわかりやすくなっているけど、これも実は漫画絵を描かせるためのものではなく、表現技法のひとつとして使う、くらいの使い方がしやすいもので、授業で漫画を描かせるのは中々

2015-07-18 10:30:30
ろば(フォローは固定を見てから) @kakuntejinz

美術の授業って、何描いてもいいのよ〜って感じで、私は絵を描くのが好きだったから楽しかったけど、今思えば小学校の図工の段階でちょっとしたコツとか基本の技術を教えて欲しかったかも。

2015-07-18 10:33:53
@niseusa

…とかいいながら一回やってみたけど(笑)。とにかく、まともなのを、と思うとかなり工夫が必要で、やはりここでも、絵が上手になる描き方っていうのは出来ないししないので、表現技法を教えるにとどまるという。授業自体は漫画好きの子たちが輝いてましたw

2015-07-18 10:34:06
れと @leto_als

おじが小学校から呼ばれて漫画の描き方を教えに行ってるって話を最近よく聞くなぁ…。 どんな美術の授業してたんだろう。気になる今度きいてみよう!

2015-07-18 10:36:22
@niseusa

何話してたんだっけ。キャラクターイラスト、うーん。それを美術の授業に組み込んでしまうには、いったん要素を分解して、まったくそういうものに触れてこなかった子に体系を教える必要があるし、他の子が写実的なものを描いてる時に混ざって一緒に描いてていいのか、というと、またまた、うーん。

2015-07-18 10:36:52
@niseusa

ちなみに、漫画絵とかありだよっていうと、絵のあまり得意でない子が、ドラえもん描きだすっていう。現場の先生があまりキャラクターイラスト解禁にしたくないのはそこらへんもあるんじゃないかな…。あれ、完全に記号として描かれてるから…。うまく組み合わせればいいのが出来るんだけど。

2015-07-18 10:38:42
@niseusa

図工とかあそこらへんの小学校の段階で、ちゃんとした美術の先生がちゃんと教えていれば、ちょっとしたコツっていうのも一緒に教えられるはずなのよね。とにかく、専科の先生を置けっていうそこに話が戻ってしまうのだけど。自由に描けつったって描けるかっていう、自由画教育もコツがあると思うのに。

2015-07-18 10:41:00
れと @leto_als

いま思うと、体育も音楽も技術も美術も書道も家庭科も、不得意な子にはほんとに苦なものだったんだろうなぁ…。

2015-07-18 10:43:40
@niseusa

芸術、という括りについては、テープ起こししててようやく気付いたんだけど、美学の先生が、芸術という枠組みにどんどん囲い込みをしていっているんだ、という話をしてて。要するにルネッサンスとかあそこらへんでは職人技だったわけで、それを芸術っていう名前つけて、あれもこれも、と取り込んだ。

2015-07-18 10:45:33
@niseusa

そのうちデュシャンとかがレディメードとか突っ込んできたりとか色々して、現代芸術とか、え、それ芸術?みたいなのも枠組みにどんどん放り込まれてはいるのだけども。漫画やイラストについては、いまだ「大衆芸術」から抜け出せてはいないんじゃないかなという印象。

2015-07-18 10:47:04
れと @leto_als

5教科以外はほとんど大好きだったけれど(私マジ脳筋です)、美術でも粘土を使って人の顔作るのが課題だったときはほんとに嫌になったし、書道は毛筆が課題のときは苦痛。 あと体育のダンスの授業。体育もダンスも大好物だけどナニ、創作ダンスって。あれは羞恥心しか沸き出てこなかった…。

2015-07-18 10:48:46
@niseusa

純粋芸術、という枠組みに入れるには大衆になじみすぎてしまって、大衆芸術、という位置づけになってしまったがために、純粋な芸術を教えたい、という美術教育の中ではどうしても疎外されてしまう。が、芸術は芸術であるので、組み込もうとは思うので、漫画の表現技法を取り入れた、と。

2015-07-18 10:49:02
@niseusa

そもそも美術の授業で何を教えたいか、という一点に戻るとき、キャラクターイラストはどういう位置づけになるのか、それで何を教えられるのか、がどうしても重要になってきてしまうので、そこをうまく解釈して、キャラクターイラストの授業を通してこういうことを学ばせることができるよ!っていう

2015-07-18 10:51:18