福島・東電核災害での甲状腺被爆、40歳以上の成人

広島、長崎の原爆生存者における甲状腺がんリスクから40歳以上ではリスク消失(トンプソン論文)とされていた。マーシャル諸島のロンゲラップ島の住民のビキニ水爆実験による被曝から5Gy(グレイ)以上の甲状腺線量で甲状腺機能低下症という確定的影響を起こすとされていた。 但し、1995年にNIHの疫学者ロン博士がまとめた研究では50ミリシーベルトという低い外部被曝の甲状腺線量で甲状腺がんが有意に増えると報告されている。
6
cyborg001 @cyborg0012

甲状腺評価部会の最新「中間報告」、全体としては妥協の産物だが、数十倍オーダーで多発、被曝による過剰発生の可能性を明記。更に「仮に過剰診断でも、数年以内に生命予後を脅かす癌を早期発見・早期治療している可能性」にも言及。この点は特に重要。 pic.twitter.com/ACVvRFaZVM

2015-07-13 09:50:27
拡大
cyborg001 @cyborg0012

津金昌一郎(国立がん研) ただこれが今回多かった。 すごく多かった、ある程度予想されてたけど多かったという物に対して、 それが「放射線の被ばくによる影響かどうか」というような事は、 これから、もしかしたらそれも検討しなきゃいけない。 この多かった事に対して検討しなきゃいけない

2015-07-16 23:14:16
cyborg001 @cyborg0012

国立がんセンター所長津金氏の「すごく多い。想定外の多さだ。放射線被曝による影響かどうか検討しなきゃいけない」との発言。原子力安全委員会や弘前大学などの初期被曝推計の根本的見直しを迫るものともいえる。過小評価された被曝推計を前提にした今までの議論はすべて説得力を失っている。

2015-07-16 22:43:32
cyborg001 @cyborg0012

山下俊一が事故時の福島について語っている。福島医大はパニックに陥っていた、ヨウ素剤配布や避難の必要性を訴える意見が噴出した、このままでは県職員や医者が逃げる恐れがあったなど証言している。 mh.nagasaki-u.ac.jp/others/change/… pic.twitter.com/gvx0dC9LaY

2015-07-16 23:43:51
拡大
cyborg001 @cyborg0012

福島医科大がパニックに陥った理由の一つは、職員や周辺住民の甲状腺被曝量を検査し、その結果が余りにも悪かったからかもしれない。医大は初期被曝のデータを持っていると思われる。 事故直後の甲状腺被ばく実測値「ハードディスク故障」で不開示 oshidori-makoken.com/?p=910

2015-07-16 23:54:14
cyborg001 @cyborg0012

放射能汚染された住民に除染を行うとき甲状腺検査も同時に実施する義務がある。しかし、福島県は避難民20万人の1人にも甲状腺検査を行わなかった。しかし、人体除染を行った「職員」には甲状腺検査をし、被ばく管理上その記録をとっているはずだ。そのデータは出ていない。開示させる必要がある。

2015-07-17 00:00:41
cyborg001 @cyborg0012

3月12日からの人体除染に参加した福島県職員は何千人規模のはずです。放射線業務従事者や医療関係者が主体となっている。彼らは被曝管理上の必要性から職員や自分たちの被曝量を測定し、そ甲状腺被曝量はデータとして記録されているはずです。何百人、何千人規模の初期被曝データがあるはずです。

2015-07-17 00:12:26
cyborg001 @cyborg0012

福島医科大関係者は自分だけ安定ヨウ素剤を飲んでいる。この論点で本当に重要なのは、41才以上の成人にヨウ素剤が必要なのは、5Gy以上の被曝をする場合に限るという点です。5Gyというのは5,000mSvです。100ミリの50倍です。 remnet.jp/kakudai/06/key…

2015-07-17 00:25:23
cyborg001 @cyborg0012

41歳以上の福島医科大職員が安定ヨウ素剤を服用したのであれば、彼らは自分らの甲状腺被曝量が5Gy(5,000ミリSv)を超えると恐れたからでしょう。甲状腺癌防止のためではなく、5Gy以上では甲状腺に確定的な疾患が現れるからです。成人で5Gyというのは大変な甲状腺被曝量です。

2015-07-17 00:27:53
cyborg001 @cyborg0012

@Anti_Jigokudama ありがとうございます。避難民の1人にも甲状腺検査をしていないと福島県は説明しています。しかし、政府や県の被曝防護マニュアルでは1.3万cpm(または10万cpm)を超えた場合、甲状腺被曝検査は義務です。実測値を隠しているか、本当にやらなかったのか

2015-07-17 01:30:40
cyborg001 @cyborg0012

@Anti_Jigokudama かりに避難民への甲状腺検査を全くやらなかったとしても、人体除染を行う県職員や医療関係者は自分たちの被曝量を測定しているはずです。彼らは防御しているので避難民よりも被曝量は低いでしょうが、彼らのデータは記録されているはずなんです。

2015-07-17 01:32:42
cyborg001 @cyborg0012

「福島県緊急被ばく医療活動マニュアル」(福島県保健福祉部、59-61頁)より。緊急被曝医療に参加する医療班の被ばく管理(職員に対する内部被曝を含む検査、ヨウ素剤配布などの防護、線量管理、データの集計・記録)が義務付けられている。 pic.twitter.com/OpUfKcixZ1

2015-07-17 02:56:42
拡大
cyborg001 @cyborg0012

「福島県緊急被ばく医療活動マニュアル」(福島県保健福祉部、60頁)より。人体除染(緊急被ばく医療行為)に参加した職員で汚染が基準値を超えるなどした場合は、二次緊急医療施設などで検査(甲状腺被曝検査を含む内部被曝検査など)を行う。 pic.twitter.com/RCLMNvv8SJ

2015-07-17 03:04:39
拡大
cyborg001 @cyborg0012

福島医大の医師は安定ヨウ素剤を服用したとされる。しかし、原安委やWHOの指針では40才以上の服用は5Gy以上の場合にのみ推奨される。ベラルーシ小児の最頻値は5-50ミリGy、5Gyは大変な被曝量だ。医大はこの点を説明した方がよい。 pic.twitter.com/WGGOYvqhMf

2015-07-18 06:44:25
拡大
cyborg001 @cyborg0012

細井 義夫(広大 原爆放射線医科学研究所) 「被ばく時年齢40才以上の場合の甲状腺癌のリスクについて」 nsr.go.jp/archive/nsc/se…' 原子力安全委員会資料。40才以上の被曝による甲状腺癌リスク上昇を認め、40才以上の安定ヨウ素剤配布を推奨している。重要です。

2015-07-18 07:12:19
cyborg001 @cyborg0012

2011年1月12日被ばく医療部会の資料。広島・長崎、チェルノブイリ等で40才以上の甲状腺がん発症率が上昇したとの研究から、40才以上の住民に対するヨウ素剤配布を勧告している。3.11前の資料だが、原発再稼働を前にした今とくに重要。 pic.twitter.com/fYVcTU2Skg

2015-07-18 07:35:06
拡大
cyborg001 @cyborg0012

3・11前に被ばく医療分科会が「原発事故によって40才以上も甲状腺がん増加リスクがある」と政府に勧告しているのに、福島健康検査は18才以下の甲状腺検査のみ、成人は完全に蚊帳の外に置かれている。ヨウ素剤配布も未だ40才以上は不要とされている。何のための原子力安全委員会なのだろうか?

2015-07-18 07:52:03