第111回日本精神神経学会学術総会実況 奈良県立医科大学精神医学講座 山室和彦先生 ADHD症状を伴う自閉症スペクトラム症に対する薬物療法

学会の実況ツイートです。タイピング追いつかずタイプミス、変換ミスや実況者の知識不足等で誤りあるかもしれませんがご了承ください。
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aikider @sayoarashi

ADHD症状を伴う自閉スペクトラム症に対する薬物治療 奈良県立医科大学 山室和彦先生

2015-06-05 16:34:32
aikider @sayoarashi

ADHDは成人期に寛解する例も多いが、あくまで症状的ないし症候的寛解であって、機能的寛解はわずかである。

2015-06-05 16:37:02
aikider @sayoarashi

不注意症状は多動衝動性よりも残存しやすい。

2015-06-05 16:37:39
aikider @sayoarashi

成人ADHDの有病率は世界的にはだいたい3.4%程度

2015-06-05 16:37:59
aikider @sayoarashi

自閉スペクトラム症の有病率は増加している。ASの周知など。

2015-06-05 16:38:31
aikider @sayoarashi

ASDとADHDの共通点と相違点。幼少期にはADHDは手がかかるがASDはさほどでもない。課題に集中できない・集中しやすいなどの相違点はある。しかし衝動性など共通点もある。

2015-06-05 16:40:07
aikider @sayoarashi

DSM5では成人を意識するようになった。ADHDの診断では17歳以上では必要な症状が減って診断しやすくなった。ASDとの除外診断がなくなった。

2015-06-05 16:41:01
aikider @sayoarashi

ASDと診断されたうちADHD症状を持つ児童は67.9%。成人では43%

2015-06-05 16:42:17
aikider @sayoarashi

メチルフェニデートとアトモキセチンの違い

2015-06-05 16:42:28
aikider @sayoarashi

ラットの研究:アトモキセチンでは前頭前野皮質でドパミンを増加させる。しかしメチルフェニデートでは側坐核や線条体でもドパミンが増加する。

2015-06-05 16:43:39
aikider @sayoarashi

実行機能・報酬系回路がADHDでは障害されている。

2015-06-05 16:44:40
aikider @sayoarashi

薬物療法は小児のガイドラインに準じて行っているが、GAFを含めた重症度で判断することがすすめられる

2015-06-05 16:49:34
aikider @sayoarashi

メチルフェニデートのrct3例より 安全性は確立している。多動衝動性と比較すると不注意への効果は乏しい。

2015-06-05 16:51:18
aikider @sayoarashi

アトモキセチン 安全性が高い

2015-06-05 16:51:51
aikider @sayoarashi

リスペリドン 適応拡大している

2015-06-05 16:52:33
aikider @sayoarashi

薬物療法は治癒させるのではない。 困難を解決し社会適応を促進する。 目標設定し達成を助ける。

2015-06-05 16:53:49
aikider @sayoarashi

NIRSと色識別課題 ADHD治療前は活性がていかしているが、アトモキセチン内服後は活性が向上している。診断の補助や効果判定に使えるかもしれない。

2015-06-05 16:57:25