【黄昏町の刀剣男士】黄昏町の怪物ログまとめ

シロ @siro_xx

「怖かったろう、ここなら安全だ」男に招かれたのは民家のガレージであった。大勢の住人が身を寄せ合い、隠れ潜むように膝を抱えていた。「休んでいきなさい」「……」長谷部は住人の中に知った顔がいないかどうかを探した。だが、見つからなかった。「……一体この町はどうなっている……？」

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その問いに答える者はなかった。暫くしたら出て行くと告げてから、彼はガレージの片隅に腰を下ろした。【生存】【魂12/力0/探索0】【異形『火玉(火耐性、探索+1)』】【死亡回数1】 #黄昏町の刀剣男士

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長谷部がだいぶタフなので光忠も並行してプレイすることにします。 入力欄の名前は「シロの燭台切光忠」で。　#黄昏町の刀剣男士 遊び方の画像はこれ twitter.com/tasogare_yakub…

黄昏町の怪物 @tasogare_yakuba

黄昏町の怪物の遊び方 pic.twitter.com/VfMBviNOfK

2015-06-25 23:28:34

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『気付くと君はひとりきり。 黄昏色の町は知らない場所のはずなのに、妙に記憶にひっかかる。 聞こえてくるのは怪物の息遣いと、怯える住人達の囁き声。 君は、この町を抜け出すことができるだろうか？』　#黄昏町の刀剣男士

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[ハンドアウト]気が付くと、君はガードレールに腰かけ自分の影を見つめている。頬が濡れていたが、何故なのか分からない。《開始地点[町]shindanmaker.com/541547》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

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[町]溜め池の深くに、ビニール袋で密封された封筒が沈んでいるのを見つける。《水耐性所持のとき【アイテム：札束(診断結果に「住人」の文字が含まれる時、一度だけ結果を無視できる/死亡時に消失)】を入手》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541547

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【燭台切光忠/1日目】「……」燭台切は己の身体に触れ始めた。右手。ある。左手。ある。眼帯。ある。衣服。元のままだ。刀。刀がない。彼は思わず舌打ちした。肝心の得物を失うなど、これでは「あれ？」その時彼は気がついた。己の中から『何故この町にいるのか』という記憶が抜け落ちていることに。

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「参ったな……」遠くから聞こえてくる怪物の息遣いと住人の囁き声を拾おうとしたが、遠すぎた。彼は頭を振り、再び状況把握に努める。目の前にあるのは己の影だ。椅子代わりにしていたこれは、がーどれーるというものだろう。「……あれ？」彼は瞬いた。理由もわからないままに、頬が濡れていた。

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彼は濡れた頬を拭うと、顔を上げて周囲を見回した。溜め池の底に封筒のようなものが沈んでいるのが見える。「……刀が水に沈むわけには、いかないよね」だが取りには行けない。彼は嘆息し、他の手がかりを求めて歩き始めた。【生存】【魂10/力0/探索0】【死亡回数0】 #黄昏町の刀剣男士

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[町]初老の男は穏やかな表情で黄昏を見ている。「きれいだね」額の目だけが君を見つめる。「消え行く魂の色のようだ」《力4以上で勝利【魂+1】、3以下で死亡【魂-1/異形『三ツ目(力+1、探索+2)』を入手】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541547

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【へし切長谷部/5日目】ガレージを出た長谷部は再び町を歩き始めた。曲がり角を八つ曲がったところで初老の男と出会った。「きれいだね」一瞬、彼はそれを己の主と錯覚した。だから、反応が遅れた。「消え行く魂の色のようだ」彼は己の刀を抜いた。だが間に合わない。刃が、黄昏色に染まっていく。

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「あ」額の目に見つめられながら、長谷部は刀を取り落とした。膝が震え、そのまま泡を吹いて倒れた。【死亡】【魂11/力0+1/探索0+3】【異形『火玉(火耐性、探索+1)』】【異形『三ツ目(力+1、探索+2)』】【死亡回数2】 #黄昏町の刀剣男士

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[町]車掌鞄を引き摺った毛玉が君の足元へ来る。「発車時刻です、お急ぎください」《【異形強化の診断[電車](shindanmaker.com/547682)へ移動できる。しなくても良い。】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541547

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【燭台切光忠/2日目】やがて燭台切は駅に辿り着いた。……駅？これが？「発車時刻です、お急ぎください」車掌鞄を引き摺った毛玉が彼の足元をぐるりと回り、電車へと乗った。そして彼を振り返り、じいと見る。乗らないのかと。「……」彼は静かに首を横に振った。「……遠慮しておくよ」

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「乗らないのですか」「やめておく。僕はまだこの町に来たばかりだからね。僕の目的がこの町の中にないってわかったら、また来るよ」「そうですか」扉が閉じた。彼は黄昏色の向こうへと消えていく電車を見送り、溜息を吐いた。【生存】【魂10/力0/探索0】【死亡回数0】 #黄昏町の刀剣男士

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[ハンドアウト]時刻を告げるチャイムが廊下に響き、君は意識を浮上させる。時計はいつまでも、午後6時6分を示したままだ。《開始地点[学校]shindanmaker.com/541542》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

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[学校]渡り廊下に出た瞬間、巨大な口が君を空中へ浚った。《力6以上で勝利【異形『竜尾(力+5)』を入手し[町](説明文参照)へ移動】、力5以下で死亡【魂-2】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542

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【へし切長谷部/6日目】聞き慣れない鐘の音で長谷部は目を覚ました。「……何処だ此処は」彼は記憶の断片を探る。寺子……いや、学校か。廊下から窓越しに見る教室の時計は、六時六分のまま動かない。長谷部は溜息を吐いて歩き始めた。暫く進むと、隣の校舎へと続く渡り廊下が見えた。一歩踏み出す。

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その瞬間、長谷部の身体は浮いた。「な」刀を抜く暇も、理不尽を呪う暇もなかった。長谷部を咥え上げた大きな口は、そのまま長谷部の腹部を噛み砕いた。【死亡】【魂9/力1/探索3】【異形『火玉(火耐性、探索+1)』】【異形『三ツ目(力+1、探索+2)』】【死亡回数3】 #黄昏町の刀剣男士

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[町]住人たちに追われ、逃げた先は行き止まり。君が背にした壁の上で傾いたのは2tトラックだ。《所持異形1つ以下なら許される【魂+1】、異形2つ以上で圧死【魂-2/異形『石肌(火耐性、力+1)』を入手】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541547

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【燭台切光忠/3日目】駅から離れた燭台切は住民に追われていた。何故逃げているのかもよくわからない。追われているから逃げているのだろう。それに、手に手に不可思議なものを持っている住民と丸腰で対話するのは無謀だと彼は悟っていた。この町はおかしい。ここに居る住民も。すべてが。

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「いたぞ」「あっちだ」彼は声から逃れるように路地の角を曲がる。「しまっ……！」彼は自ら袋小路に飛び込んでしまった。「異形め」「化物め」「退治してやる」「ま、……待ってくれ！僕の話を聞いてくれないか！」一か八かの賭けであった。壁に背をついたまま両手を上げ、彼はぎこちなく笑った。

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「僕は、君たちに退治されるような化物じゃないんだ！」そして必死に訴えた。「危ない！」と誰かの声。彼が上を見ると、彼が背にしていた壁の上でトラックが傾いていた。「――あ」「こっちに来い！早く！」彼は声に従い、駆け出した。直後、ドォンと重い音が響き、トラックが壁の上から落下した。