2015年7月29日

本土決戦を粉砕したのは何だったのか

大戦最末期に声高に叫ばれた本土決戦は実行に移される事なく8/15を迎えた。 日本に終戦をもたらした、つまり”戦争継続の意思”を打ち砕いたのは何だったのか。それは原爆とソ連参戦によって発生した戦略の破綻だった。
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mk@c98 落選 @masatoshi_san

ドゥーエあたりの言う、古典的な意味での「戦略爆撃」は、一回の空襲で都市や産業基盤を破壊するような爆撃であり、これを行われた時には国民国であっても戦争を継続できない可能性が高い。本土空襲の進行によって急速に戦争遂行の確信が失われていった大日本帝国はその一つの例だと思う。

2015-07-28 11:46:43
mk@c98 落選 @masatoshi_san

ドイツは42年からの戦略爆撃に耐えている、という指摘もあると思うけど、あれは規模が小さく「未熟な戦略爆撃」である点に問題があったのだろう、と。その意味では日本軍の重慶爆撃も同様なのではないか、と。

2015-07-28 11:50:32
パンターF@C58難民 @PanthertypeF

いやー、日本が干上がったのは輸送船撃滅による資源輸送の破綻だべ フィリピン戦後は貯金切り崩すだけになってるし、最後は内航海運破綻による輸送の崩壊

2015-07-28 12:57:41
mk@c98 落選 @masatoshi_san

twitter.com/PanthertypeF/s… 言わんとすることはわかるがそれは戦争遂行能力の破綻であって、戦争継続に関する国家意思の話とは(密接に関係するけど)イコールではないと思うのだよね。

2015-07-29 01:20:32
パンターF@C58難民 @PanthertypeF

@masatoshi_san 満州の”解放”による最後の聖地喪失が戦争終結をもたらした、と言う視点はどうでしょうか。大戦末期に技術者家族を含めての満州への工場疎開が実行されていましたし、本土決戦をやる以上都市2つが吹き飛んだ”程度”で継続をあきらめるとは個人的には思えないのです。

2015-07-29 18:54:09
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF満州についても書こうかと思ったのですが、うまく140字に収まらなかったのです。言葉足らずで申し訳ありません。満州も原爆も政権中枢に与えるインパクトとしては同質のものであると思うのです。(続く)

2015-07-29 18:58:08
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF 原爆がその圧倒的な破壊力によって国民や居住、生産施設といった抵抗基盤を根こそぎにするように、ソ連参戦による満州の喪失は陸軍力による抵抗基盤の喪失と認識されたのではないか、と考えるわけです。

2015-07-29 19:00:45
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF その意味では、戦争継続によって最大限の譲歩を確としようと意図していた大日本帝国にとって、原爆とソ連参戦は戦略の前提を崩壊させる出来事であったろうと考えます。

2015-07-29 19:05:42
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF 当時の政府・軍関係者の証言で、多くの場合、降伏の原因として両者に優劣をつけていないのは、表面上の差(未来技術的な原爆と従来型戦争であるソ連の侵攻)に反して、この二つの出来事が政府中枢に同質の衝撃を与えたからだろうと思うのです。

2015-07-29 19:06:48
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF すいません、用事の前に書き込もうとしたら誤字脱字がひどいですね。ごめんなさい。不分明なところはニュアンスで読むか改めて問い直していただければ幸いです。

2015-07-29 19:11:33
パンターF@C58難民 @PanthertypeF

@masatoshi_san 1つ思う事が、本土決戦をする以上都市が1つ2つ焼き払われるのは「想定の内」にあって、原爆投下はそれが早期に起きただけで遅かれ早かれ起こりうる事だと思うのですが、どうでしょうか?

2015-07-29 19:14:07
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF 本土決戦の結果としてそうなるのは問題ないと思います。日本陸海軍のイメージする本土決戦とは、国土と国民とひき替えに米軍に出血を強要して政治的な妥協を強いようというものですから。

2015-07-29 21:12:45
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF 原爆(あるいは下町空襲のような、一回の爆撃で大都市を消失させるような大規模空襲)の威力は、こうしたトレードオフを強いることなく一方的な人的物的消耗を日本側に強いるものであり、本土決戦が成立する前提を崩壊させたように思います。

2015-07-29 21:16:46
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF B-29単機の攻撃という阻止が極めて困難な方法で都市を潰すことの出来る原爆の存在と後背地としての満州の喪失は、本土決戦と長期の抵抗による出血強要を基本戦略とした昭和20年夏の日本の戦争計画を崩壊させ、戦争継続の意味と決意を挫いたと思うのです。

2015-07-29 21:20:43
パンターF@C58難民 @PanthertypeF

@masatoshi_san つまり、原爆や都市爆撃は出血強要という刺し違えを崩壊させてしまい、満州蹂躙は戦力の屋台骨を粉砕してしまい、戦力と戦略の両方から日本の本土決戦は破綻してしまったという事ですね。

2015-07-29 21:30:24
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF そうですね。日本軍、政府の判断としてはそれが大きな要因だったと思います。海上輸送の途絶による軍需、民需生産の破綻は、もう一つ下のレベルの人や組織で、より具体的な軍事技術論として本土決戦の不可能性を認識させるものだったのだろうな、と思います。

2015-07-29 21:41:39
パンターF@C58難民 @PanthertypeF

@masatoshi_san 了解しました。理解を更新しておきます。 ありがとうございました。

2015-07-29 21:48:19
mk@c98 落選 @masatoshi_san

@PanthertypeF こちらこそ、お付き合いいただきありがとうございます。 おかげさまで、頭の中の整理がいくらか出来た気がします。

2015-07-29 21:56:14

コメント

犬井作@COMITIA137欠席 @miduki_neko 2015年7月31日
少々話がズレているかもしれませんが、思い出したのでコメントします。自分が読んだ本「昭和天皇独白録」だと、最後まで軍部は本土決戦を決行しようとしていたそうです。終戦を決定した最後の御前会議は、昭和天皇陛下ご自身が招集なされたそうです。この本の文中にある陛下のお言葉を抜粋しますと、「雲南作戦も已に望なしと云ふことになつたので、私は講和を申込むより外に途はないと肚をきめた。」とありました。沖縄戦の後には、すでに陛下はポツダム宣言受諾の意思を固められていたようです。
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おばた はじめ @yamamoto1208815 2015年8月5日
満州の喪失を引き起こしたもの=ソ連参戦が大きいのではないでしょうか?当時の日本はソ連の仲介による講和に一縷の望みを賭けており、仲介役のソ連が対日参戦したとあっては講和の道も絶たれる、講和のための交渉材料としての本土決戦も用を成さなくなります
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