特撮から派生した物の見え方と塗装技法の話
@nadhirin 邦画は絵作りが下手です。それはフューリーを見てても思いました。逆に言えば、そのレベルからダメってことでもあって、より問題は深いんですがw
2015-08-18 00:25:27映画人種論とかは、ぶっちゃけ何とも言いようがない、証明のしようがないんで、日系人はハリウッドの絵が撮影できないって結論になるわけですが、そうじゃないし、映画系、TV局ドラマ系と、系統だって「ダメ」なところを見ると、現場のノウハウの身で仕事をしてるっぽい、までは言える気はしますが
2015-08-18 00:32:15ドロドログチャグチャの「リアル系AFV塗装技法」を生んだ素地というか、光を縮小してしまう変換系を脳内に備え付けているというか、そんな感じの違い。
2015-08-18 00:29:26模型の仕上げてぐちゃぐちゃがもてはやされるのは、ぶっちゃけ、作業が楽しいからです。あれは「模型は調べものと並行して有る」と思うタイプとは別の、とにかく手を動かしてフィードバックを得たい、てタイプのモデラーにすごく希求があるんですよ。ヨ式とか。
2015-08-18 00:33:46たとえば僕の本妻のエアモデル的に言えば、仕様の違いなんかより、とにかく塗り込みたいって人たちがいる。ただしい間違いとかじゃなくて、丹念に筆を入れるタイプのモデラー。彼らに僕らはまだ勝てない。だから僕らは古い言われちゃうしw 対立煽りもされるんだけどw
2015-08-18 00:35:01彼らが丹念に筆を入れるのに比べたら、僕ら古いモデラーの塗装は、確かに通り一遍なんですよ。でも、僕らが彼らを見ると、やりすぎでぐちゃぐちゃで廃品みたいに見える。ストレートに言うと喧嘩になっちゃうし、僕らが彼らの作品に対してしている肯定的な評価も伝わらない。問題はそこじゃなく
2015-08-18 00:36:14@mach_09 それ、俺の文意を全然読み取れてないよ。「こういう風に見えるよね?」が提示出来たかどうかという視点の差であって、技法の問題は階層が違う。現実を模型のリアリティに変換するための変換系が写実系か印象派系かの違いがあるんじゃないか?ということ。
2015-08-18 00:39:46連綿と続く写実技法というのがあったからこそ日本の浮世絵がインパクトを与え印象派が生まれたんだろうとは思うんだよなぁ、「ああ、物事をこういう風に見てしまう変換系があるのか!」というショックみたいなもん。で、その写実変換系をベースにしたミニチュアワークと印象派系じゃ仕上がりが違うよね
2015-08-18 00:43:57@nadhirin いや、そこまで高度じゃないと思うんですよ。ぶっちゃけ「ハイライトを立てる技法を知らない」から真っ黒に落ち込んでゆく作品ばっかりなんで。
2015-08-18 00:44:54その辺、僕には怨念があってw ハイライトを立てて塗って行ったのを持ってゆくと「カラモジュですか」って言われてw 違うよ、飛行機の曲面を立てたくて、ハイライトを立てるように塗ったんです、って言っても通じない、みたいなw
2015-08-18 00:45:59もちろん、判ってくれる人、というか、明らかに意図して塗ってる人もたくさんいて、そういう人たちが、丹念に筆を入れて塗ってることを、もうちょっと評価しないとダメだなあ、とは思ってます。 それと「手を入れるだけで頭が入ってないから黒ずんでグチャグチャ」もあるにはあって。
2015-08-18 00:46:56@mach_09 んーとね、写実変換系から落とし込まれた技法をこっちは全く知らない、理解してないと言い換えてもいいんだよ。「こうすればフォトリアリスティック、スーパーリアリスティックな絵が描けますよ」という技術書の有無が映像制作にそのまま直結して、今の結果があるみたいな感じ。
2015-08-18 00:49:08@nadhirin 模型の塗りについては、その通りだと思うんです。結果について頭を使わないまま、模型誌に紹介された技法を手でやって、真っ黒黒介になってる作品は結構、見ます。で、労力かけたんだよ、って言われて、アッハイ。みたいな。 それと撮影技法のつながりは、さすがにわかりません
2015-08-18 00:51:08@mach_09 40年前に海外の鉄道模型誌を初めて開いた時のショックがまさにそれだったんだよ。「ああ、連中にはこうやって見たままを再現する技法が定着してたんだ、だからあんなにリアルな特撮が撮れるのかぁ!」みたいなねw バーリンデンとの差がそのまま特撮の差だったんだという理解ね。
2015-08-18 00:54:38@nadhirin ただ、僕は、日本人の普通のカメラマンさんが撮影して、色もコントラストもキレッキレで、僕とは比べ物にならない、みたいな模型の画像も見てるんで、日本人には浮世絵的な見方が脳にあって離れない、とは思えないんですよ。また技法の話のように明らかに脳味噌使った塗りも見てる
2015-08-18 00:56:19@nadhirin 当時から「荒い塗り」として、フィルタリング技法は広範に使われていたらしいです。当時はテレピンオイルで、とても時間がかかったらしいです。主に乾燥にw 日本のカラモジュの油絵具技法もそっちの系統のようです。
2015-08-18 00:57:53@mach_09 シッカチーフ混ぜればテレピンでもそんなに乾燥に時間かからないよ。っても、最低1日は必要だけどw 油絵の具と粉が魔法のタネだったんだけど、40年前には黒船足りえなかったなぁという思いも。
2015-08-18 01:01:13@nadhirin ダメなんですよ。雨垂れとかの再現技法、いわゆるウェザーリングなんで、自然にたらーっとして、溜まって、しかも顔料より溶媒の方が多いことに意味がある、って技法なんで。
2015-08-18 01:02:59@nadhirin で、その辺、絵を描くように技術で描いちゃいます、って書ける人もいるんですよw そういう人は丹念に筆を入れて模型を絵にできる。 出来ない人が技法に囚われるんでw
2015-08-18 01:05:38@mach_09 内部を作らずに描いてすませるマットペインティング技法を模型に流用した人はさすがにいないだろうけどねw 「客収納部はプラ板に描いてあるだけ」とか、そんなの見たことない(いや、存在するかも知れんけど
2015-08-18 01:09:22@nadhirin 聞いたことはありますよw プロの絵描き業系の人が昔は模型サークルにけっこういらして、Gペンで計器盤を「描いた」とかそういう話は聞いたことがありますw 高荷さんの塗った模型がカッコイイ、とかもw あれはやっぱ絵描きの技法だと思うんです(だからずるい、ともw
2015-08-18 01:11:03@nadhirin @mach_09 中身騙し絵やったことはあるんですがあんまり出番が…。 pic.twitter.com/wdvSYOtIy4
2015-08-18 01:16:01