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海外文学作品の愉快な誤訳についてゆるく語る

海外文学読んでて、「あれっ」と思うことありませんか? プロの翻訳者の仕事も、時々意外な不手際が残ってたりするのです。ちょっと今日はそういうネタについて語ってみたい
書籍 文学 海外文学 大御所の意外なポカ 訳語 映画脚本
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冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
語によって同じ人物の名前が全然違う話の閲覧数が三万越えて味をしめたので、今日は #海外文学作品の愉快な誤訳についてゆるく語る で行ってみようと思いますw
冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
こないだもちょっと呟いたけど、翻訳もの読んでて「えっ」と思う記述ってあるよね。 エリス・ピーターズの「修道士カドフェル」2巻で12世紀のイングランドなのに畑に「トウモロコシ」があるとかそういうの。 #海外文学作品の愉快な誤訳についてゆるく語る
冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
コロンブスのアメリカ大陸発見が15世紀末。さすがに年代が合わない。 北欧脳だからヴィンランド植民のあたりでトウモロコシ流入のチャンスがとか一瞬考えたけど、やっぱりどう考えてもおかしい。 #海外文学作品の愉快な誤訳についてゆるく語る で、まあこれは実は簡単なからくりがあった
冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
cornはアメリカ英語だとトウモロコシだけど、イギリス英語でのニュアンスはむしろ「穀物全般」のことらしいのな。ってことはカドフェルはごく普通に麦やら豆やらを育ててたと思しい #海外文学作品の愉快な誤訳についてゆるく語る
冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
訳者の人がどういう間違え方をしたかは推測するしかないんだけど、これ、日本での英語教育がどっちかと言うとアメリカ英語に偏ってることが原因じゃないかとか思ったりした。 #海外文学作品の愉快な誤訳についてゆるく語る
冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
12世紀イギリスにトウモロコシあったらびっくりだよね。あれか、中世ヨーロッパ風と言いつつ市場にトマトやジャガイモがある系のライトファンタジーかと。 #海外文学作品の愉快な誤訳についてゆるく語る
尾野 灯@物書く駄猫 @Nyantasan
@seabuki ハンスウルリヒルデルの急降下爆撃を読むとよい。 素晴らしいゴミのような翻訳だ、 なお、契約の都合で新版は出ないらしいが、マジでこいつら死ね。

ぬこげんさんがちょっと過激な感じでエントリー。

このかたは魔法があるファンタジー世界に現代的な航空技術が混在した空戦物をweb連載なさってます。つまり、レシプロ大好き。

冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
@Nyantasan そんなにひどいんですか…… 出来れば具体例の一部などw
冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
@Nyantasan あー。翻訳しないでいいとこ訳しちゃったやつか……
尾野 灯@物書く駄猫 @Nyantasan
義勇兵をボランティア兵と訳す戸田夏子を超えた瞬間
冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
@Nyantasan private(二等兵)を私兵とか訳しちゃいそうだなあ
冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
@Nyantasan 原因は何でしょうね。ドイツ兵器しか興味ない人が訳したとかではないんだろうけど
尾野 灯@物書く駄猫 @Nyantasan
ボーライソーの帆船用語の間違いとか、クソオタクの戦いだが、空のコブラとか、 理解するのに2秒半掛かったもの。
尾野 灯@物書く駄猫 @Nyantasan
@seabuki ドイツ語の英訳本を邦訳したのがお勉強のできるバカだったけどなにか?
尾野 灯@物書く駄猫 @Nyantasan
@seabuki 翻訳ひどすぎて、英訳を読むレベル。
尾野 灯@物書く駄猫 @Nyantasan
なお、最後の締めの言葉の意訳が素敵すぎて、ぜんぶ許す。
尾野 灯@物書く駄猫 @Nyantasan
自らを価値なき者と見なす人間こそ、真に価値なき人間なのだ。 締めの一言の意訳の素晴らしさでクソ翻訳はぜんぶ許す。

原文はどんなもんなのかちょっと知りたくなるなど

冴吹稔@シルチス書院 @seabuki
ボライソーの話出たけど、帆船ものといえば高橋泰邦先生訳のホーンブロワーシリーズでもすごいのがあった。 「パナマの死闘」でのスパニッシュメインを「スペイン本土」って訳しちゃってる奴な #海外文学作品の愉快な誤訳についてゆるく語る
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コメント

Hoehoe @baisetusai 2015年8月26日
15世紀に大航海時代があった、という概念自体が誤訳に基づいており、韓国には千年前からジャガイモがあったのだ(朝日新聞並みの感想
カスガ @kasuga391 2015年8月26日
誤訳じゃないけど、酒匂真理子訳の『歌う船』で「コルヴィ人」と呼ばれていた種族が、浅羽莢子訳の続篇「蜜月旅行」の「からす座人」と同じ物だと気付いた時は、思わず膝を叩いた。
カスガ @kasuga391 2015年8月26日
それからハヤカワ文庫版の『Xの悲劇』には「ホテル専属の探偵」というのが出てくるんだけど、これ多分原文ではhotel detectiveで、「警備員」のことじゃないかと思う。
竹永@2 @takenaga51 2015年8月26日
「I am light. I am dark」を「わたしは軽いけれど私は暗い」と訳した、とあるカードゲームのフレイバーテキスト。以降の文章がちゃんと訳されてるだけに、より残念な感じが際立っている。
霧原真 @sk_hollyhall 2015年8月26日
超訳で名高い「ゲームの達人(master of the game)」、このmasterの訳がもしかしてすこしずれているのではないかと、ひそかに疑問に思っています。masterは支配者とか元締めとか、そういうのを含めた意味なのでは。
カスガ @kasuga391 2015年8月27日
『Xの悲劇』に関しては@fkosunさんから「誤訳ではない」という指摘があったので、こちらにもリンクを貼っておきます。 https://twitter.com/fkosun/status/636543804846157824
inukusu @inukusu 2015年8月27日
上にも出ていましたが、「Cthulhu Mythos」をどうやったら「ク・リトル・リトル神話」になるかは個人的には今もって謎です。
冴吹稔@シルチス書院 @seabuki 2015年8月27日
ここまでのコメント頂いた皆様、ありがとうございます。 @kasuga391様、「ホテル探偵」の訳語についての補遺、ありがとうございました。文章の背景にある社会や文化まで把握しても日本語の語彙の問題がありますものね。明治期に各種訳語を創案した(あるいは漢籍から借用して新しい意味を持たせた)方々の苦労がしのばれます
Yoshiteru Kawai @yoshikun2009 2015年8月27日
延原謙版緋色の研究のリウシとか特殊ホテルとかコレジャナイ感漂う訳語
BUFF @geishawaltz 2015年8月27日
kasuga391 「ホテルの探偵」はレイモンド・チャンドラーなども“ハードボイルド”探偵物でもよく出てきて「なんなんだろう?」って思った記憶が。そうか、そういうシステムなのですか。
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年8月27日
ブラッドベリ『華氏451度』冒頭、小笠原豊樹訳の「火の色は愉しかった」もまあ誤訳というか日本語的に訳してみたって感じですね。「燃やすってヤバくね?」みたいな感じ。燃えちゃって黒くなるのはマジヤバい。
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年8月27日
ごめん、訳者は宇野利泰だった。改訳版は伊藤典夫。
たさか(隣人部員) @ktasaka 2015年8月27日
昔『魔術ミステリ傑作選』という本で「プリンスオブウェールズ」をそのまま「ウェールズ皇子」と訳していた作品と出くわしましたが、誤訳かと思ったらあながち間違いでもないことが最近分かりました。
たさか(隣人部員) @ktasaka 2015年8月27日
「ウェールズ大公」という爵位は英国皇太子に与えられる称号のひとつなので、ウェールズ皇子って訳しても実はそんなに大差ないんですよ。
Jun'ya Suzuki @JunyaTheSphere 2015年8月27日
浅黒い肌の人が多い世界。
Masanobu Hirano @mahiran 2015年8月27日
007シリーズの昔の翻訳で、ボンドが海で泳いでいて「Man O' War」を蹴飛ばした、というのを「軍艦を蹴飛ばした」と訳されてしまっていた、という話はどこで読んだんだったかな。(元々「Man O' War」は軍艦という意味だそうだが、この場合は「クラゲ(カツオノエボシ)」と訳さねばならない)
Peculiar News JP @digdagzigzagu 2015年8月27日
シャーロックホームズの誤訳(?)で有名な「青いルビー」: ルビーとサファイアは色違いの同じ物質。ルビーが青ければサファイアじゃん!▼あまりに有名すぎて、最近はそういう風に訳さなくなっちゃったんだろうな。若い人はポカーンな誤訳なのかも。▼誤訳の中には、科学、歴史、文化等の広い知識がないと検証できないものも含まれているので、全部を回避するのは難しい。その辺は英文で読んでも難しいとこなのでしゃーない。
Masanobu Hirano @mahiran 2015年8月27日
「誤訳」というのとは違うと思うけど、伝説の「変容風の吹くとき」とか。あなたったら、ほかの誰にも告げやしなかったわよね、わたしについて、したの?
Veilchen(悠井すみれ) @Veilchenfeld 2015年8月27日
nichtsは大文字で始めるべきことに今気付いたけどまあ良いか。 舞台の訳詞は?で一杯だけど台詞・歌として聴きやすくなければ、という前提が厳しいから仕方ないと思えるのも多いなあ。
Shiro Kawai @anohana 2015年8月27日
digdagzigzagu あれは原題もBlue Carbuncleなんで元々形容矛盾なんですよね。最近は青いガーネットとか矛盾しないような訳にしているみたいですね。
カスガ @kasuga391 2015年8月27日
inukusu 荒俣宏氏が使ってる「ク・リトル・リトル」という表記は、ラブクラフトの弟子筋にあたる作家ドナルド・ワンドレイの証言に基づくものです。ただラブクラフト本人はワンドレイの証言を否定しています。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~byakhee/essay/pronunciation.html
Shiro Kawai @anohana 2015年8月27日
小説『スタンド・バイ・ミー』終盤でクリスが(死体を)「少しだけ、こいつを埋めといてやろうよ」と言うんだけど、そのすぐ後で死体をどうしても持って帰るんだと主張するので何がしたいのかわからなくなる。原文では最初のせりふは"Going to build him a litter."「担架を作ってやろうよ」で後とちゃんとつながる。build→bury, litter→littleと空目したか。重要なシーンへの導入部分なのでとても惜しい。
84oca @84oca 2015年8月27日
ヒュー・ロフティング『ドリトル先生と緑のカナリア』の序文に登場するOlga MichaelことOlga M. Fricker(1902-1997)はJosephine Lofting(1906-1966)の「妹」でなく「姉」が正しいのに日本では半世紀以上も誤訳に気付く人がいなかった。
inukusu @inukusu 2015年8月28日
kasuga391 そういう経緯があったとは知りませんでした。ありがとうございます。
Yoshiteru Kawai @yoshikun2009 2015年8月28日
華厳の滝で自殺した学生さんも、戸田奈津子の訳を見れば考え直したんじゃなかろうか。
nekosencho @Neko_Sencho 2015年8月28日
誤訳だったり当時はそれが正しかったり、あるいは効果的だろうとわざと変えた訳だったり、いろいろあるんだろうな
endersgame @endersgame3 2015年8月28日
コルヴィ人について今日知った…。 単語を間違ったりしてしまうのはまあまだ仕方ないとしても、ストーリーを改変するのはやはり重罪。
Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2015年8月28日
ルビーとサファイアは色の元になる元素のこともあるので、同じといいきるとそれはそれでちょっとな、とは思うが、普通はまあそうだな(オレンジなサファイアとかあるのか、が最近自分のなかの話題)
江頭キチジロー @yanagomi 2015年8月28日
一番身近な珍訳の宝庫といえば「ハリー・ポッター」だね。マクゴナガルが手裏剣を出したときには「おいJKRお前いつウィザードリィ始めたんだ?w」と思ったけど、ネットで調べたら「ダガー」のことだった。
foxhanger @foxhanger 2015年8月29日
誤訳と言うには違うけど、ロバート・B. パーカー『初秋』(ハヤカワ文庫)に、中華レストランで「北京ラビオリ」を食べたという記述があって、どう見ても餃子のことだよね。
こかだじぇい @kokada_jnet 2015年8月30日
シュロック・ホームズ・シリーズの第一作、「アスコット・タイ事件」の吉田誠一訳は、オチの部分がまるごと誤訳。題名にもなっている「タイ=2頭同着」を、「勝ち抜き試合」と訳してしまっている。『ミステリマガジン』2011年3月号の日暮雅通の新訳では、改善されているが、短編集はすべて旧訳のまま。
ヘボピー @hebop_ 2015年9月1日
ホームズだと延原訳の赤髪組合の"義膝蓋骨"とか。"義肢"って訳してる本もあるみたいだけど、最近の訳本だと"膝当て"になってるな。
食欲のじょせ隔離所 @jose_rambles 2017年1月6日
皆様ご存知ハリポタの誤訳っぷりもなかなか
玉藻さん@地球 @Roseate_Rosy 2017年1月6日
いやまあ、単純な話でラグクラフト御大が「ああ、ク・リトルリトルをスッゲェ早口で繰り返してるとホントの発音に似た感じになるんよ、アレ」的なことを言ってたので(意訳)それで「ク・リトルリトル」って言ってるデスよ
這い散らかす混沌zon @zon_1212 2017年1月6日
クリルゥリルゥ(高速)みたいなイメージなのだろうと思っている
16TONS@最近ゲームやってねえ @moonintears16t 2018年2月9日
『変容風の吹くとき』は誰かガチに再訳してほしいよな
アマゾンの亡霊サディア・ラボン @taddy_frog 2019年3月19日
天使のケルビムは、現代ヘブライ語だと、なぜか「キャベツ」です。  ネフィリムは落ちる人という意味なのに、古代の聖書では巨人と訳されてました。  家にヘブライ語の聖書やウルガタや七十人訳聖書があるので、ヘブライ文字を読めるようになった時に、空から来た人達が巨人と訳されてたので、マクロスを連想しました。
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