伊吹秀明さんが語るトキワ荘時代の漫画家に関する史料・資料

個人的に面白かったのでまとめました。
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うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

@hiibuki でも、話の内容はこの本と だいたい・・・ほぼ同じでしたよ。amazon.co.jp/dp/4891768878/

2015-08-29 12:40:49
伊吹秀明 @hiibuki

@uorya_0hashi それだけ濃縮された1冊ということですね(笑)。このところ昔読んだ漫画史本をちょっとずつツイートしていますが、長谷さんの本が一番濃く感じました。

2015-08-29 12:44:14
うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

@hiibuki そうなんですよ。長谷先生のは面白い。長谷先生は雑食性の漫画読みで、漫画以外にも興味の対象が広いので、著作に「漫画史」みたいな部分、「自分なりの評価とか解釈」があるんです。ただ、それが「独りよがりだ」とか「間違いがある」とか言われることも多い。

2015-08-29 12:59:54
伊吹秀明 @hiibuki

@uorya_0hashi 読み手としては、あくまで長谷史観の「漫画史」であることは意識しなくちゃいけませんね。

2015-08-29 14:42:57
伊吹秀明 @hiibuki

手塚先生の葬儀にテラさんの奥さんが出席して、赤塚さんに「どうしたら主人はお酒をやめられるでしょう?」と相談したそうです。「でも俺も依存症だからなぁ」とこの日、長谷氏に語ったあと、焼酎サワーを作り始め……長谷氏はスタジオを出た。 RT @terra3_Gn8: 泣いた

2015-08-26 22:09:42
あんころもちのすけ @ankoromochio

@hiibuki たしかブログに、それまで午後から飲んでいた酒を、午前中から赤塚さんが飲み始めたのでもうダメだと思って黙って去った。机の中のに私物があったけど、捨てられちゃっただろうなと書かれてたと思います。

2015-08-30 22:43:16
伊吹秀明 @hiibuki

@ankoromochio 本の中だと私物については「廃棄処分してくださいという手紙を桑田専務に書くのが精一杯であった。」となっていますね。いずれにしろ、いろいろな感慨がわく場面であります。

2015-08-30 22:50:18
伊吹秀明 @hiibuki

追補。手塚治虫の次にトキワ荘に住んだ寺田ヒロオは、棚下照生の勧めで上京したので他の人たちとはルートが異なる。故 飯島祐輔さんから私が伺った話によると、飯島さんの師匠の高井研一郎氏も当時トキワ荘に住みたがったが、他にも希望者が多くて空き室もなかったので断念したとのこと。

2015-08-31 11:11:16
伊吹秀明 @hiibuki

『幻魔大戦』というと「原作・平井和正」と連想しますが、漫画の方には「いずみ あすか」の名も併記されていますね。これは石ノ森氏の合作ペンネームなのですが、この場合は原作名として使用しています。つまりストーリーも平井、石ノ森の共作。 twitter.com/96968hiro/stat…

2015-09-04 16:05:10
伊吹秀明 @hiibuki

石森章太郎は、1967年「週刊少年キング」に漫画の描き方をレクチャーする『石森まんが学園』を連載し、その中で『サイボーグ009』の発想ノートを公開している。同作品は64年から同誌でスタートしているが「設定が複雑な上、登場人物が多すぎる」という理由で打ち切られていた。(続く)

2015-09-04 19:35:28
伊吹秀明 @hiibuki

(続き)しかし、そのあと『サイボーグ009』は「週刊少年マガジン」「冒険王」に描き継がれ、劇場アニメ化。単行本は、傾いていた秋田書店の経営を建て直すほど売れたという。その最中、打ち切りにされた「週刊少年キング」での009の発想ノートの公開。はたして石森氏の心境たるや?

2015-09-04 19:37:27
伊吹秀明 @hiibuki

ちなみに『石森まんが学園』は、1969年に『石森マンガ教室』として黒崎出版から刊行。2002年には、新たに解説記事が加えられてホーム社漫画文庫から再刊されている(発売は集英社)。

2015-09-04 19:38:57