NHK Eテレ 100分de名著 ダーウィンの「種の起源」
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進化論における「適者だから生存しているのではなく、生存しているから適者なのです」みたいな物言いは実のところ解決にならないというか、そのような競技場のようなものを想定する精神のなかにすでに幾分かの邪悪さがある、みたいなことを思い出したり。
2013-10-25 20:33:47@flurry こういうことを書くと「相手の内面を問うな」みたいなひとがやってきたりするのですが、そこでいう内面とやらは「内面で想像する世界、内面にある世界」のことであって入れ子なのかどうなのか何だかややこしいのであった。
2013-10-25 20:39:37@NTYjp ええと、その記事自体がある意味では「適者だから生存しているのではなく、生存しているから適者なのです」という内容ですので。わたしの元ツイートはそれを(直接にではないですが)問題視する立ち位置となります。
2013-10-25 20:43:38(RT)「戦争とは社会に必ずいる数%の要介助者の切捨てである」と言う事実。国が自ら「国家総力戦」を唱えれば、それは端的な形で現れ、ダーウィンを俗流解釈した「弱肉強食」の社会通念で正当化された。この”疑似科学”はある種の者の耳には心地良いので今でも尾を引いている。 #ETV
2014-08-09 23:31:52続)社会の要介助者にいかなる社会施策を施すかについて、数%の要介助者とそれ以外の健常者に平等な重みの1票を与え、「多数決」で事を決するのは正当で合理的か。それで「社会」の名に値するものが運営可能か。自己利益のみに基づく「多数決」には本来そのレベルの有意性しかない。
2014-08-09 23:48:19すごかった→「戦争とは社会に必ずいる数%の要介助者の切捨てである」と言う事実。国が自ら「国家総力戦」を唱えれば、それは端的な形で現れ、ダーウィンを俗流解釈した「弱肉強食」の社会通念で正当化された。この”疑似科学”はある種の者の耳には心地良いので今でも尾を引いている。 #ETV
2014-08-10 03:57:33人間であるとはいうことは、自分には関係がないとは思われるような出来事に対して忸怩たることだ。人間であるということは、自分の僚友が勝ち得た勝利を誇りとすることだ。人間であるということは、自分の石をそこに据えながら、世界の建設に加担していると感じることだ。
2014-10-15 05:37:43【再掲】進化論についての「適者だから生存しているのではなく、生存しているから適者なのです」みたいな物言いは実のところ解決にならないというか、そのような競技場のようなものを想定する精神のなかにすでに幾分かの邪悪さがあるとゆー。 twitter.com/flurry/status/…
2014-10-25 14:13:228月の100分de名著はダーウィン「種の起源」。夏休みは、海や山へ自然観察にいったり、博物館へ見学をいく機会も増えることと思います。この番組をみると、さらに深く、生命の神秘や生き物たちの進化の秘密を知ることができます。楽しみが倍増すると思います。文系人間にも驚きの連続でした。
2015-07-27 12:00:42「生存競争・自然淘汰により生物は進化する」という画期的な理論を、粘り強い観察と精緻な論理の積み重ねで築き上げた「種の起源」。著者チャールズ・ダーウィンは、この著作で既存の生命観を一変させました。科学や発見の面白さに満ち、自然を巨視的にみることを教えてくれる名著です。
2015-07-28 12:00:5119世紀を代表する博物学者ダーウィンは、軍艦ビーグル号での世界一周航海の途上、各地で珍しい生物相をつぶさに観察する機会を得ました。帰国後、集めた標本を研究する中で「神が万物を創造した」という当時の世界観ではどうしても説明できない事実につきあたります。
2015-07-29 12:00:26「生物が長い時間をかけて徐々に進化してきた」という前提に立てば、さまざまな現象がうまく説明できると考えたダーウィンは、20年かけてこつこつと秘密のノートに自分の考えをまとめ続けました。しかし、その理論の危険性を十分に知っていたダーウィンはその間、発表することができなかったんです。
2015-07-30 12:00:35「種の起源」は現代生物学の基礎理論の一つともいえる「進化論」を打ち立てただけではありません。ダーウィンが「種の起源」で打ち出した生命観から自然をみると、全ての生物は「生命の樹」といわれる一つの巨大な連鎖でつながっており、人間もその一部にすぎません(続く)。
2015-07-30 12:00:35(承前)「種の起源」からは、人間には他の生物を意のままに操る権利などはなく、互いに尊重し共存していかなければならない、というダーウィンのメッセージがみえてきます。
2015-07-31 12:00:01今回は、ダーウィンが「種の起源」によって解き明かした自然のあり方を解説しながら、【生き物たちの驚異】【生命の素晴らしさ】【科学的な発見の面白さ】などを考えていきます。
2015-08-01 12:00:12今回の指南役、長谷川眞理子先生(総合研究大学院大学教授は、進化生物学に基づく行動生態学研究の一人者。 「クジャクの雄はなぜ美しい?」「ダーウィンの足跡を訪ねて」など進化論やダーウィンに関する著書多数。文系脳の人間にもわかりやすく、最先端の進化生物学のエッセンスを教えてくれます。
2015-08-02 12:00:20生物分類の基本単位「種」は神が天地創世の際に創造したものであり、それ以来一切変化していないというのが19世紀当時のキリスト教的な世界観。が、その世界観では同一の地層から「今は絶滅した生物の化石」と「現在もみられる生物の化石」が一緒に見つかるという事実が説明できません(続く)。
2015-08-03 12:00:29(承前)その疑問に答えるために、ダーウィンは、人間が飼育栽培する動植物が、人為的な選択によって世代を追うごとに変異を累積し、同じ「種」とは思えないような変化を遂げていく事実に注目します。そして同じようなことが自然界でも起こっているのではないか?と、推論を進めていきます。
2015-08-04 12:00:37「種」とは人間が便宜的に作った概念にすぎないのではないか? そんなダーウィンの疑問はやがて「進化論」という巨大な理論へと向かっていきます。第一回は、ダーウィンが既存の世界観にどう挑んでいったかを明らかにしながら、「種の起源」で説かれる進化論の発想の原点に迫ります。今夜10時放送!
2015-08-05 12:00:03同じ種の生物が世代交代を経るごとに変異を累積し、やがて当初とは大きく異なった種へと変貌していく「進化」。来週の第二回は、自然界でも飼育栽培と全く同じ現象が生じると考えたダーウィンは「そのような変化を推し進めていく原動力とは何か?」を解き明かしていきます。
2015-08-06 12:00:12ダーウィンは、これまで観察してきた事実をつきあわせながら、進化の原動力を「生存競争」「自然淘汰」といった概念を使って見事に説明していきます。実は私たちが理科で習ったものよりももっと奥深いものだということが今回の番組制作でわかりました。そのあたりにご注目ください。
2015-08-07 12:00:21生物の進化は、生物同士が同一環境でそれぞれに必要な資源を求めて熾烈な競争を行った結果、たまたまその環境に適した変異をもった生物だけが子孫を残すことができるために、結果として起こる現象だとダーウィンはいいます。この「たまたま」というのが重要。環境に合うかどうかは本当に「たまたま」。
2015-08-08 12:00:30つまり進化には優劣の差もなければ目的もないんです。第二回は、「進化論」の基本概念をわかりやすく解説することで、生命の不思議さや驚異、そのあり方を科学的に解明することの意味も考えていきます。
2015-08-09 12:00:39ダーウィンはエコロジーという言葉がない時代に、それを見通したような生命観をすでにもっていました。生存競争、自然淘汰といっても一対一の弱肉強食などではないんです。複雑にさまざまな要素がからみあっているため、常に条件は変わっていく。人間などが軽々しく自然をいじろうとすると危ない!
2015-08-11 12:00:00人間は「進化」という言葉でどうしても、何か目的に向かってより優れた方向へ変化する…というイメージをもちがちですが、これが大きな間違い。いったんもった羽根がなくなる、目がなくなるといった「退化」も進化なんです。本日22時はそのあたりにも迫ります。
2015-08-12 12:00:09