「産む機械」発言(柳澤厚生労働大臣、2007年)再訪
- contractio
- 3174
- 0
- 3
- 0
城西国際は女性学専攻もあるし、何より水田宗子さん今でも理事長だよね?どういう流れ? RT @guriko_: おおーw知らなかったwRT @GenTarumi 「産む機械」発言の議員は引退して城西国際大学学長に。
2010-03-09 11:43:09これか「人口統計学では、女性は15-50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。他からは生まれようがない。産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない」
2010-03-09 12:09:54大蔵官僚つながりか。言われてみれば。ありがとうございます。 短縮RT @GenTarumi: 水田宗子の父は元蔵相の三喜男で城西大学の創立者じゃがね。柳沢は失言男とはいえ、まそれなりに評価のあった大蔵官僚。[官製]女性学と保守政治とは深く結びついておるのは当然と、
2010-03-09 12:17:16生む装置というメタファーへの反発も理解できる気はするんだけど、「子どもを生む神聖な行為を経て一人前」という人たちと、「子どもはまだかと責められるのはごめんだ」という人たちとが入り混じっているのが、少し気持ち悪かった記憶がある。
2010-03-09 12:21:42RT @han_org: 生む装置というメタファーへの反発も理解できる気はするんだけど、「子どもを生む神聖な行為を経て一人前」という人たちと、「子どもはまだかと責められるのはごめんだ」という人たちとが入り混じっているのが、少し気持ち悪かった記憶がある。
2010-03-09 12:30:33当時もブログやマイナーメディア、ちょっとしたコラムでは、出産、育児、就労の歪みを出生率低下と関連付けて主張したものが少なくなかったような気がするけど、マスメディアではことごとく政局がらみの争点に回収されてしまった印象。むしろ、一番悪いのは、マスメディアの男性幹部たちじゃないの?
2010-03-09 12:32:40いや他の議論は他の議論で既にされているわけですけれど、同時にあの発言はあの発言で批判されるべきです。特に性差別的な「失言」がこりずにくり返される中では。 RT @han_org: だったら、その失言を責めるだけでなく、他にもっと議論すべきことがあるはずだろう、と。
2010-03-09 12:33:40あと、「産む機械」というのを「単なるメタファー」と捉えるのか「メタファーは実体化しうる」「現実に実体化している」と捉えるのか、という差もないわけではないとは思います。 短縮RT @han_org: 生む装置というメタファーへの反発も理解できる気はするんだけど
2010-03-09 12:37:06わかるんだけど、運動論的には格好の敵失でしょう。それをマスコミに掠め取られたのは残念だなと。 QT @tummygrrl: 他の議論は既にされているけれど、同時にあの発言はあの発言で批判されるべき。 RT @han_org: 失言を責めるだけでなく、他に議論すべきことがあるはず。
2010-03-09 12:39:00ごめん、こっちはわからなかった。 QT @tummygrrl: 「産む機械」というのを「単なるメタファー」と捉えるのか「メタファーは実体化しうる」「現実に実体化している」と捉えるのか、という差もないわけではないとは思います。 RT @han_org: 生む装置というメタファー
2010-03-09 12:43:27個人的には「産む機械」発言はそれ単独での失言というより、少子化「問題」の名目で強化されてきているセクシュアリティの統制(広くは「日本国民」の管理統制)の文脈で批判されるべきだと思っていますけど。
2010-03-09 12:47:43.@han_org ごめんなさい、「産む機械」を言語上の比喩で留まるものと考えるかどうか、という点です。私は、そのような比喩が可能になる認識構造は既に存在しており、実際に女性が「産む機械」として扱われることはあるし、今後それが再び/さらに強まる可能性もある、と考えています。
2010-03-09 12:52:07そうそう、「生む機会」発言に反発を感じる背景には、管理統制なり搾取なりの構造があるわけでしょう。ところが、発言への批判には、その構造に反発する人たちと、その構造をどっぷり内面化している人たちが混ざっているのは、なんとも奇妙に見えたんだ。そこは手を結ぶところじゃないだろう、と。
2010-03-09 12:52:32@han_org そこはわかります>反発に二種類あった。けれども必ずしも「手を結んだ」わけではないと思うんですけれどもね。逆の理由で反発する人がいたとしてもそれを禁止することが出来ない以上、二種類の反発が同時に存在してしまうのはどうしようもないかと。
2010-03-09 12:55:07.@tummygrrl いや、昨日、そういうのを戦略的に整理できなかったのは怠慢だと軽く責められたから、反省してね。その結果、今は思考様式が運動家みたいになってるのよw
2010-03-09 12:58:55それそれ。 QT @tummygrrl: .@han_org もちろん、「そこがポイントじゃないから」という批判は小規模には各所で出ていたでしょうけれども、それが盛り上がって主流の見解となるところまではいかなかったわけで、そこはフェミニズムが検討すべき点ではあるとは思います。
2010-03-09 13:01:34.@han_org かといって理念的に正しい主張を貫いても主流の見解を変えさせられなかっただろうと言われれば、それはその通りだし。
2010-03-09 13:07:18バックラッシュでは、結局「子ども」「学校」「青少年の性」あたりでの批判への応答におわれている間に、「子どもが大事」な「少子化対策」気分だけは着実にずるずる進行したような印象。その意味では長期的には根本的に敵を見誤ったのかも、とちょっと思っている。主に自戒を込めて。
2010-03-09 13:13:46一時期、どこかの団体がCM表現にクレイムを申し立てる運動をやってたじゃない。PCがらみで反発もあったけど、ああいうメディア・マイノリティ・カバレッジの運動はぼくはもっとあっていいと思う。柳澤発言にからんでの主敵はマスメディア内部にあったとぼくは思うし。
2010-03-09 13:16:43で、「子どもが大事」は国民の人口統制の問題なので、在日外国人とか戸籍とかの問題とも確実につながっていて、それを含めてのセクシュアリティ管理の側面を持つ。そう考えれば、フェミニズムはむしろ少子化対策に反対すべき。クィアは当面結婚制度には反対すべき。
2010-03-09 13:23:37とか思ってたら、女性や非異性愛者の中での多数派の支持は得られないという感覚がある。というところで堂々巡りww 私は運動にはほんと向かない。
2010-03-09 13:25:15ネットで緩やかな組織を作って、マスメディアに対するロビイスト活動を穏健なスタイルで確立しておけば、こういう敵失が起こったときの機動力が違う。フェミニズムではそういう活動をやれる潜在的資源があると思う。
2010-03-09 13:26:09@tummygrrl フェミニズムの闘争課題はセクシュアリティだけではない、というか、セクシュアリティはどちらかと言えば傍流だと思っていたんですが……
2010-03-09 13:31:14