@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga たとえば、ダヴィッド・オイストラフの息子イーゴリ・オイストラフも、父ほどではないけれど優れたヴァイオリン奏者です。
2015-09-07 04:28:51@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga ピアニストでは、ルドルフ・ゼルキンの息子ピーター・ゼルキン。父の方が有名ですが、ぼくはピーターのほうが好きです。彼がソロをつとめたモーツアルトのピアノ協奏曲はすばらしいものでした。
2015-09-07 04:30:36@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga この議論で難しいのは「世界的に有名なヴァイオリン奏者」というときの「世界的に有名」があまり安定したものではないことです。ラジオやレコード録音の発明・実用化以前にはなかった概念ではないかと。
2015-09-07 04:36:58@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga もう一つ考慮しなければならない要素として、西洋クラシック音楽において世界的に有名だったり、傑出していたりするというのはどういうことなのか? という問題があります。
2015-09-07 04:39:00@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga ぼくの印象では、日本のクラシック音楽愛好家の多くは、欧米における評価を鵜呑みにしているのではないか? かりに欧米では無名だが「日本人好み」の非アシュケナジム・ヴァイオリン奏者がいたとして(続く)
2015-09-07 04:41:54@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga (承前)その人が活動している文化圏では高い評価が受けられないため、そもそも録音もされない、したがって日本のクラシック音楽愛好家に知られることもない、というような。(続く)
2015-09-07 04:44:33@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga つまり「世界的に有名/傑出した」音楽家という概念自体が、たいして客観的なものではないのではないかと疑っています。個人的・体験的な印象だと、西欧人には「間」の感覚がないのが物足りなかったりします。
2015-09-07 04:47:52@quinoppie @iPatrioticmom @skasuga おもしろい仮説ですね。それが遺伝子によるものなのか、生後の環境によるものかを明らかにするのは、かなり難しそうですが。
2015-09-07 04:48:55@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga ええ、難しそうです。何をもって「すぐれた演奏家」とするかというところで、文化的なものを切り捨てられませんから。そして、もしそこのところがわかってきたら、音楽とは何かみたいなさらに巨大な問題が・・・w
2015-09-07 04:54:30@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga あ、春日さんにもメンションしちゃってよかったのかな?(ごめんなさい)いずれにしてもパトリさんの指摘は、ぼくには目から鱗でした。たしかに非ユダヤ人の傑出したヴァイオリン奏者はほとんどいないような。(続
2015-09-07 04:57:54@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga エネスコくらいでしょうか? ちなみにヘンリク・シェリングもユダヤ人です。 en.wikipedia.org/wiki/Category:… en.wikipedia.org/wiki/Category:…
2015-09-07 05:00:12@koichi_kawakami @iPatrioticmom @skasuga それから、ぼくのような素人にとってその面での検証が困難なのは、すでに述べた時代的な制限をべつにしても、(超) 有名人以外はネット検索に引っかからないので「ふつう」に優秀な人については知りえません。
2015-09-07 05:31:41鍵盤楽器と違ってVnは絶対音感がないと難しいので聴覚系ですね。私は素人ですが、音の記憶と弦を抑える指の形の記憶を使っている気がします。それから頭の中のイメージと、耳から聴いた音を比べて、右の腕や指で弓の圧力を調整する作業が必要です。 twitter.com/koichi_kawakam…
2015-09-07 07:08:35@quinoppie そうすると、聴覚系もしくは聴覚の情報処理系の遺伝子ですね。優秀なバイオリニスト、という形質は遺伝しますか?そのようなファミリーは存在しますか?@skasuga @ipatrioticmom
2015-09-07 04:25:56私も「バイオリンが上手い」という客観的な指標はない、というのが重要かと思います。 twitter.com/quinoppie/stat…
2015-09-07 07:10:00twitter.com/skasuga/status… つきつめれば(=ラディカルに考えれば)文化領域は相対的・恣意的なものであるから「客観的な指標はない」(=主観的である)という春日さんの指摘はその通り。
2015-09-07 07:20:29同時に、文化というものはそれが共有されているという前提に立っており、そのゆるやかな合意の中で「バイオリンが上手い」というものは成立している。成立しないとその文化自体が成立しないということにもなるわけで、文脈的な理解で言えば春日さんの指摘には瑕疵がある。
2015-09-07 07:24:04twitter.com/iPatrioticmom/… オレはどっちかといえばバイオリン派じゃなくてフィドル派だから、絶対音感とか要らないだろうみたいに思っている。玉木宏樹の本の悪い影響もあるやもしれない。
2015-09-07 07:28:03にゃ 少々音程違ってても大勢に影響ないですよね クラシックはやたら正確じゃないとだめなんだすよ。ちょっとでもずれたらプロ失格w twitter.com/discusao/statu…
2015-09-07 07:53:39@iPatrioticmom 玉木宏樹はドラマ音楽で一般的には知られてるかもですが、もともとヴァイオリニストで「純正律」の復権を吠えてた人なので、平均律に馴れきったガチガチの絶対音感支持者に相当噛みついてました(もう死んじゃったけど)。
2015-09-07 07:59:26もう知ってる人も少なくなったかも、で玉木宏樹の作品。「怪奇大作戦」の音楽(主題歌は除く)も担当し「死神の子守歌」作中歌も作曲。
@iPatrioticmom ああ、なるほど。オルガンのような持続音だと(倍音が少なくビブラートもない音の場合)平均律の和声の濁りが気になる(こともある)。今、そんな系統の音楽聴いてないので、自分にはあんまり関係ないのですが。twitter.com/iPatrioticmom/…
2015-09-07 08:11:14にゃ。同じ音でも和音の組み合わせが違うと微妙に指ずらさなきゃならない。3度の音階はでーっきらいだすw twitter.com/discusao/statu…
2015-09-07 08:34:02