個人的考察まとめ

『霊応ゲーム』の個人的な考察と妄想をまとめたもの。あとで見返す用。
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㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos リチャジョナの魂がどうして惹かれあってしまったかというとまず、親から愛されていないという不安定さにあると思う。リチャードは周囲の子達を「ぬるま湯に浸かったバカ」だと思っていたし、ジョナサンは「お金持ちの家は幸せ」と劣等感を抱いていたいたかもしれない。

2015-07-23 00:58:15
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@TOS 「親に愛されていない不幸」が最初に互いを近しい存在として繋ぎ、「不幸」という特別視が日向でぬくぬくしている他の少年たちとの間に溝を作り、次第にふたりだけの閉じた世界に篭る原因となったのかな〜と思ってる。

2015-07-23 01:02:39
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos あの苛烈な共依存が理解し難いために安直に性的欲求に帰結させて安心しようとしてるところはままあるな。

2015-07-23 13:24:06
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@TOS 母親を憎むこと=自分を憎むことと同義と書いたけどあんまり正しくなくて、「母親を守ること」をアイデンティティに刷り込まれていたリチャードにとって、保護対象を憎むことは自分のしてきたことを否定することと等しくなる。そういう意味でアイデンティティの喪失が起こるという意味です。

2015-07-23 13:31:07
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos ジョナサン「ぼく達は毎晩ぼくの部屋で台本の読み合わせをしていたんだけど、リチャードはいつも途中で眠ってしまうんだ。これがゆすってもくすぐっても耳元で第九を歌っても起きないんで、ぼくは諦めてはしっこでステッキみたいに気をつけして彼とベッドをシェアするはめになったんだ!」

2015-07-23 18:45:22
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos ジョナサン「この話には続きがあって、ペリマン兄弟がその状況を見兼ねてドアの名札にこう付け足してくれた。"ロークビー"…。お陰でぼくは撮影の間中、彼のお客をもてなしていたよ!『リチャードなら自室でシャワーを浴びてると思いますよ、よかったら案内しましょうか?』」(一同爆笑)

2015-07-23 18:47:48
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@TOS みたいなロングインタビューが入ってる円盤言い値で買います。

2015-07-23 22:47:03
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@TOS リチャード「リチャード役は正直何度も辛いと思ったよ。彼の哀しみは理解できるが、彼は完全に耳を塞いで家族と世界の全てを憎んでいるし、彼を演じるにはとてもネガティブなエネルギーがいった。ぼくが悩んでいると、ある日ジョナサンがぼくの所にやってきてこう言った。」→

2015-07-23 23:19:12
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@TOS 「『リチャード、きみにぼくを支配できっこないんだから、安心してロークビーになっていいんだ』ジョナサン・パーマーは限りなく透明な少年だ。相手のほしいことをしてあげる天才なんだ。だけど実際のジョナサンは人をリードする方だ。それでぼくは安心して演じられたってわけ」

2015-07-23 23:20:16
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos カークストン・アベイの混乱した羊の群れに事件の終息を携えて来たシェパード(羊飼い)巡査もお忘れなく…!

2015-07-24 00:05:34
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos きみとぼーくとのあいだにーえいえんーはみーえるのかなーーリチャジョナ

2015-07-24 00:13:03
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos リチャジョナが顔を寄せ合ってひそひそ話しているような時ふと沈黙の下りる時があるじゃん?ジョナサンは「あ、ここキスするとこだな」って分かるけどリチャードは純粋培養ロークビー氏はやはり穴が空くほど見つめながら喋り続けるのとか最高👏👏👏

2015-07-24 08:12:39
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos ジェームズ・ホイートリーはフラストレーションが溜まると自分を攻撃しちゃうところ、夢遊病になるくだりは正直こやつかわいいなと思いましたごめん。人の目が気になる質といい本当は繊細な子なんだろうけど、殴られるのが怖いから先に殴っちゃうんだよな〜ほらね、ジェームズかわいいでしょ

2015-07-24 22:49:06
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos ところでジェームズ・ホイートリーの行動を鑑みるに潜在的な同性愛指向があったとしか思えないんだけどどう思う?

2015-07-24 22:52:24
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos これ含めちゃうとホイートリーのストレスの原因も親との確執だけでなく性的指向に対する抑圧が+されることになる。1967年までソドミー法が施行されていた英国では同性愛への社会的抑圧も強かっただろうし無意識にしろ彼の中には普通でない自分が疎外されることへの怯えがあったと思う。

2015-07-24 22:55:05
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos ホイートリーくんは絵が上手なのがなんかずるい…心理の先生が、「絵を描く人は、言葉では言い表せない何かを感じてる人が多いみたいよ」って言っていたのを思い出した。言語的に発散できないから別のプロセスで昇華させる。 くそ性格悪いやつだけど悩みの深い子も神経細い子好きだよ

2015-07-25 07:31:59
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos 父親の役割とは二魂一体である母子を分離し社会性の兆しとなることだと思うけど、マルコムはその役割から逃げた。リチャードの母は無意識に幼い息子に夫の役割を求めただろうしリチャードは母の要請に従った。ここに母と子の、甘美にして閉塞した永久機関が出来上がる。

2015-07-25 07:37:28
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos それを母自らに打ち破られた衝撃はいかばかりか。多分母の思う通りの子供になったのにそれを死という形で否定される。喪失、哀しみ、混乱、どうして、が怒りに変わる。その矛先は行ってしまった母ではなく、奪った外側の世界そのものに向けられる……みたいな₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾

2015-07-25 07:46:38
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos 霊応ゲームはあれもこれも書きたいテーマを詰め込んだ欲張りな作品だと思うけど、引用文にある通り自分で考えることをやめた人間(=責任の所在を他人に押し付ける人間)がどのように倫理を踏み越えて残虐な行いを出来るかも主題だと思うので。個人的には。

2015-07-25 07:48:24
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos 流されやすい子ジョナサン、「"ぼくは"そんなことしない」と超自然的存在のせいにして怒りのコントロールをやめたリチャードはあっという間に倫理を踏み超えてしまった。一方事件後最後まで自分の責任を自省していたニコラスはとても印象的で意味のない描写には見えなかった。

2015-07-25 07:58:59
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos あの日ゲームに興じた3人の内、ニコラスだけが生き残ったのは超自然的存在という倫理を踏み越えさせる力に抗うことができる、つまり自分で自己批判と客観視を行えるかどうかの差だった。ホラーでぼかされてはいるけれど、そういう風にも読み取れると思います…。多分……きっと……… ?

2015-07-25 08:00:52
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos 正直この本読みながら、ヒトラーとそれに心酔していった民衆がどのような状況を作り出していったのかそのファナティックなメンタリティを焼き直したいのかなと思った…これは間違ってると思うけど

2015-07-25 08:06:31
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos p189の『二人は木立の下の濡れた地面に座ったまま抱き合った。』には何度だって蛍光ペンでライン引きたい衝動に駆られる。

2015-07-25 11:11:48
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos P152〜の自習室を荒らされ泣くジョナサンに「ホイートリーは中間休暇をもらえるだろう」と言い放ったリチャードは追い詰める意図も打算もなくただ真実のみを冷静に語っただけだろうな。この時ジョナサンには自分のようになりたいという願いに対する興味だけがあったような気がする。

2015-07-25 11:13:50
㍿大仏ちゃん @iiii__iiii_

@tos ジョナサンに執着を抱くようになったきっかけは雨の中で抱き合った瞬間だろうな…。ジョナサンが一度『ぼくには何もわからない』と認めた上でさらに理解を示そうとしている時。親との確執に傷付いた小鳥たちが雨の中羽を寄せ合う姿はまるでリチャジョナやっぱりリリカルホモじゃん💢💢💢

2015-07-25 11:21:11
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