☆村上信五【ウルトラすばるスピンオフ　（出会い）】

蒼いの∞妄想部屋（月の間） @daikyury

【ウルトラすばるスピンオフ 0】 横山部長が地球に来て 久しぶりの男子会 ほどよく酔いがまわったところで 新参者の丸が聞いてきた 〈村上はん、今の彼女さんとどうやって出会ったんすか？〉 ［俺？聞きたいん？］ 〈聞きたいっす！〉 〔あー、俺も〕 〈ほな…あれはなぁ…〉

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【ウルトラすばる スピンオフ 銀メダル村上 1】 アイツと出会うたのは まだ俺が戦士として バリバリ一線にいた頃や アイツの友達を 助けるために ちょっとだけつきおうて 治療が済んだらバイバイ 治療した子は 忘れてしまうやんけ せやから、すぐ別れたとか 捨てられたとか思わん

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【銀メダル村上 2】 なんの問題もないはずやった… “ちょっと！” ［はい？］ アイツは俺の地球でのバイト先 焼き鳥屋《栄ゐ斗》に来た ここは地球と俺らの星 ジャニ星と連絡を取る 基地になっとる バイトと称して 俺はここに住み込んどる そこにすごい形相でアイツは来た

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【銀メダル村上 3】 “あんた！なんなのっ！” エライ威勢のえぇ女やなぁ～ ［バイトの村上です］ “そうじゃなくてっ！” ［ビールでえぇですか？］ “生で中ジョッキよっ！” ［焼き鳥は適当に見繕ってえぇですか？］ “塩にしてねっ！” オモロイやっちゃなぁ…

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【銀メダル村上 4】 ［はい生チュー］ “ぷはー♡よく冷えてる～♡” “おいしー♡” ………!? “ちゃうねん！” おっ、気づいたった(笑) “友達の事…” ［はい］ “別れたの？” ［別れた言うたら…？］ “なんで？” ［なんで言うても…］ 治療が済んだからやん

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【銀メダル村上 5】 せやけどそないな事言われへん… “飽きたの？” 飽きる程ヤってへんし… “あー、お金？貢がせてたの？” ちゃうって… “あっ、生チューおかわりね！あと焼き鳥まだ？” ［えっ、あっ、あぁスマン］ なんや、コイツ…？ ［焼き鳥の盛り合わせ…］

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【銀メダル村上 6】 “……” “うん、おいしいじゃない！” めっちゃうまそうに食うやんけ “はぁー♡イイ仕事すんのね” ［はぁ、どうも］ “今日のところは帰る！あんたの奢りね！” 俺の返事も聞かんと スタスタ帰る 何しに来たん？ ただの食い逃げか？ やっぱオモロイ…

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【銀メダル村上 7】 今日は治療デートの日 そろそろフィニッシュ決めなぁ 飯食って 小洒落たホテルに連れ込む “ちょっと！” …どっかで聞いた声 振り返ったら オモロイアイツがおった ［なんやねん…］ “もう他の女に手ぇだしとん！” しゃーないやろ… ってか関西弁？

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【銀メダル村上 8】 “そこのあなた！騙されてんのよ！” ［ちょっ！何言うとんねん！］ “すぐ捨てられちゃうんだよ！” “こんな鬼畜なヤツなんてやめなよ！” ［えぇかげんにせいっ！］ “だって…” 俺はデート中の彼女を引き寄せて アイツに背を向けて歩き出した ［ごめん…］

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【銀メダル村上 9】 ［送ってくで…］ 「村上さん…」 彼女を家まで送った 「よかったらお茶でも…」 そんな気分やないんや ごめんなぁ 仕事やのに 治療やのに 助けなぁアカンのに アイツの眼が アイツの声が 俺を止める ［ありがとうなぁ…今日は帰るわ…また連絡すんで］

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【銀メダル村上 10】 もやもやしたまんま 焼き鳥屋に戻ると 店の前にアイツがいた そのまんまスルーして 店に入ろうとしたら アイツに腕を掴まれた ［なんやねん…もう…］ ［アンタには何も関係あらへんやろ］ “……” ［俺の邪魔せんとって］ なんや、無性にイライラする

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【銀メダル村上 11】 “あっ…あの…” ［今度はなんや？］ “ごめん…な…さい…” ［…もう…えぇから帰ってや］ わけわからん… ホンマ、俺の邪魔せんといてや… 何か言いたげなんを しかとして店に入った いったん、自分の部屋へ さっき別れた彼女に電話した ～♪♪♪

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【銀メダル村上 12】 「…もしもし？」 『俺や さっきはごめんなぁ』 「信五さんが悪いわけじゃないから」 『せやけど…』 「あの、ストーカー？の女の人が悪いんじゃん！」 『ん…』 『せや、明後日は空いとる？』 「うん、大丈夫」 『会いたいねん…』 「私も…」 今度こそ…

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【銀メダル村上 13】 約束の日 俺はアイツがつけてるんやないかと キョロキョロしてまう 「信五さん、どうかした？」 ［いや、なんでもあらへん］ それより今日こそ決めへんとな… この間の埋め合わせも兼ねて いつもより上等なエスコート うんまい飯食うて 甘い酒飲んで

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【銀メダル村上 14】 「信五さん…おいしい♡」 ［せやろ？］ うっすらピンクに頬を染め しなだれかかる 可愛いらしく女らしく アイツやったら… アカン！仕事や！ 今夜はラブホやなくて 東京タワーの見える部屋とった 「うわぁ…素敵ねぇ…」 夏の終わり えぇ想い出や

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【銀メダル村上 15】 窓辺に立つ彼女の腰に 後ろから手を回した 首筋に顔を埋め 彼女の匂いを吸い込んだ お上品な匂いやな お酒のせいもあってか 彼女の頬はますますピンクに染まる ［優しくじっくり丁寧に］ それが俺の治療のポリシー １回だけの逢瀬なんやからな

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【銀メダル村上 16】 ［我慢できひん…］ 「信五さん…」 彼女は顔だけこっちを向いて 背伸びして俺の唇に触れた アカン… スイッチが入らん せやけど仕事や 彼女をお姫様抱っこして ベッドまで連れていく 潤んだ瞳が俺を欲しがってる ［優しくじっくり丁寧に］ 頭をよぎる

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【銀メダル村上 17】 呪文のように頭の中で繰り返す ［優しくじっくり丁寧に］ おざなりの前戯にならんように どこがえぇのか しっかり見極めなぁアカン せやけど… ちぃとも彼女の声も表情も仕草も 見えてへんし聞こえてへん 潤んだ瞳で見つめられとる？ 可愛い声で啼いとる？

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【銀メダル村上 18】 それでも彼女のソコに触れてみたら 蜜が溢れて ぷっくりと大きくなっとるクリ あぁ…よかった… もう、どうやって脱がしたのかも もう、何をしたのかも まるで覚えてへん ごめんなぁ… 彼女のクリを舌で舐めた ビクって震えた 今からよう気持ちよくしたる

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【銀メダル村上 19】 「ふぁ…ん…」 こんな可愛えぇ声で啼くんや やっと彼女が見えて聞こえた 指をナカに挿れた きゅうって吸い込む ここは？こっちは？ 彼女の気持ちよくなるトコ 探して擦る 「あっ…」 控えめに叫んで ナカが締まって震えた 「し、信五さん…」

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【銀メダル村上 20】 指を抜いて イった彼女を抱きしめた ［もう…挿れてえぇ？］ コクンって小さく頷いた彼女 彼女のソコに 俺の先っぽだけ そっと挿れた 「あぁぁん…」 体をしならせ 俺の肩をグッと掴んだ 気持ちえぇ？ 入り口で少し動いてみる さぁ…お薬注入やで

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【銀メダル村上 21】 奥まで深く繋がった さぁ…イクで ピコピコピコ ピコピコピコ ピコピコピコ パンっ！ ３分かっきりや… ピクピク痙攣させて 俺の肩に爪を立て 涙が頬を伝って イった 「信五…さん…」 喋りたそうな彼女の口を キスで塞いだ アツく深いキスで

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【銀メダル村上 22】 ［よかったで…］ チープな台詞も 東京タワーの見える部屋なら キラキラの誉め言葉になるやろ 「すごいの…信五さん…の」 当たり前や 俺は銀メダルやで ［ホンマ？嬉しいなぁ］ 彼女の頭を撫でたった とろんと眠そうやな 腕枕したった おやすみ…

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【銀メダル村上 23】 俺の腕枕で なんの疑いも持たず よう眠っとる彼女 もう大丈夫やで 治療は成功？性交？や なんでアイツを思い出したんやろ ２回しか会うてへんのに …… 治療以外で女と関わるんは 滅多にあらへん だいたい治療絡みか お店の客やからな 元気なんやろか

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【銀メダル村上 24】 柔らかい寝息 よかったなぁ… もうヤッタルには ひっかかるんやないで 俺も少し眠ろう 続けて治療やったから ちょっと疲れてもうたなぁ… 一瞬の恋人同士 たとえ忘れられてもうても もしかしたら 記憶のどこかが 体のどこかが 覚えてるかもしれへん