YU@Kさんの実写版進撃の巨人感想
またもや色んな人の感想を読んでて気付いたんだけど、実写進撃後篇、俺は無意識に特撮ヒーロー番組の視点で楽しんでいたのかもしれない。わざとらしい大仰な台詞回しも、舞台寄りな演出も、超展開もトンデモ展開も楽しかったんだよ。「仮面ライダーカブト」的な、あの荒削りの魅力とでも言うか。
2015-09-27 07:08:54非難轟々のあの白い部屋でのシキシマさんの語りも、俺は最高に楽しかったんだよ。シャンパン投げ捨ててドヤりまくるくだりとか。「いかにも」感にこの上なく溢れていて、それはある種極端にキャラクターの色を当てはめていく特撮ヒーロー番組の作り方と見方に近かったのかもしれないなあ、と。
2015-09-27 07:10:55だからといってどうという話ではなく、世間ではメタクソに叩かれてる進撃後篇を自分が割と普通に楽しめたのは何故だろう ...と考えていくと、なるほどこれは良くも悪くも特撮ヒーロー番組視点で観てたのかな、と。いつの間にか俺の中のバランスが「映画」じゃなくなっていたのかもしれない。
2015-09-27 07:13:06「変身する能力を持った者たち」が「色の濃いキャラ付け同士で主張を交わし」「時に突っ込みたくなるトンデモ展開を味としながら」「やけに大層でスケールの大きいっぽい戦いを繰り広げる」。進撃後篇は俺の中で特撮ヒーロー番組だったんだ...。だから何となくダメな部分も好きなんじゃ...。
2015-09-27 07:17:46同じ映画の枠で言うなら「仮面ライダー大戦」とか近いのかもしれない、進撃後篇。「粗がある? ツッコミ始めたらきりがない? 分かってる分かってる。でもすげぇ楽しかったじゃん」的なバランス。むしろダメな部分も何故か愛したくなるあの奇妙なニュアンス。
2015-09-27 07:23:03普段映画を観るときは意識的に「映画」というハードルを持ち出して観るようにしてるんだけど、進撃後篇もそうしてるつもりで、実は「特撮ヒーロー番組」のハードルが台頭していたのかもしれない。俺の中で。だから終わった後に「え? これ酷評なの? マジで?」となったんだよ。
2015-09-27 07:29:33進撃後篇の色んな人の感想見てたら、演出とか演技とか台詞回しとかに怒涛のツッコミが入ってて、それを読みながら「え? それ前篇で既に分かってた事じゃん...」と「むしろそれが良いんじゃないか」が同居していて、気付けば俺は好きだが評判の悪い特撮ヒーロー番組を語る時の自分と同じだった。
2015-09-27 07:31:47