ベトナムの「ホーおじさん教」についてメモ。

ベトナムの「ホーおじさん教」関連の論文のメモ。モンゴルの話付き。
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猫の泉 @nekonoizumi

「…「宗教の越境」という現象を丁寧に解きほぐし、流動化が増す現代社会において宗教を捉える新たな視座を提供する。」 なんかとても面白そうだ。

2015-01-29 23:24:36
猫の泉 @nekonoizumi

モンゴル、人口の6%が福音派なのか。教会も200以上。外来宗教の中ではとびぬけて成長。 CiNii Articles 検索 -  滝澤克彦 ci.nii.ac.jp/search?q=%E6%B…

2015-01-29 23:45:14
猫の泉 @nekonoizumi

モンゴルでのキリスト教布教の問題。「神」の訳語問題。Yortontsiin Ezen(世界の主)という訳語をあてる聖書と、「仏」を意味するBurkhanという語を採用する聖書のどちらもが流通し、組織同士の軋轢も生まれているのだとか。 ci.nii.ac.jp/naid/110006646…

2015-01-29 23:49:27
猫の泉 @nekonoizumi

人民革命党、反宗教政策を長らくとっていたために、「宗教」を容認し、さらに、政治的対抗上、むしろ擁護するようになったために、「宗教」に対する歴史的つじつまをいかに合わせるかに苦労したらしい。

2015-01-29 23:56:23
猫の泉 @nekonoizumi

そうしてなんとか新憲法に仏教を想定して「宗教」を擁護する文言入れたら、外国宗教が大挙して流入という想定外の事態が起きたので、仏教優位の宗教法作ったとか。苦労してますな。

2015-01-29 23:59:34
猫の泉 @nekonoizumi

滝澤克彦先生だ。「著しく成長してきたのがキリスト教福音派…人口300万人の約3%…社会主義時代にキリスト教徒の数がほぼゼロであったことを考えるなら、驚くべき成長…」 ⇒モンゴル 流入する多様な宗教 民族主義的な表現過熱:中外日報 chugainippoh.co.jp/rensai/sekai/2…

2015-02-04 23:47:04
猫の泉 @nekonoizumi

「…モンゴル国において、「民族の融和に対する脅威」という批判は決して軽いものではない。それに対して、福音派教会の側でも、例えばチンギス・ハーンとキリスト教の密接な関係を強調するなど、一部に民族主義との融合を図ろうとする動きが見られる。…」

2015-02-04 23:47:53
猫の泉 @nekonoizumi

「…2000年代に入り、05年以降、民族主義の表現はより過熱してきた…シャマニズムは仏教よりもラディカルな民族性を体現する表象となりつつある。シャマンたちは、病気や失業など困窮した人々の災因を霊的に暴くことで社会的存在感を増してきており、その数は現在2万人に達するとも言われる。」

2015-02-04 23:48:36
猫の泉 @nekonoizumi

なんかホーおじさん教とダブるなあ、やっぱり。

2015-02-04 23:49:32
猫の泉 @nekonoizumi

「70年近く続いた社会主義体制が崩壊し、急激な変化に晒されたモンゴル国で、教線を急拡大していった福音派キリスト教。…」 ⇒滝澤克彦『越境する宗教 モンゴルの福音派 ポスト社会主義モンゴルにおける宗教復興と福音派キリスト教の台頭』新泉社shinsensha.com/detail_html/01…

2015-03-11 23:35:29
猫の泉 @nekonoizumi

「…複雑な要因が絡み合うなかで起こった「宗教の越境」という現象を丁寧に解きほぐし、流動化が増す現代社会において宗教を捉える新たな視座を提供する。」 著者の論文でも取り上げられていたけど「第三節 「神」の訳語を通して見る福音主義と民族主義の葛藤」とか興味深い話が色々。

2015-03-11 23:36:53