篠崎優美死蝶RP。

篠崎優美のRPまとめ。
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逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「そう、その目、怪我ではなくて盗られてしまったのね」 至極残念そうに、同情するように言う。 「……過去に縛られてる、っておっしゃったのね?良ければどんな話なのか、聞かせてくださらないかしら」 顎に人差し指を当てて、少し小首を傾げて問いかける。

2015-10-01 23:41:45
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 聞いてどうする。言葉が喉元までせり上がるのを呑み込む。それこそ聞いてもどうしようもないことだ。 「目が失せて醜クなったって罵られたんです。親にね。自分で育てた子供のはずなのに、あの人たちは『普通に』綺麗じゃないアタシには興味が無カったみたいで→

2015-10-01 23:45:25
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly ただただ、冷めた目でアタシを見てた。…アタシは二人を殺した。今も、あの時の弱カった自分を悔いてるし、あの眼差しが忘れられない」 深く、息を吐き出す。奥底の毒素を抜くように。 「アタシは今生キてる自分を誇りたい。コの呪いと決別する」

2015-10-01 23:48:54
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「そう……長いこと、苦しかったのね。ご両親に、否定されたら、そりゃあ苦しいわよね」 実に悲しそうに同情するように、言葉を紡ぐ。 「……ねえ、それ、覚えていたいのかしら?とても、辛そうだわ、その記憶。忘れてしまいたく、ない?」

2015-10-01 23:53:03
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 核心の言葉を、同情した表情のまま告げる。まるで、姉が妹を心配するとでも言うかのように。

2015-10-01 23:53:40
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 「……?」ここまで淀みなく答えていたユメノが、初めて次の言葉を躊躇った。 「何が言いたいんですカ…記憶は忘れたいからカ忘れられる物じゃない。それに、忘れたいと一概に言えるものでも、ないです」

2015-10-01 23:55:57
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「いいえ、忘れられる……私には、出来る」 淡々と、微かな狂気の響きを湛えた瞳でユメノを見据える。 「その記憶、私が引き受けてあげられるの。それが、私の能力。ねえ、どうかしら。こんな危ないゲームに参加しなくても、過去を振りきれるわよ?」

2015-10-02 00:02:20
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 理解が、追い付いた。 「いやだ」 迷いの無い返答。同時に、身体の重心に意識を集中させ、踵に力を込める。いつでも動き出せるように。 「アタシの記憶はアタシのものだカら。誰にも渡すつもりなんカ無い。どんな物でもそれは今のアタシを作るものだよ」

2015-10-02 00:07:02
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「……そう。とても、残念だわ」 ゆるり、髪から簪を引きぬく。ゆっくりと、纏められていた髪が肩を流れ落ちて。 「私ね、悲しい気持ちを人から駆逐したいの。貴女の中にあるその記憶も、消してしまいたかったのだけど……」 上目遣いに、妖艶に。笑む。 →

2015-10-02 00:18:56
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「素直に消させてくれないのなら、無理やり消してしまうしか無いのね?」 下駄と着物という、相当に動きにくい格好ながら、一歩一歩、ユメノへ、逃げることは許さない、とでも言うように近づいていく。

2015-10-02 00:21:36
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 「そんなコとさせると思ってるの?」 強気に笑うと、少女は手と手を打ち合わせた。音と衝撃が身体に走る。それとともに、死蝶から授かった力が、魔力が、神経を駆け巡ったのが分かった。 身体強化。 「…アタシの持ち物、もう誰にも奪わせはしない!」

2015-10-02 00:26:50
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「逃げるのかしら、それとも私を殺す?」 明らかに自分を敵と認定した相手を前に、篠崎は対照的にゆったりと、全く焦らぬ口調で問う。 「私はどちらでも構わないわ、ただ私は貴女を出来るだけ追いかけるだけ」 くすり、初めて会った時のようにたおやかに笑んだ。

2015-10-02 00:31:11
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 「逃げるよ」 ユメノが短く答えた瞬間、篠崎の頭上の街灯が火を噴いた。一つだけではない。二つ、三つ、道を照らす明かりはより眩しく激しい炎に包まれて焼け落ちていく。 その様子を確認する間もなく、ユメノは大きく後ろに跳ぶと、篠崎に背を向け走り出した。

2015-10-02 00:37:05
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「あらあら、物騒なこと」 相手が逃げ出す後ろ姿は視認した。それに追随して歩き出そうとした瞬間、ユメノが爆破した街灯を覆っていた硝子片が肩に突き刺さる。白い着物を血がつらつらと流れ落ちる中、痛みを感じていないかのようにユメノの歩いた足跡を追って歩く。

2015-10-02 00:43:37
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 必ず逃げ切る。 確固たる決意をもって、ユメノは駆ける。五つ目の街灯を発火させたとき、振り向けば篠崎はまだ視線の届く位置にいた。だが、距離は十分だ。 「燃えろ」 街灯の炎を、路上に叩き落とす。道が燃え上がる。篠崎を囲むようにして。

2015-10-02 00:48:50
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「あらあら」 街灯が、次々と周囲に落ちてきて、それが炎の輪となって篠崎を囲む。これではユメノを追うことは出来ない。 「……何故皆悲しみを自分から抱くのかしらね」 炎の壁を、悲しみの視線で見つめていた。

2015-10-02 00:54:48

少しの幕引き。

逃げ場 @sg_run

「けほけほ……消火剤って苦いわ」 「あらあら救急車呼んでくださったのご丁寧にありがとうございますね」

2015-10-02 01:00:02
逃げ場 @sg_run

「あらあらありがとう消防団員さん」 「もし良かったらこの硝子、抜いてくださらない?ちょっと痛くて腕が動かせないの」

2015-10-02 00:57:28
逃げ場 @sg_run

「うーん病院へ運ばれるほどたいしたことは無いと思うのよ?あら大した事あるの?ごめんなさいね救急隊員さん、別に貴方達のお仕事を馬鹿にしているわけではないのよ」

2015-10-02 01:04:32
逃げ場 @sg_run

篠崎痛みに鈍感すぎる(

2015-10-02 01:05:29
逃げ場 @sg_run

私が篠崎を幸運0にしたのは幸運0ロルが面白いからです(真顔)

2015-10-02 13:56:59
逃げ場 @sg_run

ちなみにね、篠崎はさっきから理歩さんが中の人でやってるだろう診断できません。なぜかってこいつは人と関わって悲しみを奪う事にかかわらない状況判断が出来ないから。 診断が出来ない。

2015-10-02 17:24:10

そして病院へ運ばれたが、彼女は間もなく病院を出ることとなる。