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篠崎優美死蝶RP。

篠崎優美のRPまとめ。
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逃げ場 @sg_run

「~~♪」 (病院で鼻歌を歌う)

2015-10-02 17:53:30
逃げ場 @sg_run

「そろそろ私動けますからお外に出させて頂きたいのですけれど……ええ?もう一日は絶対安静、ですか?退屈ですわ……(小声で)それに、やらなきゃならないこともございますのに」

2015-10-03 10:01:04
逃げ場 @sg_run

てことで引き続き病院なう。

2015-10-03 10:01:35
オリジナル神様を崇め始めた @annana_nanana

@sg_butterfly 「おねーさんっ」 病室にひょこりと現れる陰。 「怪我してるの?かわいそう…!気の利く私が恨源で治してあげるね…!」 そう言うと、おぞましい姿のゾンビはただ怪我を治して姿を消した。 間違いなく余計なことをしたのだが、本人は誇らしげだった。

2015-10-03 10:38:10
逃げ場 @sg_run

@annana_nanana 「あらあら、ありがとう」にこにこと笑顔で応える。「お手間かけさせてしまって、ごめんなさいね?」くすくすと笑う。

2015-10-03 10:48:37
逃げ場 @sg_run

明らかに怪しげな少女が、篠崎の傷を癒していった。篠崎はくすくすと笑いながらそれを何ら咎める事なく見送った。 どうということはない、どうしてかは知らないけれど、彼女は自分の望みの内最も叶えやすいものを叶えてくれただけ。 病人服を寝台の上へと落とし、近くにあった自分の着物を身に纏う。

2015-10-03 10:55:11
逃げ場 @sg_run

着物は地が白いものだったせいで血が表面にこびりついていたが、それもさして気にはしない。音を立てて払えば、固く乾いた血が床へと散り、見た目は大分ましになる。 「ごめんなさいね、お医者様がた♪」 笑顔でそんな書き置きを残して、篠崎はまるで見舞い客の一人であったかのように建物を出た。

2015-10-03 10:59:17

そして、彼女の命日は決まった。

逃げ場 @sg_run

”ゲーム”が始まってから、数日。あまり、緊張感のある戦いらしいものはなく。一度手痛い怪我を負わされた他は、あまり危機感を覚えるようなこともなく。 ただ、”彼”がいた頃のような穏やかな日々が過ぎていく。 「晩ごはん……あら、食材が」 元が誰のか知らない家の冷蔵庫の中身を見て取って→

2015-10-06 21:27:18
逃げ場 @sg_run

篠崎は買い物に出ることに決めた。いくら警戒した所で自分にはさしたる抵抗力もない。自分に与えられた能力はあまりに戦いには不向きだから。警戒して食料が尽きるほうが問題だ。 「どうしようかしらねぇ」 ”彼”がいた頃のように迷いながら食材メモを作って。 ”彼”が居た頃のように出かける。→

2015-10-06 21:29:58
逃げ場 @sg_run

. ”彼”がいた頃と同じ量の買い物メモを持って。 #死蝶の末路

2015-10-06 21:30:43
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 「…見つけた」 暗がりの中でユメノは静かに囁く。三階建ての家屋の屋上を拝借して、風に当たりながら、彼女をずっと待っていた。人を探すは運任せ。藍色のフード付ローブを身に纏い、返り討ちも覚悟しながら、恨源のわずかな気配を探り、歩き続けた。→

2015-10-06 21:38:35
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 今、自分の立つすぐ下に、着物の女性は歩いている。 少女は細く息を吸い込むと、手に持ったバケツを勢いよく振りかぶった。 中身は、そのままでは何の害もない液体。ただの塩水だ。篠崎の頭上目掛けて、ぶちまける。

2015-10-06 21:42:05
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「ふ、ふふ~♪」 彼が居た頃のあの日々を思い出すような穏やかな日常に、思わず鼻歌を口ずさみながら、歩いていた。機嫌は上々、但し、警戒はやや甘かったと言わざるを得ない。 突然、頭上から水がぶちまけられて、着物ごと篠崎はびしょ濡れになった。 →

2015-10-06 21:44:34
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「……?!」 浴びせた犯人を、頭上に視線を泳がせて、探す。間もなく、一人の人影が、たった今自分が歩いていた道の側の家の屋根に立っているのを見つけた。 「随分手荒い歓迎なのね、ユメノちゃん」 困ったような表情は、親戚の子供に悪戯をしかけられたかのよう。

2015-10-06 21:50:35
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly どうせ肉眼で視認できる距離でしか魔法は使えないのだ。ならばいっそ正面から。堂々と。 「何せ、アタシはコれから逃げるカらね」 両手を打ち鳴らし、身体強化の術を使用。そしてその魔力に紛れさせるように、もう一つ、別の魔術を発動させる。→

2015-10-06 21:59:45
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 「歓迎…うん、そうだね。コれを、歓迎というのなら、だケど」 フードを払うと長い髪が風に靡いた。夜の影の中なお柔らかく、美しく映える、自慢の髪。目立つから隠密行動には不向きなのだけれど、今はもう構わない。逃げはするが、隠れる気は塵芥ほども無いのだから。→

2015-10-06 21:57:02
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly それは彼女が得意とする魔法ではない。仕組みは簡単だが完成に時間がかかる。それまで、時間を稼がなくてはならない。 「捕まえてごらんよ。ずぶ濡れ女」 挑発すると、足場を蹴る。屋根から屋根へと飛び移り、ユメノは走り出した。

2015-10-06 22:02:40
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「随分と挑発なさること」 くすりと笑う。しかし。 「でもね、ユメノちゃん」 困ったままの笑みで、最早聞いていないかもしれない背に向けて言う。 「私、元々あなたに追いつく気はないのよ」 ゆっくり、踵を返す。 向かうのは、ユメノの去った方ではない。 →

2015-10-06 23:57:14
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 以前ユメノと会った、あの場所。街灯のかけらを無数に浴びたあの場所で、もう一度会えるのを、ただ待つ。 雨に打たれようとも、硝子の破片を降らせられようとも、飢えようとも、ただ、そこで待つ、狂い人。 「私じゃ追いつけないのは、こないだわかったもの」 →

2015-10-07 00:00:28
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「だから、私はあの場所で貴女が来るのを待つのよ」 顔に浮かぶのは笑顔。圧倒的に不利で、勝ち目もなく、ただ相手の哀しみを奪う機会だけを狙う、狂気がそこに在った。

2015-10-07 00:02:10
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 追ってこない。 その事実に、不覚にもひどく動揺した。 可能性としては考慮に入れていたことだが、いざその事態に直面すると調子が狂う。視認できない距離まで離れてしまう前にブレーキをかけ、身体の向きを変える。 篠崎は――彼女は、どこに行くのだろう。→

2015-10-07 06:27:40
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 聞いても答えては貰えないかもしれない。それでも聞かずにはいられなかった。 「ねえ。……あなたは、どうして、奪おうとするの」 夜の冷たい空気が、彼女の声を遠く、遠くに運ぶ。 魔術の完成まで、一分三十秒。

2015-10-07 06:30:10
逃げ場 @sg_run

@mikoto_gclove 「……?」 今、この瞬間に、問われた事に疑問を覚えて。篠崎は振り返る。 それは、篠崎にとってとてもとても自然な事だったから。そこを疑問視するのは意外に外ならなくて。 「……大好きな人を奪った物に、復讐したいのは当たり前ではなくて?」 首を、傾げる。

2015-10-07 09:27:10
ユメノ @mikoto_gclove

@sg_butterfly 「『私の』哀しみが、あなたの誰かを奪った覚えは無いのだケど」 篠崎が足を止めたことで、ユメノもまた移動を止めた。適切な距離は保っている。魔術の完成まで五十秒。 「あなたが本当に復讐したいのは、何?」

2015-10-07 10:31:56