2015年10月4日

『検証・御嶽山噴火』信濃毎日新聞社 読書メモ

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早川由紀夫 @HayakawaYukio

「藤井さんは都内の自宅で、テレビニュースを見て噴火を知った。すぐに気象庁火山課長の北川貞之さんと電話で話し、噴火を分析する予知連拡大幹事会開催を決めた。翌28日午前はキャンセルするか迷った末、相模原市で講演。朝のニュースで岐阜県下呂市側へ下る登山者の姿を見て、

2015-10-02 17:03:20
早川由紀夫 @HayakawaYukio

少し安心して自宅を出た。終了後に電車で気象庁へと急いでいたところ、状況は一変していた。捜索で31人が心配停止の状態で見つかった。」検証 御嶽山噴火、信濃毎日新聞社(2015.9.27)56ページ。

2015-10-02 17:05:05
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「10月7日 伊那消防署 牛山誠さんは、自衛隊ヘリから二ノ池に降り立った。御嶽山は初めて。 この大きな岩は噴火前からあったのか、火口から飛んできたのか、 分からないことが多い。牛山さんは「現地を知っている人の助言があれば、もっと効率よく捜索できる」と思った。」同書112ページ

2015-10-02 17:09:11
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「木曽地区山岳遭難防止対策協会 の班長を務める沢田義幸さんは噴火後、「救助が始まれば協力を求められるはずだ」と考えていた。 だが、協力要請はなかった。 県災害対策本部は10月16日までの捜索中、遭対協を含め民間人に入山させる判断はしなかった。」同書113ページ

2015-10-02 17:11:56
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「沢田さんは10月半ば、木曽署員から「噴火前の御嶽山の写真を提供してほしい」「二ノ池と八丁ダルミを結ぶルートはどんな道なのか」と情報を求められた。 「出番が来たか」と思ったが。その後は情報を求められることもほとんどなかった。」同書113-114ページ

2015-10-02 17:14:56
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「「対応は難しいです。」10月7日、 中田節也・ 教授に緊急消防援助隊として捜索活動に加わっていた東京消防庁の知人からメールが届いた。山頂での捜索活動に、「自分1人でいいから、同行させてほしい」と働き掛けていた。知人は上司と相談した様子だったが、

2015-10-02 17:17:59
早川由紀夫 @HayakawaYukio

返信には「救援隊を除き5合目以上には上がっていない」とあった。中田さんは、研究者の経験則は捜索活動に役立つと思っていた。」同書114ページ

2015-10-02 17:18:12
早川由紀夫 @HayakawaYukio

こうやって、地元の遭難防止対策協会も火山専門家も排除して2シーズンかけて捜索したが、行方不明のままの5人を残して捜索を終了するとは、なにごとぞ。遭難防止対策協会と火山専門家に同行してもらって、知恵を借り、もう一度よく捜索せよ。

2015-10-02 17:21:35
早川由紀夫 @HayakawaYukio

昨年の御嶽山63人死亡は、事前ミスよりも事後ミスのほうが決定的だ。困ったもんだ。

2015-10-02 17:25:25
早川由紀夫 @HayakawaYukio

御嶽山の立入規制看板 kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-671… 当初は63条警戒区域ではなかった。警戒区域は災害応急処置を施すために設定するものである。御嶽山ではどうやら捜索活動のために民間人が排除されたらしい。どの法律を用いたか、寡聞にして知らない。

2015-10-02 17:32:34
早川由紀夫 @HayakawaYukio

藤井さんが、翌日の昼まで事態の深刻に気づいていなかったというのは、まあなんだろうかね。ホントでも、新聞記者にゆってはいけなかったことのような気がする。

2015-10-02 17:33:51
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「山頂の御嶽神社奥社の祈祷所周辺に避難した複数の登山者は、激しい噴石や火山灰が30ほどして収まり、薄明るくなった時、複数の登山者が下山を始めたところを目撃している。だが、噴火は再び激しさを増し、山頂一帯に噴石や火山灰が降った。」同書32ページ。30分後の噴火は他情報と合わない。

2015-10-02 19:12:50
早川由紀夫 @HayakawaYukio

御嶽剣ヶ峰山荘の支配人小谷達夫さんは男性従業員とともに、その日、山荘に留まったという。赤いリュックの女性のそばで読売写真に映っているのは、この二人だろう。 pic.twitter.com/Fd5PyphDkH

2015-10-02 19:17:23
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

「79年の噴火当時、「誰もが御嶽山は死火山と思い、噴火するとは考えていなかった」と木股さんは振り返る。」同書61ページ。ああ、信濃毎日も、やってしまった。

2015-10-02 20:27:10

10月4日

早川由紀夫 @HayakawaYukio

「検証 御嶽山噴火」、続きを読み始めた。加害要因を徹底的に「噴石」で通している。「噴石に襲われた登山者たち」「噴石の直撃を受けた八丁ダルミ」「剣ヶ峰で噴石に逢った登山者7人」。すべて火山岩塊ではなく火山れきだったと解釈できる。火山れきを廃して噴石と呼んだ気象庁が罪深い。

2015-10-04 16:02:24
早川由紀夫 @HayakawaYukio

この本を読んだ読者のほとんどが、登山者を殺した噴石は直径30センチを超える火山岩塊だと思っていることだろう。空気を切り裂いて、火口から斜めに直接飛んできた。じっさいにはそうではなく、真上から雨あられと降り注いだ直径3センチほどの火山れきに当たって死んだ。

2015-10-04 16:04:19
早川由紀夫 @HayakawaYukio

この本のいくつかの写真、たとえば御嶽神社奥社(口絵カラー)と剣ヶ峰山荘(172ページ)に、たしかに屋根を貫いた火山岩塊はあるが、9個と23個だ。平均して4平方メートルに1個程度だ。これくらいの密度なら人に当たるか確率は1割程度か。山荘の中で岩塊に当たって死んだ例を聞かない。

2015-10-04 16:10:24
早川由紀夫 @HayakawaYukio

いっぽう、火山れきは八丁ダルミでも1平方メートルに1個程度落ちた。読売写真 pic.twitter.com/2PwTP3omhm

2015-10-04 16:14:14
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

「長野県から午後2時31分に救助要請を受けた自衛隊は、観測用ヘリ1機、多用途ヘリ1機を出動。噴煙の勢いが強く降灰も多いとし、山頂に近づけなかった。噴火初日、犠牲者が集中した剣ヶ峰南西側の火口から約1キロ圏内に入った警察官、消防署員、自衛隊員はいなかった。」同書87ページ。

2015-10-04 16:20:19
早川由紀夫 @HayakawaYukio

しかし16時58分、読売ヘリは八丁ダルミで3人の姿をとらえた(川口敏彦撮影)。報道にできて自衛隊にできなかったのはなぜ? pic.twitter.com/yBPdJ9EQVI

2015-10-04 16:22:42
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

「御嶽頂上山荘 石山亮太さんは 柱が頑丈そうな帳場に移そうと男性の布団を引っ張ったが、動かない。屋根を突き抜けた直径50センチ近い石が乗っていた。どかそうと触ったら熱い。」同書87-88ページ。

2015-10-04 16:27:15
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「27日午前11時52分、山荘間近に噴煙が上がった。」同書88ページ これは間違い。11時52分は傾斜計の針が変化した時刻。噴煙が上がったのは11時53分03秒。 kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-682…

2015-10-04 16:31:25
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「噴火がいったん収まると、雷鳴がとどろき、灰交じりの雨が降る中、小谷さんは山荘を出た。火山灰に埋もれた剣ヶ峰への階段を上る。一帯をくまなく回り、登山者の状況を何とかつかもうと考えた。

2015-10-04 16:36:11

コメント

早川由紀夫 @HayakawaYukio 2015年10月4日
この本、よく取材して書いてあるのは認めるが、批判的精神がいまひとつ足りないね。権威に逆らう気持ちは毛頭ないようだ。知りたい気持ちはあるが、自分の考えはないのかな。
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早川由紀夫 @HayakawaYukio 2015年10月4日
知りたい気持ちも、権威が考えた・考えていることを知りたいまでで、本当を知りたいとまでは思ってないようだ。
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