ノーベル賞経済学者ディートンの業績解説など

色々と流れてきたので、集めておきました。
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竹内幹 @takekan

2015年ノーベル経済学賞: Angus Deaton教授のウェブサイト:scholar.princeton.edu/deaton/home ノーベル財団からの授賞理由要約(英語PDF):nobelprize.org/nobel_prizes/e… pic.twitter.com/BClGAhwtrz

2015-10-12 20:38:00
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安田 洋祐 @yagena

ディートン教授の研究に関するプリンストン大学同窓生向け記事(2004年12月)。記事のタイトルとは裏腹に、ご本人が全く「healthy look」に見えない気も…!? twitter.com/pawprinceton/s…

2015-10-12 23:34:43
オックスフォード大学出版局 @OUPAcJapan

【経済学】2015年度ノーベル経済学賞受賞者、Angus Deaton教授(プリンストン大学)による記事、25報をこちらから無料でお読みいただけます! ow.ly/TksBo

2015-10-16 14:01:31

言及された研究は三種類

ToshijiKawagoe @ToshijiKawagoe

今年ノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートンさん。受賞の理由は消費(需要)の分析とそれが厚生や貧困に与える影響に関する研究というものですね。個人の消費をマクロレベルの需要関数に集計する際の問題を解いたり、生活水準や貧困の測定に対する貢献ということですね。

2015-10-12 20:16:50

マクロの消費関数の推定に関して

ToshijiKawagoe @ToshijiKawagoe

今年ノーベル経済学賞を受賞したディートンさんの名前が付いた「ディートンのパラドクス」とは何か?というと、消費はケインズの言うように毎期の所得に応じて頻繁に変動するものではない、とするM.フリードマンの恒常所得(PI)仮説に対し、データでは消費の変動はPIよりも小さいというもの

2015-10-12 20:54:57
ToshijiKawagoe @ToshijiKawagoe

あと、消費の時間に伴う変動を推計したり、貧困を測定したりといった応用でも成果を挙げた。この3点が受賞のポイントのようです。ある意味、地道な(しかし重要な)実証研究が認められたわけで、経済学が世の中をよくするために貢献する、という側面を長年担ってきた方の受賞ということですね

2015-10-12 20:33:16

ミクロ需要関数の推定方法の開発に関して

Toshiya Hatano @hatano1113

一橋大・北村先生のこのレジュメには効用関数・需要関数と物価指数の関係が詳しく書かれている。自分の講義ではとてもここまで話せない。今話題のDeaton教授(とMuellbauer教授)のAIDSモデルも出てくる。「物価指数理論」ier.hit-u.ac.jp/~kitamura/lect…

2015-10-13 00:18:26
松浦広明(MUPPY) @MuppyxMuppy

ディートンのやってることは、特に消費に関しては、もうかなり人口学の領域なので、今のIOの人はやらない気がする。もともと経済史の分野でも有名な人で、近年は医療経済学でも相当な貢献があるので、まとめると、同じプリンストンのトム・ボグルに聞くのが一番纏めやすいと思う♪

2015-10-12 20:53:08

開発経済学における功績

Yasu Sawada 澤田康幸 @yasusawada

Deaton先生、特に80年代開発経済学にミクロ計量経済学を持ち込んだ第一人者なわけですが、世銀の巨大世帯調査プロジェクトLSMS立ち上げの中心で、世銀で書いた大学院レベル教科書(のような本)+Stata doファイルは全文無料:go.worldbank.org/UWQRT802H0

2015-10-12 20:59:05
Yasu Sawada 澤田康幸 @yasusawada

Deaton ノーベル賞Advanced Informationですごさがわかります。Sec 3が開発経済学です。私の院講義ではSubramanian and Deaton JPEを使ってますがとてもよいノンパラ計量入門です:nobelprize.org/nobel_prizes/e…

2015-10-12 21:24:40
Yasu Sawada 澤田康幸 @yasusawada

DeatonのNovel prize advance informationにDeaton and Paxson (1994)はTownsend(1994)とともに消費保険の検証を創始とあったので、それは間違いと思って読み返したらConclusionの前に1ページ議論してた。

2015-10-12 23:18:20

しかし、国際援助の擁護者ではなく、批判者。

Dani Rodrik @rodrikdani

The Deaton choice will not make the aid industry happy. He is a vocal critic of foreign aid.

2015-10-12 20:33:30

資産格差などを問題にする論者でもあるそうです

安田 洋祐 @yagena

自身も2008年にノーベル経済学賞を受賞したクルーグマン教授が、今年の受賞者でプリンストン大学の同僚でもあるディートン教授についてコメントしています↓ twitter.com/NYTimeskrugman…

2015-10-12 22:58:31

名前と著書は各所で見かけます

Naohito Abe @naohitoabe

Deatonとは嬉しい。彼の論文と本は暗記するほど繰り返し読みました。

2015-10-12 20:20:57
松浦広明(MUPPY) @MuppyxMuppy

慶應としても、辻村江太郎先生以来、消費者行動の推計はかなり力を入れてきた分野なはずなので、嬉しいはず♪

2015-10-12 21:16:51
安田 洋祐 @yagena

Deaton教授(+Muellbauer)による代表的な専門書『Economics and Consumer Behavior』。出版は1980年と古いですが、大学院レベルの消費者問題の優れたテキストとしていまだに読まれる名著です。 amzn.to/1jk5F2b

2015-10-12 21:35:41
S @shigeki_econ

結局読めてないDeatonのテキストが読みたくなるじゃないか.また積ん読が増える…笑

2015-10-12 20:30:43

一般向けの本、記事