ほしい本がそこにないのは「本屋さんに売る気がないから」(だけ)ではない件
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配本に関する「嘆き」
@nekoko24 ああ、村山先生…。それ、先日お客様から言われたんです。某ラノベの入荷がないことに対して「仕事する気がないんですね」って。むしろ仕事する気は満々で、取次にも事前に店頭分お願いしているのに入荷がないんですよ。本当に悔しいし悲しいし泣きたくなっちゃいます(ToT)Y
2015-10-20 13:51:53お、、、思わず連投RT。作家の方にこんなツイートしていただくのはありがたい反面、書店員としての力不足も感じて申し訳ない気持ち。「だって配本がないんだもの」なんて言ってられない。頑張らねば。
2015-10-20 03:23:54そして「配本」について書店員の切実な声も
書店員が、重版(追加印刷)された日にネットで注文しても配本ゼロとなる問題……
知っているか… 重版日に注文しても品切れになっている恐怖を… 本当は知らぬ方がよいのだ… ネットで在庫アリになってるから注文しても出荷ゼロとなる絶望など…
2015-10-18 23:58:27コミックの配本についての切実なブログ記事
業界全体の問題との指摘も
先ほどの新刊配本の問題。書店がいくら事前に配本をお願いしてもダメな版元やジャンルの本はあるのですよね。客注であっても、ひどい場合には重版確定であっても「配本は取次に一任してます」と木で鼻を括った返事をよこす版元は多いのですよね
2015-10-20 22:54:04こうなったが最後取次になんとかしてと言っても中小書店ではまず希望はかないません。実際3000部5000部1万部であっても全国に書店はいくつあるでしょうか。ましてそこにネット通販や専門店の特例枠が割込んでくるのですから。
2015-10-20 22:56:40@nekoko24 売ってなかったというのではないのですが、地元の本屋に『発売日なのに何故売ってないんだ!!』と店員に詰め寄ってた客がいた事があります。どうやらその客東京の方で、地方では発売日の2~3日遅れで店頭に出るという事を知らなかった様で、怒りながら出て行きました。
2015-10-21 00:48:53「書店に並んでない」という「お叱り」(特に著者関係からの)は、「担当編集者」にとってはけっこう「辛い」ものではあるんだけど、それぞれの書店への「配本の現況」を知ることができるし、「書店営業」にハッパをかける具体的「材料」にもなるんで、どんどんやった方がいい。
2015-10-20 16:05:21「書店」によっては、版元からの配本があったにもかかわらず、「版元」の名前を見ただけで、「売れない」と判断し、「うちはここのはいいや」と書棚に並べることすらなしに返本するところもある、というのを聞いたこともある。
2015-10-20 16:12:15弱小出版社にとって「売り逃し」っていうのは、もういわば「宿命」みたいなもんで、配本しすぎの結果としての「返本の山=不良在庫の増大≒倒産」と天秤にかけざるを得ない部分もあるわけだ。
2015-10-20 16:35:29あと、特に社会科学書や専門書、児童書などを主に出版する版元は、基本的に10年20年と細々とでも売れ続ける「ロングセラー」が経営の基盤になっているので、「ベストセラー」への販売戦略や営業戦略はかなり弱い。というか、ほとんどない。
2015-10-20 16:43:10しつこいようだが、今度は書店側から。地元系の弱小書店は「取次」に話題の新刊の配本を注文したとしても、「取次」からそもそも配本されないという問題もある。大書店には「話題の書」があふれるほどあるのに、地域の書店には並べることすらできないという状況が生まれる。書籍流通の大問題。
2015-10-20 17:04:29