林和弘氏、有田正規氏講演会「オープンな知がイノベーションを生む -オープンサイエンスの潮流と図書館の可能性-」(東大新図書館トークイベント14)
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まずは論文のオープンアクセスから。Gold OA、Green OAのわかりやすい解説。 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:30:05(林氏)学術商業出版社の台頭、寡占と価格高騰化 研究の多様性と質の担保の相克 -Peer Review の限界 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:30:31(林氏)定量的な研究評価のニーズの高まり -論文、特許、被引用数に(結果的に)偏重しやすい 公的資金で行われた研究に対する社会説明責任 東日本大震災後の対応 STAP細胞 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:31:25(林氏)5.電子化とwebがもたらした新しいオープン化 ポストグーテンベルグ時代のオープン化へ。 大量印刷ベースは過去のものとなり→PDF→Webベースにむけて、われわれは今遷移状態。 学術情報流通の再発明の時期にある。 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:34:06論文の次は図表やデータをよりオープンに共有。『サイエンティフィックデータ』(データジャーナル nature.com/sdata/ )のご紹介。 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:34:18Science2.0⇒科学そのものが変わる。Data Driven Science、Collaborative Team Science on a platform。 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:35:14(林氏)まずは論文のオープンアクセスから 1995 購読費モデル 読み手が払う(Green) OAモデル 書き手が払う(Gold) #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:35:15Open Innovation、技術、産業、知財の在り方が変わる。 Industry 4.0。著作権・特許の制度疲弊。 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:36:13Citizen Science、市民の科学技術への関与が変わる。科学者の範囲が広がる。市民の科学技術政策への参画。(ここら辺はデジタル・ヒューマニティーズと基本的には同じ流れである) #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:37:58(林氏)読めない人への別手段を提供するか 購読費ジャーナルに対する Green OAの付加 IR著者最終版ほぼ同じ 出版社の9割が認めている 図書館はこういう活動を中心にやっている #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:39:30(林氏)6.webを生かした研究成果の共有が生み出す可能性の探索ーー ・science 2.0 科学そのものが変わる data driven science collaborative team science on a platform #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:41:15オープンサイエンスの潜在的便益(政策的観点):研究開発投資の費用対効果を上げる、多分野の協調を促す、新産業の創出。 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:41:48(林氏)・open innovation 技術、産業、知財のあり方が変わる industry 4.0 著作権や特許の制度疲弊 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:41:50(林氏)・citizen science 市民の科学技術への関与が変わる 科学者の範囲が広がる 誰でもなり得る 市民の科学技術政策への参画 オープンに情報を出しておけば市民は判断をしやすくなる 大衆迎合的になる懸念も #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:42:49識別子の浸透により研究者・研究組織の成果とインパクトを容易に可視化。(成果公開の仕方をこれにあわせてチューニングしないといけなくなるんだろうなあ…) #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:43:57(林氏)例)Galaxy zoo 銀河が右巻きか左まきか。スパコンでないと解析が不可能だった。オープンに人を募って登録する仕組み。参加人数が多くなると効率よく判断できる。新しい銀河の発見につながって、scienceとしての新しい知につながった。#オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:44:20(Galaxy Zooの話は、効率化というよりはむしろ機会を広く提供することによるadvocacyの促進、というニュアンスで捉えた方がいいような気もする。それもCitizen Scienceの一つの意義だろうし) #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:46:35(林氏)オープンサイエンスの潜在的便益(政策的観点) ・研究開発投資の費用対効果をあげる ・同じ研究を繰り返すことを避け、研究開発コストを抑える ・境界領域や多領域にまたがる研究の機会を増やした分野の協調を促す ・新しい産業を生み出す #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:46:44(林氏)ID(識別子)の浸透により、どの研究機関の誰がどの研究費を使ってどんな研究をし、その成果とインパクトはどうだったがかたわかる時代へ。研究者のパフォーマンスが測られてしまう。#オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:47:50オープンアクセスから、オープン(リサーチ)データ、オープンサイエンスへ。オープンソース、クリエイティブコモンズ、トヨタの燃料電池特許の無償開放、政府のオープンデータ…、知の共有は学術界だけではない。 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:49:25(林氏)多面性、多次元性が生む研究評価の可能性 これまでの計量書誌学=論文 特許 著者 多様な情報源との連携による目的に応じたメトリックス ウェブ上の多量のデータをフローとして処理し解析するメトリックス →OAからオープンデータ、オープンサイエンスへ。#オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:50:06オープンアクセスのムーブメントによって「歪み」の解消を目指す。定義は曖昧だがムーブメントとしては色々なビジョンがあり期待がある。 #オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:51:13(林氏)論文だけではない。研究成果を自由にアクセス、共有しよう、リユースしよう、 研究活動そのものをオープンにして新しい知を生み出そう、という考え方。#オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:51:35(林氏)creative sommons 知の共有をすすめる動き。 open innovation 企業 特許公開など トヨタ燃料電池 よりオープンに情報提供することによって大きなマーケットをつくりそれぞれのprofit を大きくする。#オープンサイエンス新図書館
2015-10-17 13:53:53図書館の可能性:知、産業と文化構築の要。副本を置く文脈の図書館は縮小均衡。電子ジャーナルの目利きとゲートキーパー、機関リポジトリの活用(含研究データ)、「会場に見える可能性」 #オープンサイエンス新図書館
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