- kamayan1192
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例えば、そもそも東京大学が世界のトップ20でないのは全く妥当な結果であるww。 同僚や学生にはよく「極東の辺境大学なんだから(^^」と言っているが、日本という国家社会の国際的な地位と、その社会が高等教育に投じてきた人的・経済的資源から考えて、
2015-10-26 04:05:26ごく自然な順位だと思っている。だからこそ、そこに何か単純な「失敗」があるかのように語り、数年程度の「改革」でそれを修正できるとする意見には、はっきり反対である。辺境大学には、辺境大学ならではの良さと行く途がある。) おっと、話を戻すと。
2015-10-26 04:06:12同じことはジャーナリズムにも成り立つ。 もしジャーナリズムもまた、再帰的な社会での(別種の)反省の営みだとすれば。すなわち、一般紙であろうと高級紙であろうと、その意味で自らを「知的intelligent」だと位置づけるのであれば、だ。
2015-10-26 04:06:46そして、だとすれば、当事者言語による社会科学の営みと、当事者言語による知的なジャーナリズムの営みは、大きくは運命を共にする。例えば、前者が弱体化すれば後者も弱体化する。前者が英語だけでよいのなら、同じ理由から、後者も英語だけでよくなるだろう。
2015-10-26 04:07:08だから、今回のTHEランキングでの「引用数」の計算法変更の妥当性は、少なくとも日本においては一般紙自身の問題でもあると思うんだけどね。要するに、他人事じゃない、と思うんだが(^^。
2015-10-26 04:07:39厳しい時間的制約下にあるジャーナリズムにおいて、現実には、全ての主題を掘り下げることはできないのだろう。いや正確にいえば、内部の人間が「全ての主題を掘り下げるべきだ」と自らに課すのと同じように、外部の人間がそれを要求するのは、一面では無責任にもなりうるのだろう。
2015-10-26 04:08:20しかし、ある要請が同じ理由によって自らにも他人にも課されるのであれば、自らと同じように他人にも要求できる。むしろ自己論理的には、同じように要求することが、対称性の原則からは求められるのではないだろうか。
2015-10-26 04:08:45「西村和雄・神戸大特命教授は「論文引用数の多い実績ある教授が定年で次々退職する一方、優秀な海外教員は報酬が低くて呼べない。順位低下は当然」と手厳しい。・・・交付金は削減され、スーパーグローバル大学の予算も1校あたり最大年約4億円。年間事業費2千億円超の東大にとっては微々たる額だ」
2015-10-26 09:09:331大学で4億円がどの程度の規模か。例えば東京大学さんには、教授から助教まで合わせて3000人以上の研究者がいる。その中で4億円予算が増えても、一人当たり10万円ちょっとにしかならない。国内の学会発表の為の出張に2回いけるかどうか。グローバル化どころか海外に行くことすらできない。
2015-10-26 09:34:05