ゲームデザイン討論会 第十四回 世界最大のボードゲームの祭典エッセン「SPIEL15」を語る
#game_dsgn @Drosselmeyers_ さん、やはりSPIELの動向とか傾向は、その年のボードゲームの方向を占うものなのでしょうか?気になるものなのでしょうか?
2015-10-26 22:21:38#game_dsgn ハッシュタグをつけ忘れました。 ですから、私から見れば、ゲームマーケットがシュピール化してきたのが、最近の傾向です。始めたときは仲間内の交換会に毛が生えたようなイベントのつもりでしたから、むしろ当時の反響の大きさに驚いたものです。
2015-10-26 22:22:29ちなみに今年の東京ゲームショウの来場者数が27万人弱ぐらいなのですが、おそらくSPIELのほうが来場者の滞在時間がはるかに長いので、単位時間あたりでいうとSPIELのほうが「人が多い」ように思います。実際に自分が会場で感じた印象もそうでした。 #game_dsgn
2015-10-26 22:23:10写真は土曜日ですが、往来は混雑していて、目的地まで行くのに相当時間がかかります。多くは地元民で、街を上げて広報してきた結果ではないかと思います。#game_dsgn pic.twitter.com/g2534jLUR6
2015-10-26 22:23:18#game_dsgn @kusabazyun すると、最近のゲームマーケットは SPIEL と似た雰囲気なのですね。ボードゲーマーは世界的にも、似た雰囲気なのでしょうか?プレイヤーや、文化としての差ががありますか?
2015-10-26 22:24:54これはエッセン中央駅の写真です。期間中はこうして、駅にもボードゲームのコーナーが設けられ、PRしています。ほかにも、街中でシュピールのポスターを見かけましたし、ドイツゲーム賞授賞式ではエッセン市長が挨拶します。#game_dsgn pic.twitter.com/NLF6290s6R
2015-10-26 22:26:16@miyayou もちろんアナログゲーム業界の人間にとっては人も情報ももっとも集まる場所なので、まったく気にしない人はいないと思います。とはいえ程度は業態や店主のパーソナリティもあってそれぞれですが…ドロッセルマイヤーズは比較的かかわりの薄い方です(笑)#game_dsgn
2015-10-26 22:27:59@miyayou 初回のゲームマーケットの参加者は400人ですから、当時のシュピールと比べても100倍以上の差があったでしょう。これは当時の日本のアナログゲームへの関心度に比例します。内心「遠い将来シュピールのように…」とは思ったが、実現は不可能と思いました。#game_dsgn
2015-10-26 22:31:33.@Drosselmeyers_ おー、そうなのですねw。個人的に渡辺さんが、SPIELをどう見ているか、知りたいです。参加したことはございますか? #game_dsgn
2015-10-26 22:32:15#game_dsgn @kusabazyun さん、確かに日本でボードゲームのイベントに16万人というのは、ちょっと考えられないですね。これほどエッセンに人が集まる理由や仕掛けはどこにあるのでしょうか?
2015-10-26 22:33:34@miyayou これはひと口では答えきれません。似て来たと言っても、あらゆる意味で彼我の差は大きいと思います。例えばシュピールは外国人(ドイツ人以外)が多いです。ゲームマーケットは増えたと言っても、やはりほとんどが日本人です。#game_dsgn
2015-10-26 22:35:51@miyayou もちろんあります。ものすごく大きなカルチャーショックをうける場でしたし、アナログゲーム好きなら一度は行ってみることをお勧めします。本当にゲーム観、人生観が更新されるインパクトがあります。#game_dsgn
2015-10-26 22:35:58このタグですので、まだ振られていませんがゲームデザインの話をしたいと思います。「スカウトアクション」という、現地で行われる新作の人気投票があるんですが、今年の結果は例年以上に、長時間の重いゲームが並びました。tgiw.info/2015/10/spiel1… #game_dsgn
2015-10-26 22:39:16#game_dsgn @Drosselmeyers_ さんが、シュピールで衝撃を受けた点というのは、具体的にはどのようなことでしょうか?よろしければ詳しく教えてください。
2015-10-26 22:39:35@miyayou つまり、両者には国内イベントと国際イベントの差があります。しかしこの差は一例で、差異はまだまだ沢山あります。 ところで、デジタルゲームではこうした催しはあるのでしょうか? どんな様子なのでしょうか? #game_dsgn
2015-10-26 22:40:40上位に入った『ラ・グランハ』『モンバサ』『ニッポン』『シニョーリエ』は、いずれもプレイ時間が2時間クラスの作品です。#game_dsgn
2015-10-26 22:41:16長時間の重いゲームに人気が集まる傾向はここ数年のトレンドですが、要素てんこ盛りで、ゲーム愛好者を満足させるようです。「折角北海道に来たんだから、大盛りの海鮮丼を食べて帰ろう」というような感じかなと思います。#game_dsgn
2015-10-26 22:43:46#game_dsgn @kusabazyun 日本ではゲームショウ、米ではE3、欧州では、GAMES COM です。それぞれ20万以上のイベントです。比較的若い層を中心に、音と光の洪水と言った感じでしょうか?どれもビジネスデイと一般デイがあります。#game_dsgn
2015-10-26 22:44:15@miyayou ただ、毎年行く必要があるかどうかは店のスタンスによります。テンデイズ、バネストのようにゲームファンに旬のゲームをいち早く紹介する店の店主は毎年かかさず参加していますが、すごろくややドロッセルマイヤーズはそうではなかったりもします。#game_dsgn
2015-10-26 22:45:54そして、そのような長時間の重いゲームを作る出版社は、限られています。私のサイトではエッセンの新作情報を流しているのですが、今年は15社しか取り上げなかったのに、スカウトアクション上位の殆どをカバーしていました。#game_dsgn
2015-10-26 22:46:15#game_dsgn @hourei @kusabazyun @Drosselmeyers_ SPIEL 全体でその年のゲームデザインの傾向が見えて来るというのは、ボードゲーマーの感性の変化によるのでしょうか?今年は長時間ゲームへシフトしたのですが、なにが変化の原因なのでしょう?
2015-10-26 22:47:23なるほど。それぞれのポリシーがあって、普段は聴くことができないので、一ユーザーとしても興味深いです。ありがとうございます。 @Drosselmeyers_ #game_dsgn
2015-10-26 22:48:50その一方で、ドイツ大手出版社は、この競争から降りてファミリー向けに舵をきっています。その結果、ラベンスバーガー、アミーゴ、ツォッホなどがスカウトアクションに上がることは今や殆どありません。これは意図的なものだと思います。#game_dsgn
2015-10-26 22:49:38