人種・血液型・タバコを採用基準にすると差別か

ブログコメント欄でのNATROMさんとの討論 http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-292.html#comment
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

学力・血液型・容姿・お笑い。ひとを選別するときの基準にしてよいものと悪いものを決める要因は何か。

2011-01-11 05:41:42
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@muimi きょうのブログに書いたばかりだから、ひとつだけ私の意見を言う。血液型性格判断への批判はこの通俗道徳主義に立脚していると思う。一方、庶民は十分したたかで、そんなかんのを全部笑い飛ばして盆踊りするhttp://ht.ly/3BCUl

2011-01-11 16:19:48
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@muimi あのエントリはとてもよく書かれています。私に聞くより、あのエントリを何度も読み直すことを勧めます。あと、さきほどの青い目、茶色い目の授業ですが、「血液型A+AB」「同B+O」でクラスを二分して同様の授業をいますることが容認できるか、考えてみてほしい。

2011-01-11 17:00:21
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「血液型が合わないという理由で職場を変えられた」 これは、理不尽な仕打ちだから徹底的に抗議して、場合よっては訴訟にもちこむのがよいと思う。しかし「血液型を理由に社員に採用されなかった」は、本人にはかわいそうだが、ありうることだと容認する。この評価の違いが自分で説明できない。

2011-01-12 09:10:46
早川由紀夫 @HayakawaYukio

血液型云々は、どちらも理不尽である。前者では、社員にあきらかに被害が発生している。後者も応募者に被害が発生しているが、会社の裁量権のほうが勝ると考えるのだろうか。あ、そうか。雇用契約が結ばれているかどうかが鍵になりそうだ。

2011-01-12 09:15:51
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「血液型が合わないという理由で職場を変えられた」 大槻義彦(2008、p3)『大槻教授の最終抗議』の「はしがき」に書かれた事例より。

2011-01-12 09:17:30
早川由紀夫 @HayakawaYukio

いまのNHKニュースで、喫煙者の就職差別を公言した企業があった。

2011-01-14 21:36:36
早川由紀夫 @HayakawaYukio

企業の8%がタバコを採用基準にする。46%が考慮してもよい、だそうです、@NATROMさん。しめくくりに、男性キャスターが異論を述べた。タバコは法律で認められている、それを採用基準にしてよいものだろうか。現実社会と理論は、このように一致しない。

2011-01-14 21:43:46
名取宏(なとろむ) @NATROM

@HayakawaYukio 喫煙者かどうかを採用基準にするのが差別かどうかは、グレーでしょう。私は、喫煙者であるという理由だけで採用しないのは差別だと思います。職場を全面禁煙にして、それでもよいという喫煙者を採用すればよろしい。

2011-01-14 22:40:59
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@natrom さんが「喫煙者であるという理由だけで採用しないのは差別だと思います」とおっしゃるのはかまいません。自由です。しかし、そうでない考え方をとるひとがいてもかまわないわけだし、現実社会にそうでないシステムが存在するわけです。この事実を受容してほしい。

2011-01-15 07:18:11
名取宏(なとろむ) @NATROM

@HayakawaYukio 仰るとおりですね。喫煙者かどうかを採用基準にするのは議論が分かれるところでしょう。血液型を採用基準にするのも差別と言えない、と考えるのも自由ですが、そう考える人を馬鹿だとみなす自由もあります。

2011-01-15 08:26:59
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@natrom 労働契約を締結する前か後かで、扱いが違うらしいよ。後なら許されないが、前なら許されるだろう言ってるのをごく最近見た記憶がある。採用基準にするのは「前」だから、許されるらしい。許したくない気持ちは理解できるけど、社会制度に守られている他者の権利を否定してはいけない。

2011-01-15 09:45:58
名取宏(なとろむ) @NATROM

雇用の際、喫煙者か否かを基準とするのは差別か。興味深い議論になると思うけど、専門的な議論ってどこかでされていないのかな。喫煙者であるというだけで雇用しないのは差別だと私は考える。職場で吸わなければ、喫煙者であっても別にかまわないではないか。

2011-01-15 12:23:46
名取宏(なとろむ) @NATROM

雇用の際、喫煙者か否かを基準にするのは「差別でない」とする考え方も理解できる。性別や人種と違って、喫煙者は自分で喫煙することを選択した。イヤなら喫煙者であることを止めればいい、というわけだ。

2011-01-15 12:24:15
名取宏(なとろむ) @NATROM

一方で、ニコチン依存は病気であり、自分の意志で止めるのは困難と考えるなら、「イヤなら喫煙者であることを止めればいい」という理屈は弱いと感じる。ニコチン依存は病気という考え方を推し進めるなら、ニコチン依存症患者のために喫煙所を設けよという話になる。バリアフリーと同じ。

2011-01-15 12:24:47
名取宏(なとろむ) @NATROM

ある程度の規模の公的な施設は喫煙所を設けるべきだと私は考える。[病院に喫煙ルームはあっていい http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20090527#p1 ]。義務化してもいいぐらい。分煙は当たり前。

2011-01-15 12:25:08
名取宏(なとろむ) @NATROM

生活習慣病の健康指導を行う職業であれば、喫煙者か否かを採用基準にするのは、合理的であり、差別ではないと思う。これが喫煙者ではなく、肥満者であれば、どうか。

2011-01-15 12:25:44
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

@NATROM 法律上は、「募集・採用」の段階と「採用後の待遇」の段階で大きな違いが設けられています。建て付けとして。募集・採用段階で(性別以外の)差別があったとして、不法行為だとして慰謝料を求めるなどの訴訟を提起することは可能ですが、勝訴の見込みはかなり小さい

2011-01-15 12:29:50
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

@NATROM 差別か否かというのを、採用側が法的責任を負うか否かという観点に限っていうならば、「喫煙者であることにかこつけた嫌がらせ」のレベルに達している場合は別として、単に「採否の考慮要素の一つ」としただけであるというならば、現在の法規と判例からすると難しいと思います。

2011-01-15 12:33:54