銀河お嬢様伝説ユナ哀しみのセイレーン/深闇のフェアリィ感想

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そして何度もユナを救おうと葛藤を寄せる彼女だけれども、そこに亜弥乎の声が響き彼女はとうとうライトニングバスターを放つ。友達の為になることは暴走したその友達をこの手で仕留める事だったとも…… pic.twitter.com/8nceqYJgA5

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それから、ユナは亜弥乎が死んだ場所を前にただ悔いるのみ、そんな彼女の心を救ったのは仲間達が自分を迎え入れようとするような歌声だった……。 pic.twitter.com/F9aWoJSqJf

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「どんなに手を伸ばしても、どんなに声を挙げても、届かない、救えない、それでも信じているの……」との歌詞がここで痛い程伝わってくる。ユナが敵であっても友達でいいじゃないという姿勢に対して、実際誰とでも友達になれるか救えるかになるとその保証はないのかもしれない。

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けれども、今後ともユナはこの道を行くんだろうな……と。セイレーンのお気楽に友達として接していく姿勢の後に、このフェアリィでその友達として接する姿勢が彼女として本気の意味として描かれ、それでも救えなくてもなお……と少し切なくも優しげな雰囲気を残しているかとも。

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そんな感じストーリー5、キャラクター4、メカ・バトル類3、作画・演出など5でユナのキャラクター性を踏まえて90点ぐらい挙げても良いかもしれない。ぶっちゃけ原作を知っているともっと楽しめるような気がするのだが……

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ただストーリーについては新規で見ても左程違和感はない。セイレーンが頭をからっぽにして楽しめる方なら、フェアリィはシリアス、ハートフル路線とはいえどちらとも別物ではなく根底のユナの信念や明るさが見せる表裏の顔だったとも

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キャラクターとしてはどうしても原作では活躍したと思えるがアニメでは尺の関係でほぼ台詞なしのモブ（一応本編でネタにされている）の描写はあるのだけれども。ただユナ以外にもユーリィやプリリーナ、ハルカ、そんでもって亜弥乎との交流劇辺りは概ね個性があるものに仕上がっていたとも。

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個人的にはとりあず詩織ちゃんと言う事で。メカ関係だとやはりどっちともエル・ラインの戦闘シーンは終盤の数分ぐらいしかないのだが、一応バトルスーツ同士のバトルはそれなりにあったのでとりあえず。

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作画関係だとそれほどという所はないのだが、全体を通してセイレーンでのキレのあるギャグ、フェアリィ最終回での一点としたシリアスなバトルでの演出力によるものはあるかもしれない。あと有澤さんのBGMはセーラームーンさながらとはいえテンションを上げさせられる華やかさはあった訳で

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正直原作ファン向けの作品かな?と見る前までうっすら思っていたのだが……ぶっちゃけセーラームーン的なコンセプトをロボットアニメで実践した90年代のOVAものになるとこの作品が頭一つ抜けていたので驚かされた。これは寧ろ原作がどうなのか機会があるならば触れてみたい。

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新房監督ファンとしてもこの作品は案外見る需要があるのではないかと感じたり。凄いDVDがプレミアになっている現状が地味に惜しいのだが……と思いつつも279番目の作品として心に刻もうと思う。

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その後としては投票の結果もあってやはりセイバーマリオネットシリーズを見ようかと思う。Jについては配信開始までもう少し時間がかかるそうだが、とりあえずRは既に配信されているようなのでそこからでも