京都でも仰天原発講演200回+α

「原発(仰天)出前授業の川原茂雄教諭、10月から札幌学院大学教授として、原発出前授業の内容の講義・ゼミを行うことに」http://togetter.com/li/881593 で仰天していてはいけなかった・・・
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nao @parasite2006

@hkemo1 ここまでの議論は通して追って見直せるようにこちらbit.ly/1M8PFYb にまとめておきました。余談ですが問題のパンフレットの著者はひょっとしてこの方ではありませんか?bit.ly/1M8PJqH

2015-11-03 15:32:56

引用のチラシは2013年5月26日に京都府綾部市で行われた講演会の案内。「講演200回」はこの時点の数字なので当然プラスαがあります。講師市川章人氏の著書として紹介されている「フクシマから学ぶ原発・放射能」(かもがわ出版、2012年2月1日発行)http://www.amazon.co.jp/dp/4780304970/ref=cm_sw_r_tw_dp_-Lyowb113504X
の著者紹介を以下に再録します(安斎先生は監修)。

安斎/育郎
1940年、東京生まれ。東京大学卒、工学博士。現在、立命館大学名誉教授、立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、日本科学者会議代表幹事、Japan Skeptics(超自然現象を批判的・科学的に究明する会)元会長。2011年、第22回久保医療文化賞、第4回ノグンリ平和賞(韓国)を受賞

市川/章人
1948年、京都府福知山市夜久野町生まれ。京都大学理学部卒業(原子物理学専攻)。元京都府立高校教諭、定年退職後、府立桂高校、朱雀高校の非常勤講師。京都理科サークル、科学教育研究協議会、全国到達度評価研究会等の会員

小野/英喜
1943年、東京生まれ。金沢大学教育学部卒業(理科教育専攻)。元京都府立高校教諭、定年退職後、立命館大学教職教育推進機構嘱託講師、京都大学、立命館大学、京都女子大学等の非常勤講師。京都理科サークル、科学教育研究協議会、全国到達度評価研究会等の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

toumei-unicorn @monstar81053

「200回を超える講演」て…。関西にも川原センセみたいな困った方がおられるんですね。 @parasite2006 @kazooooya

2015-11-03 17:41:57
nao @parasite2006

@monstar81053 @kazooooya この人は京都大学理学部で原子物理学を専攻したあと高校の物理の先生になったとのこと。学生時代に隣の部屋からγ線を浴びる事故を経験しているそうで。bit.ly/1GJ5vvN 講義資料のっけから「つぎつぎ4基も爆発」

2015-11-03 17:53:44
酋長仮免厨 @kazooooya

ふ~ん、教員なのか…ちと見てみるか( ̄▽ ̄;) (ガンダムおじさん、一応理系のかずにゃぐせんせ、しんちゃん、川原せんせ…あと誰がいたっけ?) 市川章人氏の講演(1月21日) - : j.mp/1M91bm8

2015-11-03 17:46:56
酋長仮免厨 @kazooooya

あらら、酷いのは、お・ま・い・じゃ!( ̄▽ ̄;) 市川章人氏「7日間で100mSvを超えないと避難させないという。しかも内部被ばく一切無視らしい」 再生位置→j.mp/1GJ7gct pic.twitter.com/8ks0vHy1Za

2015-11-03 18:26:44
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「7日間で100 mSv」云々と言うのは、IAEAの安全文書と原子力関連法令のJAEAによる日本語解説
http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAEA-Review-2013-015.pdf
のページ番号52の表4-9に出ている「実効線量100 mSv (初期7日間)」が予測される場合「数時間以内に緊急防護措置(屋内退避、避難、除染、飲食物の摂取制限ほか)をとる」とされていることをさします。これは実際の運用で「実効線量が7日間で100 mSvに達するまで何もしない(してはいけない)」ということではありません。
こちらの原子力規制委員会の資料 http://bit.ly/1l7bzo6 の9ページの運用例によれば、「(原子力施設から5-30 kmの範囲で)空間線量率モニタリングで500 μSv/h(100 mSv/7日に対応)に達したら、数時間以内に区域を特定して(30 km圏外に)避難する」となっています。

JAEAの解説の表4-9には「実効線量100 mSv (初期7日間)」の1つ下のレベルの対策基準値として「実効線量100 mSv(年間)」があり、原子力規制委員会資料9ページの運用例の「空間線量率モニタリングで20 μSv/h(実際に計算すると対応する空間線量率は11.4 μSv/hとなります)に達したら、1日以内に区域を特定して1週間以内に(30 km圏外に)一時移転する」となっています。

避難基準については、原発からの距離と家屋の種類による屋内退避の効果の試算結果 http://www.nsr.go.jp/data/000047953.pdf を解説したこちらのまとめもご参考に↓

まとめ 【原子力規制委員会】屋内退避の有効性 試算を公表! 【第9回 原子力規制委員会】(2014/05/28)  http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kisei/h26fy/20140528.html ・資料:「緊急時の被ばく線量及び防護措置の効果の試算について(案) 」  http://www.nsr.go.jp/data/000047953.pdf ・録画(クリックで議題へ):http://www.youtube.com/watch?v=R_L5rtcal58#t=18m40s ・記者会見:http://www.youtube.com/watch?v=hkrjvmiuavo#t=30m25s 5014 pv 62 1 user 2
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 @monstar81053 このおいちゃんはアカン! 実効線量も等価線量もぐだぐだみたい…(>_<) twitter.com/kazooooya/stat…

2015-11-03 18:30:37
酋長仮免厨 @kazooooya

ダメだこりゃ! 視聴はもういいや…(>_<) 市川章人氏「除染基準『β線:40,000cpm(皮膚から数cmの計数率)』とは、甲状腺等価線量300mSvに相当する!!」 再生位置→j.mp/1NOmoEI pic.twitter.com/LslNuVxAde

2015-11-03 18:52:41
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福島第一原発事故後の避難所での緊急被曝スクリーニングでは2段階の除染基準が使われました。1つは13,000 cpm、もう1つは100,000 cpmです。

前者は本来安定ヨウ素剤予防服用の基準である小児甲状腺等価線量100 mSv(2011年12月に50 mSvに引き下げ決定)に対応する体表汚染密度40Bq/cm2に相当するとされ、内部被曝のスクリーニングが主目的の基準ですが、避難所では拭き取りによる部分除染の基準として使われました。

後者は皮膚から10 cmの線量率1μSv/hに対応し、本来皮膚の急性障害などの防止のための医療処置を講じるための基準ですが、避難所では全身除染の基準として使われました。基準値の本来の目的と設定根拠の説明は、原子力安全委員会が現場での運用の混乱に対する反省を込めた解説兼提言としてまとめた「スクリーニングに関する提言(案)」http://t.co/XSwAgfAl のp.4-5にあります(註:残念ながら旧原子力安全委員会の資料は原子力規制委員会に引き継がれず、リンク切れしてしまっています)。

前者の基準の根拠の説明は原子力安全研究協会が作成した「緊急被ばく医療の知識」http://bit.ly/1RRmLPK p. 55-56
後者の基準の根拠はIAEAのマニュアル"Manual for First Responders to a Radiological Emergency" http://bit.ly/SEPqrC のp.74で、β線またはγ線による体表汚染密度10000 Bq/cm2に対応。
事故後の各種規制基準値を集めたこのファイル http://bit.ly/1RRp9WG のp.2にも簡潔な根拠の説明があります。

避難所で除染の必要性を判定するために使われた緊急被ばくスクリーニングのマニュアルは福島県ホームページ http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045c/iryou-screening.html に公開され、現在もこれを使って希望者のスクリーニングが行われています。

3.11後の福島県下で甲状腺スクリーニングがどのように行われ、実際にどんな結果が得られたかはこのまとめでご覧いただけます

まとめ 3.11後の福島県下での原子核実験物理学者たち 震災と原発事故直後の福島県下では、全国から集まった原子核実験物理学者が原子力災害対策本部に協力してサーベイメーターを使った避難所での緊急被ばくスクリーニングや小児甲状腺スクリーニングにあたりました。この活動に参加されたお二人のツイートを手元のRSSリーダーに残るリツイートから拾ってまとめました。 事故直後のボランティア活動は、その後原発から半径80 km以内の2000カ所以上から10000点をこえる土壌試料を採取して分析し、土壌汚染地図を作成するプロジェクトへと発展して行きます。お二人のうち一方がこのプロジェクトの土壌分析も担当しておられましたので、こちらに関連するツイートもあわせて収録させていただきました。 25689 pv 320 7 users 23
toumei-unicorn @monstar81053

@kazooooya @parasite2006 52分30秒台に「国連も避難を勧告している」などという、デマを流してました。

2015-11-03 19:12:09
toumei-unicorn @monstar81053

@kazooooya @parasite2006 最後の2分くらいで震災関連死が増えているのはこういう講演会をしている人たちのデマの影響も大きいのに「他の県に比べて異常に多いのは放射線が云々」とデマを言ってました。

2015-11-03 19:18:37
nao @parasite2006

@monstar81053 @kazooooya 問題の市川氏の講演が行われた京都原発ゼロネットの2015年1月21日の集会bit.ly/1XLvW8a には、日本共産党京都市会議員団から2人参加していますbit.ly/1XLvW8a

2015-11-03 19:29:58
nao @parasite2006

@monstar81053 @kazooooya 京都選出の共産党の議員さんと言えば、かつては京大工学部原子核工学科の卒業生の吉井秀勝氏も。吉井氏がこの講演を聞いたらどう反応するのでしょう。

2015-11-03 19:33:26
nao @parasite2006

@monstar81053 @kazooooya 先日仰天計算bit.ly/1XLxBdQ をしていた宗川吉汪・京都工芸繊維大学名誉教授は京都原発ゼロネットの共同代表だそうでbit.ly/1XLxv6f

2015-11-03 19:38:41
nao @parasite2006

@monstar81053 @kazooooya 原発ゼロをめざす京都ネットワークbit.ly/1XLyTWm の世話人団体のひとつが日本科学者会議京都支部。原発に反対するなら根拠がデマでもかまわないという了見を、いやしくも名前に科学を標榜する団体が容認するとは

2015-11-03 19:53:05
toumei-unicorn @monstar81053

@parasite2006 @kazooooya 高浜原発に反対する運動に福島に関するデマを入れる必要なんかないんですよねえ。古い知見のまま思い込みで知識を取捨選択している自称専門家がこういうところで講演すると議員も党員も怪しい情報を鵜呑みにしてしまうので困ります。

2015-11-03 19:53:22
toumei-unicorn @monstar81053

@parasite2006 @kazooooya 放射線に関するデマが差別を誘発することは70年前の出来事からも想像できますし、共産党京都市議団にはその観点から落ち着いて考え直してほしいところですね。またデマに基づいて議論しても正しい判断ができないので民主主義の敵と言う視点も重要

2015-11-03 20:01:31
nao @parasite2006

@monstar81053 @kazooooya このレベルの講演をする人が福島県民健康調査の甲状腺検査結果を自分の目で読まないで、1年以上前のデータをアサッテ方向に読んだ他人の読みbit.ly/1ko1eU7 を鵜呑みにしてつまんできてパンフレットを書くって何

2015-11-03 20:03:35
toumei-unicorn @monstar81053

@parasite2006 @kazooooya しかも大倉さんは確率の先生なのにわざと変な計算をしているわけですのでかなり悪質だと思います。

2015-11-03 20:06:54