『あなたとふたりで』の感想まとめ

銅折葉 @domioriha

Dream Tale「あなたとふたりで」　、読了。 八雲家を舞台とした愛憎渦巻く昼ドラ物語。橙、藍、紫、それぞれに抱く相手への感情がすれ違ったゆえの愛憎劇……というよりも悲劇。それぞれのキャラの感情の動きと、起こる出来事の描写の容赦のなさがそれを際立たせています。（続

銅折葉 @domioriha

承前）愛憎劇のストーリーの骨子はシンプルなものですが、その上に走る彼女たちなりの倫理、感情や設定が丁寧で、うおおと紙面にのめり込んでいきました。何気ない動作、情景の描写にまで感情が落とし込まれているのはみぞれさんの筆致ならではではないかと思います。（続

銅折葉 @domioriha

承前）どなたかの感想でもありましたが、たしかにこれだけの結末を迎えるのであれば、もっと重厚に枚数を使って書き込んだものも読んでみたいなとか、年齢制限取っ払ってさらに踏み込んだ描写も読んでみたいなとも思わせるものでした。みぞれさんすげえなあ……

乱雨スペラ(旅行好きな社長 筆) @midaremesupera

@YumetukiMizore ミラクル・デイズとあなたとふたりで読ませていただきました。 女性同士のカップリングがメインの小説は初めてでしたが楽しく読ませていただきました。 丁寧な文章で情景が自然と浮かび上がって来て感激しました。

乱雨スペラ(旅行好きな社長 筆) @midaremesupera

ただ、ミラクル・デイズの後にあなたとふたりでを読んだので釜飯ちゅっちゅハッピーエンドな話から昼ドラエンドというギャップに横合いから思い切り殴りつけられた気分になりました。 まあ、バッドエンドも好物なので何も問題はないのですが。 長々と失礼しました。 次の作品も楽しみにしてます！

NY @N5Y11

DREAM TALEさんの「あなたとふたりで」読了 途中、ん？って思って、少し進んで、お？最後の方で、あっ・・・という感じ。これまでの作風や今回の挿絵に完全に騙されました。生ける願いの流れからああいう結果もあるのかと思うと、これから読む時に見る目が大分変わるなぁという作品でした。

青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

あなたとふたりで：DreamTale様 ゆからんの愛憎が交錯する八雲家in昼ドラ。昼ドラ知らなくても読める心折設計！ マヨヒガに住む橙は藍様が大好き！居場所を失った猫達に手を焼きながらも懸命に生きている。しかし、猫の中には生き残れ⇒ pic.twitter.com/eSs2TFxXgV

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青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

⇒ない者も当然出てくる。橙と藍の無名の丘葬送シーンは静謐な筆致とも相まって美しいシーンに仕上がっている。そう、ここで終わっていればよかったのだ。主と式神、その関係は絶対だ。しかし、紫は藍に歪んだ愛情を抱いていた。手綱をつけ、逃げられないようにした上で、対等に振舞えと命じている。⇒

青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

⇒二人だけの世界で逢瀬を重ねる内に、邪魔者の存在に紫は気付く。そう、八雲の名を冠さない猫又が藍にとってかけがえのない存在になっている事に。力で従わせることは出来ても、心はそうはいかない。だから、紫は暗躍する。橙、お前は存在してはならないのだと。橙が辿る結末と藍の選択は実際に本を⇒

青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

⇒お読み頂くとして、IFはご法度だが、それでも敢えて書いておきたい。この作品は面白い。文も上手い、挿絵も可愛いし表紙詐欺という目的も達成されている。だが、これは二倍の分厚さかつR18相当でも面白い作品になったのではなかろうか、と。展開が速い分、抉られるような嫉妬の感情や、藍の橙⇒

青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

⇒に対する深い愛情も結構あっさりに感じられるかもしれない。しかし、影入りに引き続いて辛い目に遭うキャラの描き方は出色の出来である。晴れの情景より、鈍色に沈んだ霧雨の情景が似合う作家に認定せざるをえない。みぞれさんにはこの調子でキャラを酷い目に遭わせ続けて頂きたい（語弊のある結び