【ヘタリア】歴普@大天使の奇跡~此処だけ1701年~【建国記念日】
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普「『ブランデンブルク=プロイセンは皇帝に兵八千の援軍を提供。見返りとして皇帝は戦時には年15万グルデン(10億5千万)を支払う。』」墺「『ただし過去の未払い金に対する請求権は放棄する。将来の皇帝および国王選挙に関してはハプスブルク側に投票する。』」
2011-01-16 20:16:10普「――『以上全ての代償として、”選帝侯がいつでもその好む時に、そのプロイセン公国の王となることを宣言し、戴冠せるときは”、皇帝はプロイセン王位を承認することを約束する。』…間違いないな?」墺「…ええ。問題ありません」
2011-01-16 20:22:21普「……やーっと終わったか!あーマジ疲れたー」墺「ちょっと。お下品ですよ」普「大体なんでお前が出てくるんだよ。神聖ローマは?」墺「この程度の事で彼が出てくる必要はないでしょう。今回の事といい…思い上がりも大概にしなさい、『ブランデンブルク選帝侯領』」
2011-01-16 20:31:04普「……やーっと終わったか!あーマジ疲れたー」墺「ちょっと。お下品ですよ」普「大体なんでお前が出てくるんだよ。神聖ローマは?」墺「この程度の事で彼が出てくる必要はないでしょう。今回の事といい…思い上がりも大概にしなさい、『ブランデンブルク選帝侯領』」
2011-01-16 20:31:04普「その『選帝侯領』の兵が必要なのは何処の誰だよ、ケセセセ!それに俺様は『プロイセン公国』だ。そこのところ間違えるなよ、『エスターライヒ大公領』?」墺「まったく…そんなに王号が欲しいのですか?私の家の者達に金品を送りつけたそうですね。そんな余裕などないでしょうに」
2011-01-16 20:43:10普「フリッツの奴、この事に関しては珍しく頑固だったからな。まぁ俺としても悪くないぜ。…おかげで鼻水止まんねーけど」墺「ザクセン、ハノーファーに続いてブランデンブルクまで…せめてザクセンを見習ってカトリックに改宗すべきです。…そういえばその話はどうなったのですか?」
2011-01-16 20:48:24普「ああ、イエズス会の奴らか。教皇には悪いが、こうして皇帝の許可がとれた以上は改宗に意味はねーよ。ザクセンがいなくなった今、うちまで変わればプロテスタントの奴らも黙ってないだろうし」墺「それがかつてのドイツ騎士団の台詞ですか。情けない」普「俺はお前みたいに固くねーんだよ」
2011-01-16 21:04:21墺「プロテスタントが王冠をいただくなど…神への冒涜ですよ」普「…『王たるに相応しい十分な国土、十分な金、十分な兵隊』」墺「?」普「『その全てを持っているのに、何故私が王位を熱望してはいけないのか。』…俺もフリッツと同じ考えだぜ。俺が王国になって何が悪い?」
2011-01-16 21:08:05墺「…既に条約は締結されました。好きにしなさい、『プロイセン公国』」普「次は『王国』って呼ばせてやるよ。じゃあな、神聖ローマによろしく伝えといてくれ」
2011-01-16 21:16:42オ「失礼。『プロイセン公国』というのは貴方の事かな」普「ああ。何か用事でも?」オ「オイゲン・フォン・ザヴォイエンと申します。貴国には一度、お会いしたいと思っておりました」普「ああ、あんたがプリンツ・オイゲンか!軍事の天才だって、噂は聞いてるぜ」
2011-01-16 21:27:54オ「条約が締結されたと聞きましたが」普「ああ、今終わったところだ。戦争になったらあんたも出るんだろう?坊ちゃんよりずっと頼りになりそうだな、ケセセ!」オ「…」普「…なんだよ、テンション低いな。うちの兵じゃ不満か?…それとも、王位そのものか」
2011-01-16 21:34:15オ「…私としては、貴国の王位を承認するよう皇帝に進言した輩を一人残らず処刑したいところですよ」普「神聖ローマもオーストリアも、大して気にしちゃいなかったみたいだけどな」オ「貴国は危険だ。…いずれこのハプスブルクを脅かす勢力になるでしょう」
2011-01-16 21:44:39普「…フランスも勿体無い事したな。ま、考えすぎだろ。フリッツにそんな気はないし、俺にそこまでの力はねーよ」オ「この先もそうである事を願いますな」普「俺は上司には忠実だぜー。じゃ、うちの兵をよろしくな。大事に使えよ?」オ「…期待しております」
2011-01-16 21:52:46普「俺様のお帰りだぜー!諸手をあげて歓迎しろお前ら!褒めて称えて跪、」ゾ「プロイセン!ああ、やっと帰ったのね」普「ふぁ?ゾフィー?」ゾ「お帰りなさい。疲れている所申し訳ないけれど、すぐにあの人の所へ行って頂戴な。『まだ使いは見えないのか』って、門に見張りまで送ったのよ」
2011-01-16 22:02:05普「ケセセ、相変わらずみたいですね」ゾ「ますます酷くなってるわ。もう何度あの人のマント姿を見せられた事か…」普「分かった分かった、すぐ向かいます」ゾ「よろしくお願いね」
2011-01-16 22:08:11普「入るぜーフリッツ…って、またやってるんですか」フ「帰ったかプロイセン!さぁ早くこっちへ、茶なら用意してある」普「とりあえずその王冠下ろそうぜ。ほらマント脱いで。王笏も剣も全部置いて。今戴冠式挙げる気ですか」
2011-01-16 22:14:26フ「ああ、そうだな…式はもっと盛大に行わねば。うん…ところで、どうかな」普「何が?」フ「この王冠だ。似合っていると思うか…?」普「あー…まぁ、似合ってるんじゃないですかね。かつらが上手い事フォローしてくれてるっていうか…」
2011-01-16 22:19:41フ「そうか!ならいいんだ。ああ、やはり一度全て身につけた方が良いな…ゾフィーにも着てもらわねば…」普「フリッツー、条約の話は…」フ「うん?ああ、そうだったな。で、ウィーンはどうだった?皇帝は何と?」普「だから先に王冠下ろしてくださいって…」
2011-01-16 22:28:29普「あの様子じゃ此処で戴冠式挙げかねないぜ、あいつ!もう歳だっていうのに、すげーはしゃぎっぷり」ブラ「長年の夢、だったからね。…すぐに出発を?」普「おう。年内にはな」ブラ「冬の旅か…気を付けて」普「…ブラも来れば良いのによー。お前の上司なんだから」
2011-01-16 22:37:50ブラ「俺は『ブランデンブルク』だから。王国になるのは『プロイセン公国』なんだから、お前だけで行っておいで」普「…了解。じゃ、土産話は期待しとけよ?フリッツの事だ、即位税とかいってめちゃくちゃ派手にやるに違いないからな!」ブラ「…プロイセン、鼻水」普「…Hatsch!」
2011-01-16 22:42:00