憲法24条改正阻止の重要性(2015.12.8作成)

昼寝猫 @tcv2catnap

憲法改正議論についても9条は形骸化した。24条の死守が撤退戦下の最後の抵抗線で、緊急事態条項についてはテロ脅威と災害を出されれば、それが屋上屋でもなんでも終わり。むしろ今から惨敗後、リソースの全てを24条改正阻止に傾注する方法論を考慮すべき。ここ取られたら本当の終わりだから。

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だから憲法が大事！「ジェンダーと憲法　14条・24条」～労大Booklet　Vol.3 hwm2.wh.qit.ne.jp/fem-yoko/jenda… 基本中の基本なので、ポスターがどうのこうの言う前に押さえておきたい。

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「保守派が抵抗したのは９条より２４条の制定だったといわれています。それは、家父長的「家制度」が崩壊すれば、天皇を頂点とする国体全体の否定につながりかねないとの考えからです。２４条が制定された後も、家意識を引きずるような意見が多くありました」

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「２４条改正論議は５０年代に入ると活発になってきます。５３年の内閣法制局の憲法改正の問題点に関する調査資料には「旧来の家制度を廃止した第２４条第２項の規定は日本の実情に適しないとの意見もあるのでこれを再検討する」と記されています」

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「生物学的性差のセックスとは区別して、社会的・文化的につくられた性差を「ジェンダー」といいますが、国連で「ジェンダー」用語が使われ始めたのは９０年代。特に９４年のカイロ会議や９５年の北京会議では「ジェンダー」がキーワードとなりました」 混同して俺ん中の女嫌いワールドがいるなw

昼寝猫 @tcv2catnap

「「男女平等」を「ジェンダー平等」に変えることで何が問題であるかが顕在化しました。男女平等を阻む最大の要因が、男女の特性論に基づく性別役割分業意識であることが浮き彫りになったのです」

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「そして、ジェンダー平等社会の実現には性別役割分業の伝統行事や慣習を変える必要があることが指摘されはじめました。同時に、このことに反発するジェンダー・バッシングが始まったのです」

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「５３年の内閣法制局の憲法改正の問題点に関する調査資料には「旧来の家制度を廃止した第２４条第２項の規定は日本の実情に適しない」とはどういう世界かというと、帝国憲法下での女性にとって結婚とは、夫の「家」に入ることであり、その家の戸主に従うこと。

昼寝猫 @tcv2catnap

「家」の跡継となる男児を産む、夫や子どもの世話舅や姑の介護、妻には自身の財産管理が許されず、夫が妻の財産を管理、領収証の発行や保証人になること、不動産の取引や訴訟なども夫の許可が必要、成人男性がもつ参政権も女性には無いという社会に、ジェンダー平等の24条は似合わないとされたw

昼寝猫 @tcv2catnap

「バッシングが具体的に報告され始めたのは、９９年に男女共同参画社会基本法が制定されたころからで、その勢いはますます激しさを増しています。」

昼寝猫 @tcv2catnap

「０４年に「論点整理（案）」を公表した自民党の憲法改正プロジェクトチームで出された意見をみると、２４条改正の意図がはっきりしてきます」 これすらもう10年以上前。如何に一部の人々のみ徒手空拳ともいえる状況で戦っていたかわかる。

昼寝猫 @tcv2catnap

「よい家族こそ、よい国の礎である。とくに、女性の家庭をよくしようというその気持ちが日本の国をこれまでまじめに支えてきたと思う」（熊代昭彦衆議院議員）

昼寝猫 @tcv2catnap

「いまの日本国憲法を見ておりますと、あまりにも個人が優先しすぎで、公というものがないがしろになってきている。個人優先、家族を無視する、そして地域社会とか国家というものを考えないような日本人になってきたことを非常に憂えている」（熊代昭彦衆議院議員）

昼寝猫 @tcv2catnap

「夫婦別姓が出てくるような日本になったということはたいへん情けないことで、家族が基本、家族を大切にして、家庭と家族を守っていくことが、この国を安泰に導いていくもとなのだということを、しっかりと憲法でも位置づけてもらわなければならない」（森岡正宏衆議院議員）

昼寝猫 @tcv2catnap

↓こんなオタンコナスみてえなバカ自民党議員と同じことを70年以上前に海の向こうのドイツで叫んでいた奴らが居てな。Gleichschaltung ! と叫びながら、ひとつのドイツ、ひとりの総統、ひとりのヤーってなった訳だよ。

昼寝猫 @tcv2catnap

「個人の尊厳」や「個人主義」を「利己主義」と曲解し、２４条が家族や共同体を破壊しているので改正が必要という論調です。家意識を引きずる性別役割分業に基づく実質的不平等論も容認しています。ジェンダー・バッシングと２４条改正論は根が同じであることがわかります」

昼寝猫 @tcv2catnap

で、この動きの党派的な、政治家らの動きの外縁に右派宗教が居て、これが紆余曲折を経て日本会議に収斂していく。

昼寝猫 @tcv2catnap

「早期に批准すべき女性差別撤廃条約『選択議定書』」 『毎日新聞』朝刊 私の主張　2009.07.16 hwm2.wh.qit.ne.jp/fem-yoko/sabet…

昼寝猫 @tcv2catnap

↓女子差別撤廃条約は批准しているが、議定書を批准していない。議定書は「国による条約違反によって被害を受けた場合、国際連合の女子差別撤廃委員会にたいして通報できる個人通報制度」であり、まあチェックされるのが嫌いな大日本のパワーエリートの群れは、官庁退職まで批准進言しないよなw

昼寝猫 @tcv2catnap

(女子差別撤廃条約)の議定書批准は、公明がかろうじてポチになる前に、浜四津が麻生に批准を申し入れた(03年に国連から批准勧告・民主・社民・共産も申し入れ)し、自民党内でも女性に関する特別部会で検討されたのだが、批准つぶしたのは今の内閣の連中とその先祖(新清和)だから。

昼寝猫 @tcv2catnap

潰した理由は「夫婦別姓断固阻止」だから。

昼寝猫 @tcv2catnap

自民党憲法改正草案　起草者名言集 - Togetterまとめ togetter.com/li/526656 @togetter_jpさんから