- fuusikaden
- 3828
- 19
- 0
- 12
公演前のインタビュー・稽古風景動画など
ブログを更新しました。 『シアター風姿花伝プロデュース「悲しみを聴く石」を観劇した!』 ⇒ ameblo.jp/free-world0817…
2015-12-22 05:25:19『悲しみを聴く石』@シアター風姿花伝、圧倒的だった。那須さんの凄み、美しさ、潔さと実行力。こんな素敵な方とご一緒させていただいた喜びと、来年早々にまた風姿花伝でお目にかかれる仕合わせ。
2015-12-21 23:51:16先週の金曜日、シアター風姿花伝で「悲しみを聴く石」を観劇。行けて良かった。感じた事思った事は沢山あって、一つ二つではないから、短い文章に纏められないけれど。ボビー・フィッシャーの時と同じで、終演した時は衝撃で口が開いたままになってしまっていた。そしてカーテンコールの後に涙が出た。
2015-12-21 23:39:27悲しみを聴く石観てきた 自分の中にある遠くのこと。遠くにあるはずで自分のこと。超個人的に、悲しみを聴く準備が全くできてなかったので、石にはなれなかった。
2015-12-21 18:08:34土曜日に「悲しみをを聴く石」を観た。 「炎 アンサンディ」を観て、上村聡史さんの演出作品をまた観て観たいと思っていたことが叶った。 上村さんの演出作品は機会が有ればまた観たい。
2015-12-21 16:02:4112月18日シアター風姿花伝「悲しみを聴く石」 - 香港フリーク・引退内部監査人の日々hkfreak.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/1…
2015-12-21 10:54:36『悲しみを聴く石』@シアター風姿花伝①:舞台はイスラム社会だが、「植物状態の夫の介護を一手に背負わされる」「不妊は夫のせいなのに妻のせいにされる」、「「嫁」が「家」のために生きる以外の可能性を封じられる」、いま、世界のどこにでも「彼女は ”私” だ」という人がいるだろう物語。
2015-12-21 01:31:44『悲しみを聴く石』②:所有関係でしかなく、精神的交流などない貧しい夫婦関係の最大のあらわれが性の問題。夫婦の性行為は一方的暴力。子を生む器として外界から遮断され、不妊となれば「呪師」の下「種付け」を余儀なくされる羽目に。結婚こそ紛争下の性暴力と並べても見劣りしない悲惨という皮肉。
2015-12-21 01:33:22『悲しみを聴く石』③:眠る彼に向け過去の精神的・肉体的監禁について語る時、彼女は何らかのカタルシスを得ているようにも見える。「家」の一族に見捨てられ精神的独房に入れられた事で、抑圧していた思考を言葉にする事が可能な状況に。これがセラピーになるのか。言語化が人間の精神にもたらす力。
2015-12-21 01:42:48『悲しみを聴く石』④:冒頭から舞台を囲っていた紗幕が降り、彼女たちの小さな世界をあらわにするのは、「忍耐の石」の話が語られる時。その石に人に言えない苦しみを打ち明けると、それを飲み込んでいく。石はある日粉々に砕け、その瞬間人は苦しみから解放されるという。彼女は夫を「石」だという。
2015-12-21 01:43:12『悲しみを聴く石』⑤:少年兵が彼女を娼婦と信じ買いに来る。その後にりんごを食べる場面が美しい。楽園追放のイヴにも通じるのだろうけれど、「食べる」という行為にはセクシュアルな側面も、生命をつなぐ行為としてのパワーもあり。他者と接触し、自分は生きていると確認した彼女の喜びを感じる。
2015-12-21 01:50:09「悲しみを聴く石」⑥:彼らの子が別の男の子と言う秘密が語られた時「石」は割れ、男は怒りに起き上がり女を絞殺する。彼女の語りは自己回復過程でありながら同時に緩慢な自殺であったのか?彼女は、死んでもいいから、夫が自分の「言葉」を認識する瞬間を求めていたのではないか。一種の自爆テロ?
2015-12-21 02:19:33『悲しみを聴く石』⑦:これは確かに「戦時下の」「ムスリムの」話ではあるけれど、「戦時下でない」「日本・欧米」でもそのもっとも因習的な部分ではこれと同様の性差別、女性への抑圧、戦争にすらならない一方的暴力が行われていることにこそ目を向けるべき。「他者の話」として消費すべきではない。
2015-12-21 02:20:06『悲しみを聴く石』⑧:映画は映像ゆえ視覚的に民族色、ムスリム色が強くなる。演劇の方が普遍性よりの物語として語るにはより向いている装置。上村聡史の演出はバランスのよいもので、髪や服などで変化を刻みつつ、センセーショナリズムを排して彼女とともに爆発へのカウントを数えていく。
2015-12-21 02:36:02『悲しみを聴く石』⑨:夫(中田顕史郎)は最後の瞬間までずっと寝台で息をしているだけ(大変な演技!)。これはかつて彼の妻が置かれていた状況の反転。一方、彼に再び一瞬の生命の息吹を与えるのが、生の喜びではなく、家父長としての怒りだった事には、男性役割を背負わされ生きる事の闇をも見る。
2015-12-21 03:34:46シアター風姿花伝プロデュースvol.2『悲しみを聴く石』マチネ観劇。イスラムの男尊女卑を背景に、爆撃の最中、首に受けた負傷で人事不省に陥ったジハードの英雄の看病をする妻の告白劇。客席と舞台を隔てる半透明のカーテンは暗喩に満ちている。 pic.twitter.com/E3A32dYvib
2015-12-20 21:06:54