【iMuSCs細胞】~STAP細胞とSTAP現象を巡る混乱~
@ShinHiroi 最後に、生体内でテラトーマ型のiMuSCsが多分化能を示すかの実験を行った。SCID Beigeマウスを使用した。(筆者注;重症免疫不全マウス。B細胞、T細胞並びにNK細胞の機能不全を起こす。だから移植しても免疫反応が起こらないと推測される)。
2015-12-12 16:27:23図4 再掲
@ShinHiroi 図4(超要約) c。iMuSCsがキメラマウスを作成できる能力があるかを確かめるため、GFPで緑に色付けしたiMuSCsを BALB/cマウス(筆者注;アルビノマウス)にマイクロインジェクションした。
2015-12-12 16:37:34@ShinHiroi 図4(超要約) e。3度施行して、23匹の仔マウスを得た。全ての仔マウスはwhite coat (筆者注;遺伝子名)であった。
2015-12-12 16:46:05@ShinHiroi 図4(超要約) f。 iMuSCs 由来の細胞がどのように仔マウスに分布しているかを調べた。(具体的にはGFPとLac-ZのPCR)。心臓、肺、腎臓、脾臓、脳、への分布が認められた。
2015-12-12 16:49:31@ShinHiroi Discussion(超要約) ①iMuSCsはES細胞と比べて多分化性を示すマーカーの発現が弱い部分がある。 ②iMuSCsはエピジェネティックな部分は消失させないのかもしれない。
2015-12-12 16:56:38@ShinHiroi the key conclusion from our study is that changes in microenvironmental factors, such as skeletal muscle with injuries,
2015-12-12 16:57:15@ShinHiroi can partially reprogram terminally differentiated myogenic cells into a pluripotent-like state.
2015-12-12 16:57:32@ShinHiroi ③最も重要な結論は、骨格筋の損傷が起きているような場面では、一定期間に筋細胞が多能性を示す状態に分化できる、ということである。
2015-12-12 17:01:13新薬たんの見解
@ShinHiroi (筆者の見解) ①STAP細胞は無い。(少なくとも追試されていないし、見つかってもいない) ②『STAP現象』即ち刺激により細胞が多分化能を持つ、という仮説はiMuSCs細胞により(撤回されなければ)一応証明された。
2015-12-12 17:06:292015.12.13追記。
見解②について、小保方論文(ネイチャー撤回)をSTAP現象と呼称するのか、ヴァカンティーニ教授や笹井センター長らがアイディアとして持っていた現象をSTAP現象とするのか判断できませんでした。新薬たんはSTAP現象の定義をよく理解していないことを付記します。