- ttt_ceinture
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それと『思想地図β』の運営方法等をみると、最後の『批評空間』すまりNAM以後の『批評空間』がやろうとしたことがだぶついてみえる。やはり東さんは『批評空間』を継承しようともしている感じがする。まあ切断の仕方の音量の方がでかいんで、それでみえなくなっちゃうけど。
2011-01-20 11:50:19そうすると、この4冊はそれぞれ切断されているけど、連動しているとみなすこともできる。批評がアクティヴになってきた。ところで制作の方はどうか? 制作者の構えはどうか?
2011-01-20 11:52:48そうか! 今気づいたが『Atopic Site』と展覧会の『アンフォルム』は同じ96年に行なわれていたのか。そのときはさして気にかけなかったけど。これまた感慨深い。
2011-01-20 20:33:02そして今回の連載『芸術の条件』と翻訳の『アンフォルム』も同じ月に出た。むろん示し合わせたわけでないことはいうまでもないけど、それにしても興味深い一致だ。
2011-01-20 20:36:40「豆腐」という1956年の文章から議論は始まって、ここでのポイントは豆腐が「物質として無数の分離した大豆の微粒子のエマルジョン(乳化攪拌状態)」にあって、「理性の把捉から逃れて、絶えず流動し続ける自然=物質」としてある、ということだと思います。
2011-01-19 23:18:07面白そう…。RT @meosu7 「豆腐」という1956年の文章から議論は始まって、ここでのポイントは豆腐が「物質として無数の分離した大豆の微粒子のエマルジョン(乳化攪拌状態)」にあって、「理性の把捉から逃れて、絶えず流動し続ける自然=物質」としてある、ということだと思います。
2011-01-19 23:19:53「理性は不可欠でありながら、しかもつねに不充分である」という白井の言葉をうけて、「[豆腐にまつわる]技術が、人の理性による操作可能性を超えてしまうという事実は、白井がこのエッセイを書いた当時、多くの人に自覚されてたはずのものだった」。
2011-01-19 23:21:14(一応補って)豆腐の微粒子、原子力活用での素粒子とが無理なく繋がっていく。「前出文中の「豆腐」という語句を、たとえば「原子力」という語句に置き換えれば、白井の書く言葉はより切迫感を帯びてもくる」。
2011-01-19 23:28:47具体的に議論にあがるのは、54年《原爆堂》計画、日本の原子力発電の導入(の歓迎テクスト)、量子力学、《太陽の塔》、イサム・ノグチ広島慰霊碑計画(ヒロシマ・モニュメント)、
2011-01-19 23:31:29最後にマルクスの学位請求論文(デモクリトスと~)にも触れて、「世界認識の根底的な[いわゆる実証的な影響などではなく]共有」が示唆されて、後編へ続く!!という感じでしょうか。
2011-01-19 23:31:44タイトルページ余白?に「芸術の唯物論的基礎」とありました。このあたり、註(僕には難しすぎた)で細かく(文字の大きさ的な意味でも、分量的にも)書かれています。
2011-01-19 23:33:50「白井晟一 精神と空間」という展覧会が汐留にて(3月27日まで)。http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/11/110108/index.html
2011-01-19 23:49:05@ttt_ceinture 唯物論についてはかなり具体的で、唯物論研究会~技術論論争、エンゲルス「自然の弁証法」などの固有名詞が見られますが、具体的ゆえ、さっぱり??です。本文と註の想定読者が異なっているような印象です。
2011-01-20 00:00:47@meosu7 デモクリトスや形而上学的唯物論だけでは技術的な議論に対応できないと見て、マルクス主義以降の自然唯物論と技術論をさらに通過して注で補足してる感じなのかも。いずれにせよ私の関心どんぴしゃなので読まねば。。
2011-01-20 00:19:04