坂本龍一さんインタビュー1~現代のアウラについて~
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くつろいだ態度で娯楽として享受される複製芸術にはアウラがなく、受容する態度が変化しているというのがベンヤミンの主張です。が、ぼくには複製芸術であってもくつろぎではない没入をせざるを得ない対象があります。やはりそこにはアウラがあるのだろうと考えるわけです #popuon
2011-01-22 21:48:57と思ったけど、考えてたらどちらかというと、これまでのテレビ中心の中継、Ust以前のストリーミング、でUst、という技術とそれにかかるさまざまなコストや、技術資本みたいなものに対する権利の問題という、どっちかっていうと芸術のアウラとかいう議論から外れるかも。 #popuon
2011-01-22 22:03:09北米ツアーのUST体験は衝撃的でした。UTAUツアーでも中継は継続され、毎回異なった感動を与えてくれる教授の演奏(音楽的深度)に打ちのめされました。RT @okoyama1977 初めて教授のUstを視聴したときの、これまでの音楽体験…とは異なる、新しい可能性… #popuon
2011-01-22 22:04:05ベンヤミンはアウラの消失を複製技術の進展と重ねて論じたわけだけれど、技術の進歩とは異なり、人の心は不可逆的に変化するものではなかった。コレクターやオタクなどに顕著ですが、人間は実際には大量生産品にもアウラを見出しうるということなのでしょう #popuon
2011-01-22 22:05:19現代の芸術において、何がオリジナルで、何が複製か?そして、そもそも両者の区別は必要なのかどうかから考えなければならないかもです。RT @okoyama1977 今の芸術を取り巻く事態や芸術の本質を理解する上では、LIveとコピーという二元論の前提に立つより・・・ #popuon
2011-01-22 22:08:21私もです。 RT @y_ymj: 北米ツアーのUST体験は衝撃的でした。毎回異なった感動を与えてくれる教授の演奏(音楽的深度)に打ちのめされました。RT @okoyama1977 初めて教授のUstを視聴したときの、これまでの音楽体験…とは異なる、新しい可能性… #popuon
2011-01-22 22:13:13ですので、UST中継とはいえ単発的なものであれば「複製以上オリジナル未満」的な段階に留まると思うのですが、それが継続的になされると「ネオアウラ」的な新たな局面が見えてくるのかもしれないと思いました。 RT @okoyama1977 教授のUst…「可能性の中心」 #popuon
2011-01-22 22:14:08そしてUstには新たなアウラが宿っているのだと思います。物理的制限を超えて、多くの方がリスペクトを持って作品を鑑賞し、「その時」を共有し、繋がる… #popuon
2011-01-22 22:14:48そうか!佐々木敦さんの授業の一環なのですか。それは個人的に、凄く盛り上がります。94年の「ゴダール・レッスン あるいは最後から2番目の映画」以来の大ファンで、大変影響受けております。RT @yuuuuuiiiii コーディネイトしてくださった佐々木敦先生 #popuon
2011-01-22 22:18:05@yuuuuuiiiii @okoyama1977 実は少し前にこんなブログ記事を書いておりました。→http://d.hatena.ne.jp/y_ymj/20110110/1294672277 メモのような内容でお恥ずかしいのですが(苦笑) #popuon
2011-01-22 22:21:14ベンヤミンの言う「アウラ」の一回性=いま-ここ性はどれほど複製技術が発展しようが恐らく揺るがないでしょうが、少なくともそれが芸術の真正性を担保することはもはや不可能、というのが現代。 RT @tkmttkmt: 現代の芸術において、何がオリジナルで、何が複製か? #popuon
2011-01-22 22:22:20デュダメル&ベルリフィル(BShi)を見ながら #popuon を読みかすなど。アウラの所在は?
2011-01-22 22:25:29そうです。この感覚ですよね。「一瞬一瞬、今作っているかのように弾く、そんな弾き方」にまさに「いま」に居合わせる感動というか。 RT @y_ymj: @yuuuuuiiiii 実は少し前にこんなブログ記事を書いておりました。→ http://ow.ly/3Ilu9 #popuon
2011-01-22 22:32:18韓国公演4pmの「千のナイフ」はまさに作っておられました(笑) RT @okoyama1977: 「一瞬一瞬、今作っているかのように弾く、そんな弾き方」にまさに「いま」に居合わせる感動 RT ブログ記事→http://ow.ly/3Ilu9 #popuon
2011-01-22 22:40:04DVDで「4'33"」を体験する人は、2つの空間の音を聴く。 RT @yuuuuuiiiii @fishmans_love @skmt09 @fabulousbeat @designers_union RT ピアニストがいない「4'33"」にも人はオーラを感じる #popuon
2011-01-22 22:42:26それですよね! RT @chilican_tw: ベンヤミンはアウラの消失を複製技術の進展と重ねて論じたわけだけれど、技術の進歩とは異なり、人の心は不可逆的に変化するものではなかった。 #popuon
2011-01-22 22:45:38そして、これまではその居合わせる「権利」が極めて限定的であり、独占的だった。 RT @y_ymj: 韓国公演4pmの「千のナイフ」はまさに作っておられました(笑) RTまさに「いま」に居合わせる感動 RT ブログ記事→http://ow.ly/3Ilu9 #popuon
2011-01-22 22:51:00skmtsプロジェクトで思ったことだけど、坂本龍一の音楽"だけ"で、あれだけ多くの人が集まり協力して、ひとつのことを成し遂げようと思ったかな。オーラはもっと総合的なもので、人柄や発言・行動もが重なっていると思う。いろいろ知っていくほど、深みが増す、というか。 #popuon
2011-01-22 22:55:46ですー!#popuon上での議論、すごく刺激的。そして改めてTwitterすごい! RT @never1968: @yuuuuuiiiii 唯さーん!@okoyama1977は僕の会社の同僚ですー。大阪支店なのでなかなかリアルには会えませんが。よかったら絡んでみてくださーい
2011-01-22 22:59:11坂本龍一の音楽哲学対談2冊。吉本隆明『音楽機械論』(ちくま学芸文庫)と大森荘蔵『音を視る、時を聴く 』(ちくま学芸文庫)を再読して、「音」と「音楽」と「オーラ」を考えてみよう。 #popuon
2011-01-22 23:02:21そういう意味では、教授のUstの試みはある種の政治闘争というか、これまで独占されたきた芸術受容の権利をアーティストとその受容者に取り戻す活動だったとも読めますね。 RT @y_ymj: それを不特定多数に(しかも継続的に)ぱっと開放してしまった教授はスゴイ方です。 #popuon
2011-01-22 23:11:36なるほど!そして純粋に「音楽の奥深さ」を体験できる貴重な機会になりましたね。 RT @okoyama1977: 教授のUstの試みはある種の政治闘争というか、これまで独占されたきた芸術受容の権利をアーティストとその受容者に取り戻す活動だったとも読めますね。 #popuon
2011-01-22 23:22:17私はむしろ「開放(政治闘争)」を否定的に見てます。「開放」はすなわち"資本主義的な音楽の営み"の「解体」に他ならないわけで、この"営み"を十二分に謳歌してきた教授が自らが「解体」を行うことに都合のよさを感じなくもないですね。 @okoyama1977 @y_ymj #popuon
2011-01-22 23:55:20#popuonとっても面白いんでベンヤミンを読み返した。せっかく議論でいろいろ考えたのでメモった。多くの人と共に考えを深める機会が持てて本当に素晴らしいと思う。http://bit.ly/dPEuj7
2011-01-22 23:55:36