公共的観点からの権利「自主放棄」の可能性 / 高性能な製本機の個人所有や委託製本の可能性について
- ttt_ceinture
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ケイルは04年の日本語インタブ記事 http://bit.ly/ejTfb1 では、Internet Archiveのウェブページ保存の機能(誰でも知ってる)、容量問題(技術的解決対象)、
2011-02-18 01:19:26クリエイティブ・コモンズでの発表(行う動きが活発にならなかった・目立たなかったため、現在の日本では色合褪せて見える)、それらによるライブラリーの実現、といった耳慣れた話が目立つが、
2011-02-18 01:20:39注目すべきはパブリックドメインの展開、ブックモービル、NPO「Anywhere Books」の要素で、それぞれ、「著作権失効による自動的登録」以外の可能性、PC/リアルスペースの複合状況によるデジタルディバイド緩和や低年齢層への教育コスト対策、NPO設立による活動の展開だと思う。
2011-02-18 01:24:223/28に阪大で来日後援か…。RT @stokizane: Internet Archive の Brewster Kahle 氏の関西での講演会が決まりました。http://tokizane.jp/tokizane/Ref/BrewsterKahle-KoenAnnai.pdf
2011-02-18 01:42:45おや、こんな動きも。RT @hatebu_it ボイジャー、世界標準の電子出版インフラ構想に参画: //非営利団体Internet Archive(代表 ブルースター・ケール)と提携し、同団体が推進する世界標準の電子出版配信インフラ構想 http://bit.ly/cmFnPD
2011-02-18 01:45:53そういえば。これだけ書店や出版にかかわっている人がいそうなTLなんだから聞いてみたいことがあったんだ。ホットメルトやホチキス+製本テープではなく、ルリユール(手製の綴じ方)でもない業務用の製本機技術水準が、民生機として手ごろな価格帯で登場する可能性はあるのだろうか?
2011-01-22 00:05:56ルリユールは「お気に入りの本なんだから自分で装丁してみたいよね(にっこり」という効率度外視の趣味路線だし、ホットメルトやホチキス&製本テープは耐久性か開きに限界がある。十分な製本機械が個人所有枠で普及しさえすれば、データからのカスタマイズの範囲内になる。
2011-01-22 00:09:51機械の生産コストのためにホットメルトが個人出費で買える価格帯の上限なのか、それとも市場が成立してないから個人機としての価格競争になってないだけなのかがいまだによくわからない。プリンタやスキャナだって昔は業務用しかなかったんだし、バインダ(製本機)が出現してもおかしくないはず。
2011-01-22 00:13:09書籍価格について人は不平不満を言うけれど、書籍価格は流通費と倉庫費が価格に上乗せされているからそうなっているのであって、データで管理できるようになれば、低価格化は必至になる。版元に倉庫費を負担させず高水準で個人製本あるいは個人からの受注委託製本ができれば解消できるはずなのでは。
2011-01-22 00:16:09高強度&自動の安価な製本機が登場するだけで全く情勢が変わるはずなんだけど、一体何が阻んでいるのかがまだ掴めていない。機械の生産コストなのか、需要が無いだけのことなのか。需要が無いならデータ販売と委託製本業が出現すれば、一歩手前まで来ると思うのだけど。
2011-01-22 00:25:37農作物か何かのように一方的に生産され、放置されることを余儀なくされ、それに対して「版元の個別の善意」を当てにするあり方に、漠然と従ってる空気に納得できないものがある。そのくせ口では逆の書籍観を謳う人が多すぎ。じゃあそんなあり方を是認するなよと言いたい。アリバイか何かなのかと。
2011-01-22 00:29:53@ttt_ceinture それはつまり糸綴じできる製本機械が個人所有できるくらいになる日はいつ来るのか、ということでしょうか。ホットメルトでも精度がきちんとしていれば業務用として通用するわけですし。
2011-01-22 00:14:23.@higegeneral ホットメルトってファイルにあらかじめ塗りこんであるものとはまた別のものがあるんですか。サーマバインドのホットメルトを念頭に言ってました。あと、近年の版元の刊行物は糸綴じではないような。
2011-01-22 00:17:54@ttt_ceinture サーマルバインドのホットメルトは本文用紙(丁)の結合と表紙張りを同じホットメルトでおこなうから強度に問題があるわけですよね。網代綴じとか中綴じ、糸綴じなどで本文用紙をきちんと固定できていれば、ホットメルトで表紙を固定する分には問題ないと思ったのです。
2011-01-22 00:26:05@ttt_ceinture この前ちょびっと話題になった三省堂の店頭自動製本機(ブックエスプレッソ)も、綴じなしのペラ丁にホットメルトですからね。ただあれはサーマルバインドではなくて、チップ状のホットメルトを完全に溶かしてから塗布したあとに表紙を貼り付けているので大分強度がある。
2011-01-22 00:31:42ブックエスプレッソ、よくできてるみたいですけど、いまのところ業務用の機械のようですね。個人所有もちょっと難しいサイズ。@higegeneral
2011-01-22 00:40:28@ttt_ceinture 現在の文庫・新書・叢書などの接着剤製本は、かなりなものだから、あれが使えるようになるといいですね。書籍用紙は需要があれば出回るようになるだろうな。
2011-01-22 01:30:21で、これは教育費や情報に支払うコストにそのまま反映されるわけだから、格差の再生産の問題に間接的に関わることだろうと思っているんだけれども。
2011-01-22 00:32:04データ販売と委託製本業と言ったけど、この間には通販業がありうる。そもそもアマゾンはなぜ成立したのかというと広大な国土を持つアメリカにおける通販業が先行していたからで、それは運送網の完備が下敷きとなっている。日本でコンビニが通販の業務委託を手がけるようになった背景もここにある。
2011-01-22 00:46:35こうした運送の委託業務と連動して、かつては地理的な拘束が強かったレンタル業がネット通販のように拡大したわけだけれど、書籍の場合、「販売」のみが運送業と関わっているので価格の変化に反映されなかった。しかし製本と販売も入ってくると別の展開になるんだろうと見ていた。
2011-01-22 00:48:24.@sdt キンコーズでは、デザインの種類が少なすぎて広範囲の需要を想定できないため、データ販売と連動したとしてもそもそもヒットするとも思えません。
2011-01-22 00:36:55@ttt_ceinture 確かにオンデマンド系のサービスはバリエがないですね。デザインの問題になってくると思うんですけど、印刷製本会社orキンコーズ系とデザイン会社がタッグくんでオンデマンド&簡易製本っていうのは、デザイン企画屋の誰かが、やりそう。
2011-01-22 00:40:10