バタフライ・エフェクト(草稿)

以前まとめた、「現代語訳『熱田の深秘』」の解説。 http://togetter.com/li/900336
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ほおづきン @kagachi_ecm

なんか時代が悪いな。 別に政権批判を書いているつもりはないのだが、右も左も、この文脈は、政権批判だと思うでしょ? 逆に、学問的に、ここまでは書けるというか??

2016-01-13 19:49:24
ほおづきン @kagachi_ecm

有り体に、〆の言葉を、挿入すれば「バタフライ・エフェクト」が終わるのだが、もう少し考えてからにする。

2016-01-13 19:50:18

余話

ほおづきン @kagachi_ecm

あれ?ひょっとすると「寛平縁起」より『熱田の深秘』の方が古い要素があるよね?とかいうと「お前、バカなんぢゃねぇ?」とか思われるのかな?だって、例えば〈第六天魔王譚〉なんか一般には平安後期には成立していたとされる。

2016-01-21 19:58:09
ほおづきン @kagachi_ecm

(まあ、個人的には第六天魔王という〈魔〉は「かまくらクライシス」の構造を受けていて、鎌倉時代に入ってからの成立だと思うんだけど)その点だけでも、古い要素として指摘できるよね。

2016-01-21 19:58:37
ほおづきン @kagachi_ecm

視点を変えれば、例えば9世紀の初めには多度の神宮寺の資財帳で、いわゆる神身離脱が語られるでしょ?国号の由来についても〈第六天魔王譚〉成立以前には存在していて、寛平とか延久に神仏習合の色合いの少ない縁起があったということ自体が、復古的な歴史観に裏打ちされていて、少し新しい考え方。

2016-01-21 19:59:24
ほおづきン @kagachi_ecm

伊勢でいえば、両部神道が『熱田の深秘』で、伊勢(度会)神道が「寛平縁起」。逸話についても、「寛平縁起」が記紀神話を参照し直したような所があるけど、存外に『熱田の深秘』の逸話と共通(あたりまえか?)してて、ヤマトタケルの死後に急にヤマタノヲロチの話になるのも、教理編っぽい飛躍が。

2016-01-21 20:00:13
ほおづきン @kagachi_ecm

済度(さいど) 8 18註  化度(けど) 18 23 化度は教化済度の略だけど意味は、そんなに変わらない。神代と皇代で、使用する用語が違う好例。白山権現(イザナミ)と熊野権現(イザナギ)が使ってるのも興味深い。

2016-01-29 19:49:40
ほおづきン @kagachi_ecm

化身(けしん) 21註 23 24 25註 26 28 29註 40 41 という言葉は教理編にしか見えない。

2016-01-29 19:52:30
ほおづきン @kagachi_ecm

天照大神(あまてらすおおみかみ) 3 4 5 6 7 8 9 10 12 13 14註 23 35 36 37 39 46 伊勢大神宮(いせだいじんぐう) 15 16 27 28 36 37 38 42 43 44 52 53 54 57

2016-01-29 19:52:53
ほおづきン @kagachi_ecm

今の感覚でいえば同義語のような、天照大神(てんしょうだいじん)と伊勢大神宮にも使い分けがあって、天照大神は神代にしか見えなくて、教理編に登場するのは伊勢大神宮を意味してなくて、熱田神宮の垂迹関係を説明するのに使われるだけ。

2016-01-29 19:55:30
ほおづきン @kagachi_ecm

一定期間(中世全般とか)に出た資料を網羅して、その異同をあたるのもいいけど、個人的には、もう少し、コーパス的な1つのテキストについて、何が言えるのかが調べられてもいい気がする。

2016-01-29 19:57:16
ほおづきン @kagachi_ecm

めんどうくさいというのもあるけど、子供むけの解説なので、簡略化して、なんかスゴいことが分かったとするには、『熱田の深秘』のテキストに深く入っていく方が、得策だったんだよね。

2016-01-29 19:58:45
ほおづきン @kagachi_ecm

索引を自分で作ってみる価値はあるという話。

2016-01-29 20:00:54
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