浜風の小さなクリスマスプレゼント

竹村京さん(@kyou_takemura)の書いてくださった、落ちぬい二次創作です。 今回は浜風のクリスマス時のお話。 ほのぼの小市民主婦な浜風の一幕と愉快な仲間の情景をお楽しみください。 続きを読む
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竹村京 @kyou_takemura

すっかり短くなった煙草をコーンスープの缶に放り込み、歩き出す。その手には、目を凝らしても見えないほど薄く、浜風も気付かなかったほど微かに唇の跡がついた手作りのクッション。#落ちぬい二次

2015-12-26 01:15:33
竹村京 @kyou_takemura

「はい、おやすみなさい。兵頭さん」 小走りに庁舎に戻っていく兵頭の背中が見えなくなるまで、浜風は見送っていた。#落ちぬい二次

2015-12-26 01:16:50
竹村京 @kyou_takemura

兵頭の指の感触が残る小指を胸に寄せる。 またここで、兵頭と星を見る約束。 それは本当にちっぽけで、けれど浜風にとってはとても大切な、浜風だけのプレゼントだった。#落ちぬい二次

2015-12-26 01:17:53

後書き&おまけ

竹村京 @kyou_takemura

ああ、久しぶりに浜風を思う存分書けてほんと幸せ…… #落ちぬい

2015-12-26 01:24:02
竹村京 @kyou_takemura

浜風が兵頭おじさんと幸せになれるように願って書き、書き終わると浜風が俺じゃなくて兵頭おじさんを選んだことに強烈な嫉妬を覚えて悶絶するまでが1サイクルです。現在嫉妬中 #落ちぬい

2015-12-26 01:46:34
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