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ヘリガ・カーオ(Helge Kragh) 20世紀物理学史 訳者による紹介

ヘリガ・カーオ(Helge Kragh)『20世紀物理学史』(原題 Quantum Generations) の本の内容を、訳者のひとりの有賀暢迪(ありが のぶみち)さんが紹介しています。
科学 科学史
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名古屋大学出版会 @UN_Press
【新刊】H.カーオ/岡本拓司監訳/有賀暢迪・稲葉肇他訳『20世紀物理学史――理論・実験・社会』(上下巻) 論理と閃きのダイナミクスとしての百年を一望。全領域をバランスよく記述する名著、待望の邦訳。→ unp.or.jp/keyword/20%E4%…
名古屋大学出版会 @UN_Press
【新刊続き】H.カーオ/岡本拓司監訳/有賀暢迪・稲葉肇他訳『20世紀物理学史――理論・実験・社会』上巻 栄光と失敗、論理と閃きのダイナミクス――量子力学と相対論という二つの革命から始まった「物理学の世紀」を一望する名著、待望の邦訳。→unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…
名古屋大学出版会 @UN_Press
【新刊】H.カーオ/岡本拓司監訳/有賀暢迪・稲葉肇他訳『20世紀物理学史――理論・実験・社会』下巻 第二次大戦を経てビッグ・サイエンスに至るまで――華々しくも苦難に満ちた物理学の100年を確かな筆致で全領域にわたりバランスよく記述。→ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…
有賀暢迪(科学史の人) @ariga_prdgmmkr
【お知らせ】共同で翻訳した『 #20世紀物理学史 』が刊行されました。20世紀の物理学を、理論や実験の展開はもちろん、政治・経済との関わりなども含め総合的に記述した本です。数式をほぼ使わず、それでいて高度な内容まで扱っています。[続く]goo.gl/jV508q
有賀暢迪(科学史の人) @ariga_prdgmmkr
[続き]原書は1999年に出版され、科学史の基本図書となっています。今回の日本語版では、原著者の協力のもと、全面的な増補改訂を行いました。物理学に興味のある方も、現代史に関心のある方も、ぜひ手に取ってみてください。#20世紀物理学史 goo.gl/jV508q
Hajime Inaba @inenoha
物理学の正統である学説史や制度史・社会史のほかに,20世紀初頭の物理学界を席巻した「電磁気学的世界観」や,自然定数の間の関係に宇宙論的な含意を見出したエディントンの理論など,思想的な内容も豊富な『#20世紀物理学史』をみんなで読もう!amazon.co.jp/dp/4815808090/

原書は
Helge Kragh (1999, paperback 2002)Quantum Generations: A History of Physics in the Twentieth Century. Princeton University Press.
出版社による紹介ページ http://press.princeton.edu/titles/6683.html

著者の業績紹介ページ
コペンハーゲン大学 ニールス・ボーア研究所http://www.nbi.ku.dk/english/staff/?pure=en/persons/70394
オーフス(Aarhus)大学 http://pure.au.dk/portal/en/helge.kragh@ivs.au.dk

ここから内容紹介です。

『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
ヘリガ・カーオ『 #20世紀物理学史 :理論・実験・社会』 bit.ly/1CGpZmH 各章の内容や特色を紹介していくbotです。紹介文の作成者は、訳者のお一人である有賀暢迪先生 @ariga_prdgmmkr

第1章

『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
#20世紀物理学史 』第1章「世紀末の物理学」は、1900年頃に物理学者たちが思い描いた世界像がテーマです。古典物理が完成し、ニュートン力学で説明できないことは何一つないとされた、というイメージが見事に裏切られます。詳しくは本書で。goo.gl/jV508q
『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
#20世紀物理学史 』19世紀末ごろに物理学者たちの想像力を捉えたのは、力学よりもむしろ、熱力学や電磁気学のほうでした。さらには多次元空間や「物質は死んだ」という主張も入り混じって……混沌とした思想状況が浮かび上がります(第1章)。goo.gl/jV508q
『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
【エネルギー】19世紀の終わり頃に活躍した物理学者の中には、物質よりもエネルギーのほうが本質的、もしくは重要と考えた人もいました。マッハやオストヴァルトが特に有名ですが、フランスの指導的物理学者、ピエール・キュリー(マリーの夫)もその一人でした。《#20世紀物理学史 第1章より》
『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
【エーテル】宇宙全体を満たしている「エーテル」なるものによって、重力や電磁気や化学現象を説明する試みが、19世紀の終わり頃には盛んでした。そうした試みの中には、意外なことに、「反物質」や4次元空間といったモダンなアイディアも顔を出しています。《#20世紀物理学史 第1章より》
『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
【物質の進化?】フランスの心理学者ルボンは、あらゆる物質は放射線を出しながら溶けていき、最後はエーテルになるという説を唱えました。20世紀初頭、ルボンの本は一般の人々からたいへんな支持を得、またある程度まで、科学界の時代精神を代表していました。《#20世紀物理学史 第1章より》

第2章

『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
#20世紀物理学史 』第2章「物理学の世界」は、20世紀初頭の物理学者コミュニティを扱います。世界の物理学者人口は1200~1500人だった、など定量的に書かれているのが特長。英仏独に加え、アメリカが物理学大国への道を歩み始めます。goo.gl/jV508q
『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
【1900年の物理学者数】ある研究によると、その人数は全世界で1,200~1,500人だったといいます。そのうちの約半分は、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカの4か国で占められていました。日本については、大学所属の物理学者は8人となっています。《#20世紀物理学史 第2章より》
『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
#20世紀物理学史 』の第2章では、20世紀初頭の代表的なジャーナル(学術誌)についても書かれています。『フィロソフィカル・マガジン』や『アナーレン・デア・フュジーク(物理学年報)』が往時を代表する雑誌だったこと、ご存知でしたか? goo.gl/jV508q
『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
【ジャーナル】20世紀初頭に格の高かった物理学の専門誌といえば、ドイツのAnnalen der PhysikとイギリスのPhilosophical Magazineがまず挙げられます。ちなみに、前者のリジェクト率は、せいぜい10%ほどだったとか。《#20世紀物理学史 第2章より》
『20世紀物理学史』bot @Quantum_G_bot
【物理学の国際会議】記念すべき第1回は、1900年にパリで開かれました。招待論文をテーマ別に見ると、一番多いのは「電気と磁気」(24%)で、次が「力学・分子物理学」(20%)。「磁気光学、陰極線、ウラン線」に分類される報告は全体の1割弱でした。《#20世紀物理学史 第2章より》
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